渡部市長 3選出馬を明言

こんにちは、佐藤です。雨が間断なく降っていますね。

9月議会初日に行われた市長の所信表明に対する4会派からの代表質問が先ほど終わり、散会となりました。
明日・9月2日と4日、5日は6名ずつ一般質問に立ちます。
明日は10時から車イスで駆けつけるであろう大塚議員、その後が私です。

私は今回、「1.東村山市におけるマイノリティ支援について」として、1)LGBTへの理解と支援について 2)定住外国人の市政参加について 3)視覚障がい者の外出保障について 4)父子家庭の支援について 等を扱い、「2.中央公民館耐震化工事について」としていくつかの気になる点を質すことにしています。

お時間ありましたら、ぜひ傍聴にいらしてください。

さて、渡部尚東村山市長は、本日午前中の石橋博議員(自民)の代表質問「来春行われる市長選への出馬を期待している。決意を」に答える形で、3選出馬への強い意欲を表明しました(10:45頃 ※写真は6月議会録画配信のもの)。
市長

このタイミングで自民党(まれに公明党)議員からの質問に答える形で次期への姿勢を明らかにする、というのは4年ごとに繰り返されていることなので、今日もそれを予測してでしょう…報道関係者の姿が傍聴席にありました。明日の朝刊に載るはずです。

私のもっぱらの関心事は、水を向けた人たちが、本当に口にした「期待」を形にするのだろうか…という点です。
前回もその前も、現市長にバトンを渡したはずの人たちが対抗馬を担ぎ出し、市長選挙は明確な対抗勢力を加えた三つ巴になりました。
今回もまたぞろその手の噂を耳にする中での自民党会派からの「期待」。
さて、どうなりますでしょうか。

ということで、明日の朝刊は紙面が限られるでしょうから、以下、自分のメモから今日の市長発言の要点を報告します。

渡部市長)
過分なるお褒めと期待に感謝申し上げる。7年4か月はあっという間だった。多くの困難に直面したが、壁を飛び越え、よじ登り、時に打ち破り来た。もちろん私一人の力ではなく、共感し、力を合わせてくださった大勢の方のおかげ。議員各位、市民の皆さま、職員に感謝したい。

初当選の平成19年は財政危機の中で、分岐点になる市長選挙。西口再開発が最大の争点だった。参加と協働で新たな魅力と価値を創造する「生活充実都市」を掲げた。その原点は現在も貫かれている。
財政再建、給与構造改革、事務事業の再構築、総合計画への大勢の市民の参加等を進めた。参加と協働で、分権時代に相応しい自治体づくりを図った。
23年の選挙では、バージョンアップ東村山を掲げて当選させていただいた。未曽有の災害の後で、放射能対策、学校耐震化、防災無線デジタル化等を進めるとともに、東村山版株主総会、みんなで進めるまちづくり基本条例策定など、自治力向上を図ってきた。待機児童解消、第2学童クラブ増設、東村山版算数ドリルでの学力向上なども進めた。
少子高齢化と人口減少傾向の中で、10~15年スパンで取り組む西武線連続立体交差事業、都市インフラの整備、公共施設再生といったハード事業と、子育てするなら東村山を進めるソフト事業を、市民とともに生み出していくことが、選ばれる続けるためには必要。
いわば、バージョンアップ東村山2.0。シティプロモーションや住環境向上など、新たな取り組みを軌道に乗せることも大事。
これまでの取組みには一定の成果があったと自負している。
当初の情熱と使命感はさらに熱く持ち続けている。

この重大な局面において、励ましと期待を市長として最前線で担わせていただきたい。
子どもから高齢者までがより豊かに生活でき、安心と希望が持てるよう、全身全霊で挑戦し続けていきたい。

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