議会内会派「ともに生きよう!ネットワーク」結成について

昨日5月7日付けで、大塚恵美子議員、白石えつ子議員とともに議会内会派「ともに生きよう!ネットワーク」を結成し、届け出ました。

東村山市議会基本条例では、第4条で「会派」について次のように定めています。
1.議員は、個人又は複数の議員で会派を結成する。
2.会派は、政策を中心とした同一の理念を共有する議員で構成し、活動する。

あれ?一人きりで頑張るんじゃなかったの?というお声を早速いただきました。
確かにわかりづらい面があると思いますので、少し説明をさせていただきます。

大塚さんと白石さんは東村山生活者ネットワーク所属の議員であり、私は政党や団体の支援を受けない無所属議員であることに何の変わりもありません。

その上で、議会内会派を3名で組むことにしたのは、次のような理由からです。

・規則上、議会運営の根幹を方向付ける代表者会議には、3名以上の会派だけが参加できるため、事前の情報によれば、自民(7名)、公明(6名)、共産(4名)だけによる運営となる可能性が高く、多様な議論が十分になされない恐れが強い。
・直近の4年間でようやく目に見える形で改善を図ることができた議会改革を遅滞なく加速させるためには、議論の最初から全ての過程に参画することが重要。
・公開と参加・協働を掲げる渡部市政の3期目が、より多様な参加できめの細かい政策展開を図るようチェックするとともに、会派としても一人の議員としても大いに学び合い、政策提案を続ける必要がある。

私自身は12年間の中で2度、通算で3年と少し、他の議員と会派を組んだことがあります。
7年目~8年目には大塚さんと薄井さんと「変えよう!議会・東村山」を、9年目の1年間は大塚さんと奥谷さんと「変わろう!議会・東村山」をそれぞれ3人で組んで活動しました。
複数の議員で会派を組むということは、自分の主張をいつも100%自由に展開、発言できるのとは違う不自由さがあります。
個別の政策についての違いはいろいろありますので、一人だったら不要な「調整」に時間とエネルギーも必要になります。
十分な協議の結果、賛否が会派内で分かれることもあり得ると思っています。
その場合は、どのような議論の上でなぜ結論が割れたのかをちゃんと説明します。

様々な経過から、1人や2人の会派が議論に全く参加できなかった時代が長いので、12年前に初当選直後からその改善を提起し続けてきました。その結果、4年ほど前から段階的に扱いが改められ、1人会派でも議会運営委員会に参加できたり、大きな会派だけでほぼ独占してきた各種の人事についても門戸が開かれるようになりました。
3人会派として臨む今期においても、少数会派の扱いをさらに改善するよう提起を続けたいと思っています。

4年間の任期のうち折り返し点の2年が経つと議長以下の全ての人事が交替となります。
まずはその時点をめどに、オープンかつ積極的に活動していきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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