尾張旭市の放課後児童対策に学ぶ(厚生委員会の視察から)

2日間の厚生委員会視察から戻りました。
昨日は尾張旭市さんの「放課後児童対策」。視察は多くの場合、先駆的な取組みや稀有な実践など、いわゆる先進自治体に伺うわけですが、今回、尾張旭市さんにお邪魔した最大の理由は、「私たちと同じような課題に直面して試行錯誤しておられる」という点でした。

都心部(名古屋/新宿)から30分圏内のベッドタウンで、市の規模が似ていて(尾張旭市21㎢/東村山市17㎢)、人口規模は少し違うけれど(83,500人/151,000人)子どもの数は目立って減っておらず、財政力指数はうちがやや見劣りしますが(約0.92/約0.81)、保育所や児童クラブの待機児解消が依然として課題になっている、という状況。

東村山市では現在、25か所の児童クラブのうち24を市直営として市職員が運営に当たり、1つだけ(野火止第2)民間事業者による指定管理者制度としていて、来春、新たに4つのクラブを小学校内に開設して、新たな指定管理者に任せることを決めています。今年4月現在の在籍児童数は計1,538人です。

尾張旭市では、【児童クラブ】公設公営6か所&公設民営3か所で705人+【学童クラブ】民設民営7か所で345人=計1,050人が在籍しています。
現在の規模まで拡大してきた歴史的な経過には違いがありますが、様々手を尽くして、待機児童解消や多様化するニーズへの対応を図らないといけないという点では、抱えている悩みは一緒でした。

東村山市ではこれまで、所定の申込期限までに手続きをした方については原則的に受け入れてきて、結果として施設規模に対する子どもたちが課題になるというクラブが複数出ており、これが今回4か所新設する最大の理由です。さらに今年度末をもって条例の経過措置が終了して、子ども一人当たりの面積要件(1.65㎡)を満たさなければならなくなるため、次年度からは施設規模以上の子どもたちは受けれることができない、ということになります。ゆえに市としては、より切実な状況にある1年生や2年生の入所を最優先していかざるを得ない、と判断するものと思われます。

尾張旭市でも中学年、高学年の居場所問題が課題となっていて、すべての子どもたちが放課後を安全に安心して過ごすための新たな方策として、小3~6年生を対象とした「児童館へのランドセル来館(ランらん)」を今年10月からスタートさせていて、23人の登録があるとのことでした。登録して事前に予定を明らかにしていれば、学校から帰宅することなく児童館へ直行でき、夕方になったら帰宅する、というシステムで、保護者とメールで子どもの状況を共有するようになっています。学校を活用した放課後子ども教室が「空き教室がない」という理由から実現していないための過渡的、短期的な対策だとおっしゃっていましたが、目の前の子どもたちのためにでき得ることを集中的に協議して実現させることは大事だと感じました。

市役所で説明いただいた後、近くの小学校内に開設されている児童クラブと、児童館でのランらんを実際に見せていただきました。
東村山市には、保護者と市で策定した「ガイドライン」があって、正規職員を厚めに配置する(国の基準では40名に対して2人だが、東村山市では3人)など、積み重ねてきた「質」へのこだわりがあります。一方で、「正規職員」と言っても民間事業者の場合は経験年数が極めて短い場合などもあることから、危惧もあることも事実です。

今回の学びを、自分のまちに合ったやり方、子どもたちにとっての最善が実現する方向へ活かさなければならないと思っています。

徹底して住民と向き合う2つの議会 その① 犬山市議会

先週末、議会運営委員会の視察で愛知県犬山市議会(24日・木)と兵庫県西脇市議会(25日・近)に学びに伺いました。

犬山市議会は昨年のマニフェスト大賞で全国2,242の実践から栄えあるグランプリに輝いた議会です。★詳細★

そして西脇市議会は日経新聞社が昨年行った「議会活力度調査」において全国815の市区議会の中で堂々1位。 ★詳細★ ★関連する日経記事★

いずれも、一昨年&昨年のマニフェスト大賞プレゼン大会や全国規模の勉強会などで議長さんに直接お会いし、一献傾け、その熱い熱い思いとビジョンに深い感銘を受けたことがきっかけで、「ぜひ一度、東村山市議会としてお邪魔して学ばせていただきたい」とお願いしていたことが今回の実現につながりました。

