誰もが利用しやすいスポセンを願い

今年もいよいよ押し詰まってきました。
市役所は休日は冷暖房が入らないので、三連休最後ともなると建物全体が冷蔵庫のようです。

さて、市民スポーツセンターのトレーニングルームを利用されていた方が、足に軽い障がいが起きたため、ゆるめのサンダルしか履けなくなってしまったのだそうです。
しかし施設では「つま先まで覆う運動靴以外の履物での利用は認められない」として断られてしまった…と、その男性がご相談に見えたのが10日ほど前。

たまたま夕方の控室に残っていた私のところへ議会事務局職員が「議員ならどなたでもいいとおっしゃっているのですが…」と来たので、30分ほどお話を伺うことになりました。
その方は、同じ話を教育部の生涯教育担当にも伝えて来られたところで、「自分の状態でも安全に使える器具があるので、周囲に注意しながら使いたい」「議会に請願などを出した方がよいでしょうか?」と。
「いやいや、きっと同じ状況で断られながら声を挙げずに引き下がった方が少なからずある話だと思うので、少し時間をください」と申し上げ、所管の次長と話をしました。

「障がいや加齢などによる様々な身体の状態の方がいらっしゃるので、それぞれの状況に応じて利用できるようにしていかなくてはいけないと思っている」ということで…
トラブルが起きないような配慮をスタッフ間で共有できるようにした上で、柔軟に対応することにしたとのこと。

この間、約1週間。速やかに対応されたこと、そして声を挙げてくださったことにも感謝です。
その方も「これで安心して利用できます」と一報をくださいました。
★市民スポーツセンターHP★
以前にも、視覚障がい者の温水プール使用への対応改善を一般質問で取り上げたことがありますが、より一層ていねいな対応が各施設で進むよう、見守っていきたいと思います。

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