議員から出された住民投票条例案と「対案」の中身、そして私の質疑通告書

9月6日に始まった9月議会は来週水曜日(10月3日)に最終日を迎えます。

追加議案として市長から提案があったのは「一般会計補正予算(第2号)」だけですが、約480億円の当初予算に対して21億円強の増額補正で、総額として500億円を超えることとなります。

最も大きな要因は、残高約45億円まで積み上げた財政調整基金から9億3,100万円を取り崩して歳入とし、退職手当基金に積み替えること。次いで生活保護費約4億4千万円増を中心とした民生費(福祉関連費用)約8億円の増額となります。

これについては、その他の点も含め11点の質疑通告を今日夕方に提出しました。

 

そして、議員提出議案として2件が審議されます。

1件目は「市議会会議規則の一部を改正する規則」であり、地方自治法改正を受けてのもので、こちらは全会派の代表者が提案者になっていますので、実質的な質疑はなく、すぐに全員賛成で可決されることと思います。

一方、時間がかかりそうなのが「東村山市のビン缶及び不燃物の処理の方法に関する住民投票条例」です。

これは、保延務議員(日本共産党)、矢野穂積議員(草の根市民クラブ)、奥谷浩一議員(東村山を良くする会)の3議員が提案者となって提出されたもので、8月28日の臨時議会で否決された住民の直接請求による住民投票条例とほぼ同趣旨、同内容に見えます。

条例案の第2条にはこうあります。

前条の目的を達成するため、次の各号の選択肢について、住民による投票(以下「住民投票」という。)を行う。

(1) 12億6300万円で、ビン缶及び不燃物処理のためのリサイクルセンターを新築することに賛成する。

(2) 施設を新築せず、秋水園内の現存の施設を有効利用することに賛成する。

そして、提案者の一人である奥谷議員からは「対案」の中身として以下の紙をいただきました。

不燃物の積み替え、ビン・缶処理の方策についての住民投票条例(案)

 

これを受け、私たちの会派「変わろう!議会・東村山」として次のような質疑通告書を提出しました。

リサイクルセンター議員提案 住民投票条例 質疑通告書

 

8月の臨時議会では、住民発意で行われた直接請求としての住民投票条例案である一方、署名数5700余をどう考えるかについて大塚議員とはかなり議論した結果、以下の討論を行った上で条例案に賛成としました。

議案26号 リサイクルセンター住民投票条例案に対する会派としての討論

また、当日の私の質疑は、お時間のある時に市議会HPの動画配信をご覧いただけると幸いです。

この時の考えの上に立ち、最終日の審議に臨みたいと考えています。

 

 

 

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