大変なお忙しさの中でお受けくださったことに、心よりの感謝の念をお伝えしてきました。

その上で、どのような点に特にビビッと来たのか。要点を絞ってご報告します。

【犬山市議会の場合】

対応くださった方:三浦知里議運委員長、岡覚委員、吉田鋭夫委員、ビアンキ・アンソニー前議長、事務局職員 

まず、つとに有名になった「市民フリースピーチ制度」は…

本会議場に一般の市民の方が登壇(事前希望制)し、市政について言いたいことを発言し、議員たちがその意見を聴いて、議論し、議会としてのアクションにつなげる、という全国初の制度です。 ★詳細★

素晴らしいのは、多くの議会が得意な「聴きっぱなし」にはしないということ。5分間の発言を受けて、全員協議会で必ず議論し、議会としてどう取り扱うかを決めて実行に移しています。

三浦委員長)6人、7人が発言されたことを、このあとどうするのか、が大変。アンサーとして返さないといけない。スピーチしっぱなしでなく、作業するからこそ、答えをくれるという期待がある。

岡委員) フリースピーチは本会議場で行うので、陳情よりもはるかに何かしないといけないという意識が議員側に生まれている

ビアンキ議員)市民にとって政治や議会は遠い存在なので、我々と接する場がない。議場も市民のものであり、民主主義の教会だと思っている。私たちの作業は多くなるけれど、使命だと思っている。 アメリカの制度よりもはるかに真摯にやっている。アメリカに帰って教えようと思う(笑)

続いて「市民との意見交換会」について

これは東村山市議会でも議会報告会の後半の時間を使って様々な手法を取り入れておこなっているわけですが…

犬山市議会では、「報告」は議会だより「議会の手帳」やホームページを通じて十分にやっているという前提で、「住民の意見を聴く」ために開催しています。地域で出向いて、あるいは様々な市内団体とテーマごとに、多様なチャンネルを設けておられました。

三浦議員) 私たちは市長部局ではないし、それぞれ会派で考え方も違いますよ、と先に言っている。どぶ板的な話をすることは、参加者が自然に押さえてくれることが多い。順調に続けているが、テーマがけはなかなか難しい。

そして、大変活発な議会活動を支えている根幹は「全員協議会」での議員間の徹底した議論だということがわかりました。

これについては、以前は会派代表者会議で一部の議員によって話し合われて物事が決まっていたが、平成22年以降、殆どの場合、議員全員が参加する全員協議会で議論することに変えた。本会議場での議案総括質疑や一般質問の後にも必ず開いて、「どうだったか」という議論と、議会として掘り下げるには「どうするのか」の議論をしている、とのこと。

ビアンキ議員)たとえば、その議案や請願に賛成している人と反対している人でも、同じように気になる点があることがある。それが気になっているから賛成できない、という意見と、気になっているが全部NOとするのはどうか?という意見がある時には、附帯決議をつけたり、委員長報告の中に入れたりすることで議会としての意思を示すことができる。しかし、それを議員同士が話さなければ、可能性はゼロです。

最後に、印象に残ったお話をもう少しだけ…

三浦委員長)全員協議会の進行は議長です。全員協議会も含めて会議は全部公開で行っています。youtubeで流してはまずいと思う時は、議長も委員長も休憩を取るタイミング考えてマイク切っている。最初は、行政がいろいろと心配していたが、大きな問題はない。

岡委員)議会出身の現在の市長になって、いろいろな問題があっても議会全体として前に進めていこうという雰囲気になった。議会改革に合わせ、市民からの要望を前へ進めたいという空気が議会全体として生まれている。

ビアンキ議員)議員間討議は22年に始まった。うまくいくまで時間はかかった。だいぶフラットになり、お互いを理解できるようになった。意見が違う相手には最初から聞きたくない、という姿勢だったが、今はそれはなくなった。もっと温かい議会になった気がする。

ちなみに、三浦委員長は公明党(5期目)、岡委員は共産党(10期目)、吉田委員は国民民主党(4期目)、ビアンキ議員は無所属(5期目)でしたが、ご説明も私たちの質問へのお答えも、どなたも明快で率直な姿勢が極めて印象的でした。これは、政治的な立場を超えた人間としての信頼関係が築かれ、言うは易く行うは難しの「チーム議会」を見事につくり上げてこられた証なのだと感じました。

