議会基本条例施行(来年4月)に向けた作業開始&問題提起

今日午前中は、議会運営委員会(3名以上の会派で構成)を拡大し、私たち1人会派も入った会議が初めて開かれました。
先週の議会基本条例制定に伴って急務となった例規の追加や修正作業と、通年議会導入に向けた会議の2班を編成。
例規改正チームは14名、通年議会チームは11名で、1人会派4名は両方に入ります。

「例規」は基本条例特別委の正副委員長だった石橋(光)&福田両議員が正副座長となり、関係例規の改正が必要となる14条(全19条のうち)について、各委員で手分けをして1/8までに叩き台を持ち寄ることになりました。条文によってはかなりハードな年末年始の宿題になりそうです。
今後の会議は1/14(火)10時、1/16(木)13時半、1/21(火)9時半とおおむね週2回のペースで2月半ばまで重ねていく予定です。

「通年」は伊藤&奥谷両議員が正副座長となり、次回会議は1/9(木)10時です。

いずれの会議も、議会運営委員会の所管事務調査事項として取り組むため、委員ではない私たちを加えた会議は「非公式」&でも「公開」という形式で進めます。傍聴自由、電子機器持込みやホワイトボード使用もOKという、議会基本条例特別委のワーキングと同じ形でいきます。

ところで、今日の会議の最後に、私は一つの問題提起をしました。

それは矢野穂積議員(草の根)以外の8会派で共同提案した議会基本条例に対し、3人会派「東村山を良くする会」の朝木直子議員が反対した件についてです。代表者会議にも議会運営委員会にも特別委員会にも委員を出している会派の態度として私は異論があります。
市長提出議案への賛否で会派内で分かれることはあるかもしれませんが、「会派とは」も含めて定めた議会運営の基本のキを議会自らが責任を持って決めた条例を、1名だけがあからさまに否定したことについては、会派として説明が不可欠だと考えますし、それを問わない正副議長、議会運営委員会の姿勢にも大いに異議ありです。

朝木議員は、定例議会初日の「会期の決定」や「議案や請願の付託決定」「委員会委員の指名」等々の議会運営についての議決にも一部を除いて、ことごとく矢野議員と共に賛成をしません。矢野議員は協議の場に加われないのであずかり知らぬ、だから賛成しない、という点で一定の筋があると思っています。が、「良くする会」は奥谷議員が協議に参加しています。
これまで、何度となく正副議長や議会運営委員長に対して、「少なくとも、なぜ賛成しないのか確認すべし」と申し上げてきましたが、スルーが続いてきました。
議案への賛否も含め、朝木議員は以前と同様に矢野議員と一致することが多く、とても3人会派の体を成しているとは思えません。

今日から始まった例規改正作業も、「任意の参加」としたことを受けて、矢野、朝木両議員だけが不参加となりました。私たちは、来年度から市民向けに「議会報告会」や「意見交換会」を開き、市長には新たな資料提出を求め、議員間では自由討議を実現しようとしていますが、それを否定し、妨害だってしかねないのではないかと危惧するところです。
現に、12月議会最終日終了後に開かれた議会報編集委員会で、議会基本条例の報告に次号の紙面を大きく割くことに対して朝木議員は、「市民の関心があるとは思えない」「矢野議員の反対意見も載せるべき」旨、良くする会の代表として参加しているとは到底思えない意見を重ねて主張していました。今後が本当に思いやられるところですし、なあなあで済ませてよいこととは思えません。

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