明後日から始まる3月定例市議会。
市長からは議案第1号～22号までの22件が本会議で提案される予定です。
また、議員提出として３件の条例改正を予定しています。
告示日だった先週金曜日（22日）以降、市議会HPで全ての議案書にリンクし、内容を読んでいただけるようになっています。尚、こういう形で議案全文をすぐに見ていただけるようになっている議会はまだごく少数。遅れているところも多々ある東村山市議会ですが、プラスはプラスとしてたまには宣伝でございました。
さて、市長提出議案のうち、政策総務、厚生、環境建設、生活文教の４つの常任委員会に付託して審議することになりそうなのが、次の13件です。
1号「非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」は政策総務委員会（3月5日・火10時～）へ
2号「市立共同利用工場施設条例の一部を改正する条例」は生活文教委員会（3月６日・水10時～）へ
3号「市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準条例」
4号「市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準条例」
5号「市障害程度区分判定等審査会に関する条例等の一部を改正する条例」
の3件は厚生委員会（3月6日・水10時～）へ
6号「市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例」
7号「市立公園条例」
10号「市移動等の円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例」
11号「市連続立体交差事業等推進基金条例」
の6件の条例新設と、
13号「市道路線（多摩湖町4丁目地内他）の廃止」
14号「市道路線（多摩湖町4丁目地内他）の認定」
の道路議案2件はの合計8件は、環境建設委員会（3月5日・火10時～）に、それぞれ付託の上、審議することとなりそうです。
また、
12号「所沢市・東村山市行政境における公共下水道の相互利用及び関連事務の相互委託の一部変更」
と、
15号「平成24年度 後期高齢者医療特別会計補正予算（第2号）」
16号「平成24年度 介護保険事業特別会計補正予算（第2号）」
17号「平成24年度 下水道事業特別会計補正予算（第1号）」
の3件の本年度補正予算は、初日の本会議で審議の上、結論を出します。
また、４月から始まる２５年度の予算案５件（一般会計と４つの特別会計）は、３月１２日（火）～１５日（金）の４日間の予定で開催する予算特別委員会に付託の上、審議、結論を出すこととなります。
１８号「平成25年度東京都東村山市一般会計予算」
１９号「平成25年度東京都東村山市国民健康保険事業特別会計予算」
２０号「平成25年度東京都東村山市後期高齢者医療特別会計予算」
２１号「平成25年度東京都東村山市介護保険事業特別会計予算」
以前も書いたことがあり、昨秋の決算委員会でも軽く触れましたが、やっぱりタイトルの東村山市の頭に東京都が入ることには、私は違和感がありますね。26市でも稲城市と東村山市だけで、他はいきなり「平成25年度〇〇〇市一般会計予算」となるわけですが、そこに自治体としての基本精神の違いを垣間見るような気がするのは私だけ、なのかな…。
さらに、地方自治法の改正を受けた市議会の条例見直しが3件あり、こちらはいずれも議員提出議案として初日本会議で提案、審議となります。
3号「市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例」
先日(2/14)の会派代表が顔を合わせての集約で、全8会派のうち、草の根市民クラブ（矢野議員）だけが提案者にならない、と言っていましたので、他の7会派の代表が共同提案する、という形になります。
議会自身のルールですので、全議員での合意形成を目指して全員協議会を１０月、１１月、１月と３回開催して議論してきただけに、率直に残念だな、と思います。
最後にもう1点。
議員提出議案のページには、議案名の下に簡単な趣旨説明を入れて、何のための条例改正なのかがわかるようにしました。これも、1月29日の全員協議会で多くの議員で合意し、議会事務局が速やかに形にしたものです。
市長提出議案も難解なものが少なくないので、同様の表記が実現するように進めていけたらと思っています。
尚、新たに提出された請願はありません。