都議会はどうしたら変わるのだろう?

早稲田大学マニフェスト研究所が興味深い資料を公開してくれました。
都議会の実状
議会費は全国最高額(年総額61億6,900万円/議員一人あたり年額4,857万円余)、政務活動費も全国最高額(議員一人あたり年額720万円)の上にネット公開はされず、開示を求めれば墨塗りだらけ、議会基本条例を制定することもなく…といったことは知っていたけれど…

議員あたりの議会事務局員数も最多、住民との対話の機会はつくらず、公聴人や参考人の活用もせず、議員間討議も一問一答も無し等々、東京都議会の実態は知れば知るほど…なことがよくわかります。
議員報酬(月額102万2千円)が、ボーナスの基礎算定時には1.4倍された上で支給月数と掛け合わされることもあまり知られていません。

議会改革先進県である三重県議会も鳥取県議会も、北川知事、片山知事という改革派の知事の登場によって危機感を抱き大きく変わったという前例もあるので、小池新知事がどれだけ緊張感ある関係を築けるのかにも注目したいと思いますが…本当に変わるには、何よりも住民(都民)の厳しい目が不可欠です。

来夏は都議会議員選挙。
私は仕事柄お会いすることが時々ありますが、自分が暮らす選挙区の都議会議員の顔と名前を把握している方はどれほどいるでしょう?
東村山市は東大和市と武蔵村山市と3市で北多摩1区という選挙区になっており、以前は定数3のうち3人ともが東村山市民でしたが、今は2人は東村山市に、1人は東大和市に住んでおられます。

私も住民の一人としてもっと意識を高めて都議会を見つめなければと思います。

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