
今週月曜日(28日)に5日間にわたる決算特別委員会が終わりました。
正副議長(朝木直子、佐藤まさたか)と議会選出監査委員(村山じゅん子)以外の21名で構成され、渡辺みのる議員が昨年と今年3月の予算時に続き委員長を、白石えつ子議員が副委員長を務めました。
最終日に行われた各会派の討論(賛否の表明とその理由)は長短があったのですが、ここでは文字起こしして要約したものを、ほぼ同じ分量で箇条書きしにしてアップします。順番も実際は、反対(不認定)の立場に立つ会派のうち大会派がまず行い、続いて賛成(認定)する中での大会派が、次に反対、次に賛成…と行ったのですが、ここでは認定(賛成)とした6会派、不認定(反対)とした3会派の順で並べます。
尚、太字で示した項目(分類)は当日の発言を生成AIに入れて私なりに整理したものです。すべて文字起こしをすると長くなるので、詳細な発言は来週半ばに市議会HPで公開されるであろう録画で確認いただければ幸いです。
【認定】公明党・伊藤真一委員
決算全体の評価:物価高騰など厳しい社会経済状況の中、市税等の増収を確保しながら必要な事業を着実に執行したことを評価。一方、財政の硬直化や将来の金利上昇などを見据え、持続可能な財政運営を求めた。
主な評価事項:市税等の増収と実質収支の黒字確保/枠配分方式による予算編成と事業の精査/デジタル化・ワンストップ化による市民サービス向上/子育て・産後ケア、学校給食費無償化/成年後見制度など福祉施策の推進
重点的な課題・要望:市税収納率の向上と債権管理の強化/給食を利用できない児童・生徒への代替費補助の拡充/障害者グループホームや市民後見人への支援/粗大ごみ収集の待機期間短縮など生活課題への対応/金利上昇を見据えた臨時財政対策債等への対応/財政の硬直化を避け、中長期的な財政健全性を確保
【認定】自由民主党・小林美緒委員
決算全体の評価:枠配分方式の導入と事務事業の見直しにより、厳しい財政環境下でも総合計画に基づく事業を着実に進めたことを評価。
主な評価事項:東村山駅周辺整備と萩山公園の全面供用/子育て支援、学校給食費無償/成年後見制度/防災計画の充実と消防指揮車の購入/行政サービスのDX推進/庁内ハラスメント対策の進展
重点的な課題・要望:中小企業支援と企業立地促進/萩山小学校整備事業の丁寧な推進/高齢者施設への継続的支援/DXに伴うコスト・人的負担への対応/経常経費の見直しと事業の戦略的な取捨選択/将来世代への過度な負担の回避
【認定】東村山生活者ネットワーク・白石えつ子委員
決算全体の評価:厳しい財政状況を踏まえつつ、当事者の声を尊重し、誰も排除しない施策の充実と持続可能な財政運営を求める立場から認定。
主な評価事項:ポータル登録者増とスマートフォン講座/デートDV防止講座、母子保健・産後ケア/ヤングケアラー支援と自殺防止対策/障害特性に応じた就労支援/学校給食費無償化と中学校全員給食の準備/図書館の「りんごの棚」による読書のバリアフリー化
重点的な課題・要望:公共施設維持管理経費等の精査と財政運営/デジタル情報アクセシビリティの確保/包括的性教育の充実/ヤングケアラーのきょうだい支援/障害者余暇活動の場における対話と情報共有/不登校・ひきこもり等の子ども・若者との接点づくり/誰も排除しないインクルーシブなまちづくり
【認定】日本維新の会・かくたかづほ委員
決算全体の評価:予算に基づく事業執行には特段の疑義がないとして認定。一方、行政評価の実効性と抜本的な行財政改革を求める。
主な問題提起:実施計画成果シートの数値目標・基準値の不足/目標設定率46%、目標達成率65%/経常収支比率の悪化(93.1%→96.8%)/税収増加と市民生活の厳しさ
