新たな補正予算への提案

国の第2次補正予算成立を受けて、東村山市として最優先で予算化すべきと考える事項を会派ごとに提出するように、という議長から提起を受けて、私たちの会派「つなごう!立憲・ネット」では今週月曜日に以下の4項目を提出しました。

総額10億円ほどで、その約半分は既に決まっていると聞くので、残りの5億円ほどをどこに優先的に配分するか、という問題です。本来であれば議会として議論した上で1つか2つに集約するよう合意できれば一定の効力を持つと思い、そのような提起もしましたが、急を要する中で各会派からの項目が多岐にわたっていたので、代表者会議で協議はしたものの難しいと判断。議長を通じて市長部局へ渡して参考にしてもらう、ということとなりました。ですので、各項目が市長部局へ届いたことは間違いありませんが、どう扱われるのかは何とも言えないところです。

1.障害児者及び事業所への支援について

①障害のある人が働く就労支援施設では、新型コロナの影響で仕事が激減したことに伴って大幅な減収となり、工賃や賃金の支払いが難しくなっているところがあると聞きます。 市内事業所の現状を確認し、通常の工賃や賃金を補償するための措置を講じてください。

②新型コロナウイルスへの対応に伴う就労移行支援事業所や就労継続支援A型・B型事業所における臨時的な在宅でのサービス提供を、引き続き市の判断で行えるようにしてください(ex.豊中市)。就労移行支援も就労先の確保が大変難しくなっていると聞きますので、同様の配慮をお願いいたします。

2.検査と医療体制の早期構築について

①清瀬市との共同化を検討しているというPCR検査施設を一日も早く開設し、必要な人に対し速やかな検査を実施できる体制を確立してください。また、医療体制の構築も加速化させていただきたい。これは、市民生活の安心、とりわけ、感染リスクが小さくない中でもサービス提供を継続してくださっている介護・障害福祉サービス事業所や、児童クラブ、保育所等で働く方たちを支えるために不可欠と考えます。

3.「子どもの見守り強化アクションプラン」について

①厚労省通知「子発0427第3号」に基づく当市としての対応を迅速に進めてください。特に、1-(4)や2を踏まえ、児童虐待の早期発見・早期対応を効果的に実施するため、子どもへの支援活動に携わる子育て広場や子ども食堂等を含む様々な民間団体にも幅広く協力を求め、子どもを見守る体制の強化を図ってください。

4.災害発生時を見据えた市立小学校体育館へのエアコン設置について

①コロナ禍における災害発生への対応は、通常よりさらに困難な状況が想定されます。今年度中の整備が予定されている全中学校に加え、災害時の避難所に指定されている市立小学校の体育館へのエアコン設置を進めてください。

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