市議会発&初のアンケートを明日1/25(金)からお願いします!

議会基本条例制定を進める特別委員会(石橋光明委員長)を開催した前日(17・木)、委員14名中11名が出席し、議会として初めて取り組むアンケートについて、市議会だより2月1日号に掲載する記事の確認と、回収箱の製作を行いました。

議会というところは、事務的なことは事務局職員にやってもらうものだという考え方で進められてきた面が多いのですが、議会改革については議員自らが、不得意でも下手っぴでも、できる限り自分たちでやっていこう、ということで…こんな光景になりました。まあ実際には事務局の蔭のサポートあってのことですが…。

 

 

 

一昨年2月に、市民とともに議会改革を学ぼうという趣旨で、初めて講演会を企画し、その際には正副議長以下の有志で駅頭に立って、PRを行いました。

今回もそのような取り組みになっていくと思いますが、アンケートはまず、市議会だより2月1日号の8面全部を使ってお知らせすると同時に、アンケートそのものを刷り込みますので、切り取ってそのままFAXしていただけるような作りになっています。

公民館や図書館、市役所1階の情報コーナー、スポーツセンター、子育て総合支援センターころころの森にも置かせていただくお願いをさせていただき、本日(24日・木)、委員で手分けをして設置してきました。

期間は1月25(金)から3月1日(金)。

ぜひともご協力いただけますようお願いいたします。

 

 

生活文教委員会の報告(生涯学習計画ほか)

今日午前中に開かれた市議会生活文教委員会。

昨年6月以降、所管事務調査事項としている「生涯学習計画について」を議題とし、所管からの説明を受けた後に質疑&意見を申し述べました。

 

昨年9月議会で初めて報告を受けた際に、「形ばかり策定しても意味がないので、じっくりやるべき」という指摘が各委員からあったことや、その後の委員会での経過についても以下のようにお伝えしてきました。

2012年10月23日記事:せっかく作るならちゃんとしたものにしてほしい「生涯学習計画」
2012年11月15日記事:生涯学習計画についての議論

 

私自身は委員会での議論だけでなく、経過をできるだけ正確に把握したいと思い、本丸の生涯学習協議会をはじめ、公民館運営審議会、社会教育委員の会議、そして先週は教育委員会の定例会議も傍聴してきました。

 

今日もそれを踏まえ、かなり発言をさせてもらいました。1章から4章で成る計画案のうち、今日は具体的施策を示す4章は調整が間に合わなかったということで提示されませんでしたが、それ以外の点をできるだけ手短に報告します。

 

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明日、市民発&初の企画「議会ってなんだろう-市民と議員が語り合う会」開催

穏やかな青空が広がっている1月11日午後の東村山です。

さて、「議会を知りたい市民の会」の皆さん主催の「議会ってなんだろうー市民と議員が語り合う会」が明日12日(土)午後2時から開かれます。

昨年末に全議員にお声掛けいただきましが、島田久仁副議長、福田かづこ議員、伊藤真一議員、大塚恵美子議員と私の5名が市議会からは参加させていただくようです。
市民主催の呼びかけがあって超党派で議員が出席するというのは、保育園・学童クラブの障がい児連絡会の皆さんの集まり等、様々なテーマの当事者の方たちの会としては時折ありますが、議会全般を対象とした形では初めてのことと思います。
問う人と答える人、というような構図ではなく、ざっくばらんな話ができたらと願っています。
私は主催者ではありませんが、市民の方たち主催のこのような企画がぜひ根付いてほしいという思いを込めて、ご案内させていただきます。
詳しくは、同会HPをご覧ください

 

映画「むかしMattoの町があった」のご案内

1月27日(日)午後2時から、ミニ講演会とイタリア映画「むかしMattoの町があった」上映会が開かれます。

市内のNPO法人けやき の皆さんが、バザーリア映画を自主上映する180人のMattoの会 の協力を得て開催されるとのこと。

会場は東村山駅西口ビル内公益施設サンパルネ2階のホール。

私は以前から存じ上げている市内のグループホーム「みのり荘」の方から情報をいただきました。

 

昨年だったでしょうか。これもみのり荘の方に教えていただいて知った、精神病院を全廃したイタリアの映画「人生、ここにあり!」を観に行き、温かな気持ちに包まれ、大いに涙しました。

今回も派手な映画ではないと思いますが、市内でこういうことに地道に取り組んでくださる方たちに感謝です。

観に行ってみようかな、と思われた方は、「NPO法人けやき」さん、あるいは私でもOKです。ご一報ください。

条例制定について、ぜひご意見を!

11月29日から12月19日まで開かれた12月議会は、街を二分するような大きな議案はありませんでしたが、第2次地方分権一括法の影響で国や都から市に下りてきた事務に関する条例改正が多く提案され、いずれも可決されました。

ただ、新しく条例をつくる際に、市民意見の聴取をせずに行った点については、今後の見直しを強く求めました。

初心に返る。

新しい年がスタートしました。

東京は比較的穏やかなお正月だったように思いますが、大震災からまもなく2年。津波の被害に遭われた方たち、そして原発事故で暮らしを奪われた方たちにとっては、まだまだ何も進んでいないわけですし、子どもたちを中心とした被曝の影響も、未来に向かって全くわからない状況が続きます。

命を脅かす深刻な事態は何ら変わっていませんし、すっかり報じられなくなった分、余計恐ろしさを感じるこの頃です。

年の暮れに政権が替わり、少し前まで自分たちの行ってきたことが無かったことのように国を語る人たちもいるようです。しかし私たち大人たちは、起きてはならないことが起きたことの重さを決して忘れることなく、その対応にこそ国を挙げて全力を傾けなければいけないし、再び起きた時には取り返しがつかない事態になるということを常に念頭に置きながら、日々最善を尽くさねば、と思います。

 

私自身は、無所属の地方議会人として働かせていただいて、今年5月で10年が経とうとしています。

年の初めにあたり、10年前を思い出していました。

「学び続け、動き続ける」「1票を持たない子どもたちの声を政治に活かす」「制度の狭間に光を当てる」。

いつの間にか東村山市議会という小さな社会の中の常識にとらわれ、慣れを生んでいる面がいろいろあると感じます。

一人の声を丁寧に聞き、考え方の違う方たちとも大いに議論し、小さなことでも形にしていく。そんな一年にしたいと思っています。