重点的な課題・要望:全事務事業の毎年度公表/成果指標の明確化と客観的な進捗管理/既存事業の横展開と拡充/事業廃止を含む抜本的な財政改革/枠配分方式や事業廃止の成果を人事評価へ反映/市民税・都市計画税の減税
【認定】鈴木たつお委員
決算全体の評価:実質収支の黒字を認めつつ、単年度収支の赤字と財政基盤の脆弱さを指摘。財務分析と行政改革を連動させることを求める立場から認定。
主な問題提起:財務諸表が事務事業評価に活用されていない/客観的なデータに基づく行政改革が不十分/トロイカ体制の役割分担と成果の検証が必要/市有財産の売却に依存した財政改善
重点的な課題・要望:行政コスト計算書・財務諸表の徹底分析/分析結果と事務事業評価を連動させるKPIの設計/市長・副市長の役割と成果責任の明確化/市長のトップセールスによる歳入確保/市有不動産の売却から収益運用への転換/国債を含む基金運用の検討
【認定】がんばろう東村山・わたなべたかし委員
決算全体の評価:市民のために執行された予算として認定する一方、総合計画の進捗と市民の実感との隔たり、枠配分方式の検証不足を指摘。
主な評価事項:枠配分方式による事業精査と財源調整/歳出不用額の減少と予算編成精度の向上/実質的な単年度財政収支の黒字/将来の大型事業に備えた基金の維持
重点的な課題・要望:枠配分方式による15億4,000万円の財源調整の影響検証/事業削減が決算や市民サービスに与えた影響の明確化/総合計画の進捗と市民の実感との隔たりへの対応/議員に寄せられる市民の声の施策への反映/誰一人取り残さない行政運営の徹底
【不認定】日本共産党・浅見みどり委員
決算全体の評価:物価高騰下の市民生活への支援が不十分であり、公民連携やデジタル化、補助金に依存した事業選択によって、市民ニーズに基づく施策が後退していると指摘。
主な評価事項:学校給食費無償化と給食の質の維持/地球温暖化対策推進事業/ジェンダー平等やケア労働の重要性を認めた市の答弁
重点的な課題・要望:物価高騰対策と生活支援の拡充/緑地・農地の保全と省エネ補助の拡充/公民連携の見直しと契約審査の透明化/デジタル関連経費の精査と公平性の確保/職員定数の増加と過重労働の改善/公民館・図書館の機能維持と活性化/市民ニーズに基づく事業選択と地方自治の自主性の発揮
【不認定】草の根市民クラブ・子安じゅん委員
決算全体の評価:公金支出における透明性・公正性の不足、外部委託への依存、市民目線を欠いた行政運営を問題視。
主な問題提起:プロポーザル審査の不透明さ/包括施設管理委託の選定後の業務・契約金額変更/デジタル地域ポイント事業の公金依存/ごみ処理施設委託における入札の競争性/実現時期が不確定な駅周辺整備への委託経費/市内緑地の減少
重点的な課題・要望:公開プロポーザルの導入/契約・入札制度の透明性と公正性の確保/不確定な開発計画への公金支出の見直し/緑地保全の実効性ある施策/市職員が直接市民の声を聞く機会の確保/市民に寄り添う福祉行政への転換
【不認定】立憲民主党・清水健文委員
決算全体の評価:福祉・子育て分野の成果を評価しつつ、事業執行の手続き、施策の公平性、緑地保全や権利擁護に関する課題を理由に不認定。
主な評価事項:ライフリンクとの連携による自殺対策/小中学校給食費の完全無償化/児童クラブでの長期休業中の食事提供/介護人材の確保とキャリアアップ支援
主な問題提起・要望:萩山公園追加工事の手続きと市の主体性/緑地保全施策・基金の充実/アインPayの公平性/自転車用ヘルメット購入補助の申請・交付方法/老人保護事業における対象者把握とアウトリーチ/教育分野の性暴力・性犯罪防止策の徹底







