SL解体・撤去の報告がありました

9月議会の議決結果一覧を投稿したはずが、Facebookにしかされておらず、ひと月近くぶりの投稿になってしまいました。すみません。それはこの後の記事にすることとして。

今日(10月15日・火)朝10時から、議会の全員協議会が開かれ、台風19号の対応・被害状況報告と共に、運動公園内のD51解体・撤去工事について市側から報告がありましたので、簡単に報告します。

今日の全員協議会は、9月議会最終日に提出されたものの、議題にすることに多数の賛同が得らず日の目を見なかった「SL解体に関する緊急質問」の中に気になっていた点もあることから、議長として市側に申し入れて開催されたものである、と熊木議長本人から冒頭説明がありました。

まず最初の議題「台風19号への対応」については、間野経営政策部長から以下のような報告がありました。

・12日(土) 朝4:14大雨警報発令⇒5:00環境安全部とまちづくり部を招集⇒8:30対策本部会議&コールセンター開設⇒9:00自主避難所開設⇒11:00本部会議&順次避難所開設⇒(中略)⇒19:55自衛隊連絡員派遣⇒23:20災害対策本部解散&警戒態勢へ移行

・13日(日)2:13各警報解除&情報連絡態勢に移行⇒朝になって避難所終了&概ね8時には職員が最終的な解散 

・時間最大降雨47.5ミリ、総雨量330ミリ 

・12日(土)20:30頃に前川沿いで溢水 21:05頃に柳瀬側市で溢水

・最大風速15.8m、最大瞬間風速29.7m

・13日(日)7時現在でわかっている範囲…床下浸水2件(いずれも地下式駐車場) ※川による浸水はこれから増える可能性 /カーブミラー破損1件/道路冠水2件/通行止1件/護岸崩れ1件/倒木1件

・自主避難所6か所&避難所5か所開設し、計624名収容。職員100名程度、消防団106名、都と自衛隊、警察署などからも派遣 けが人なし ※今後詳細がまとまれば報告したい

続いて、武岡地域創生部長から、SL解体・撤去について、別紙をもとに報告がありました。

一つひとつ転記はしませんが、9月3日に開始された工事は、期間中に工事内容を知らせる掲示に誤りが次々と見つかった件や、9月14日に行われた作業中にアスベストが漏れたのではないかという市民からの問い合わせへの対応などで、途中1週間ほど中断したものの、10月11日に全作業を終えて完了となったとのこと。

報告を受けて、質疑応答がありました。私がメモを取り切れた範囲のものを記録としてアップします。議事録をとる会議体ではないので正式なものは出ませんし、あくまで私の聞き書きですので、多少違うところがあるかもしれませが、異論を唱えて中心的に関わってきた議員たちからも報告が上がると思うので、突き合わせいただければおおよそ掴んでいただけるのではないかと思います。では…

渡辺みのる議員)2点ある。①工事のお知らせ看板ではなくてアスベスト除去の看板。アスベストが危険だとおっしゃっていたのに、こんなに訂正があった。市にもJRにも不信感ある。掲示物が3回も替わっている。工事件名も現場管理者も間違っていた。きちんとやろうとしていたのか?工事看板は事前にチェックできないのか?

武岡部長)看板内容には提出義務がないので事前提出はできない。

渡辺議員)義務はなくても、しっかりお知らせすると答弁していたことを考えれば、チェックしてもらいたかった。もう一点。※2について、飛散防止対策は湿潤化する前に、と施工契約書に書かれていたのに、どうなっていたのか?

武岡部長)細かい資料は無いが、特段問題は無かったと考えている。

渡辺議員)資料がないというが、確認した方がいい。湿潤化する前に…と書かれていたはずだ。

武岡部長)アスベストを除去する前にはやっているので問題ないと考えている。

藤田まさみ議員)2点ある。アスベスト除去作業を1日で行った、と説明があったが、施工計画書ではもう少し日数を掛けることになっていたはず。急いでやったということか、やってみたら1日で済んだということなのか?

武岡部長)確かに、もともとは2.5日だった。なぜ1日なのかは、作業中断があったこともあり、当初の施工期間に合わせるために、JRが作業員を増強して集中的に行ったと聞いている。

藤田議員)2点目は、看板修正は訂正印を押して手書きで直したのと、訂正印がなく打ち直しとなったものがあったが、どうしてこのような不統一が起きたのか。

武岡部長)ご指摘の通り、私も一番不思議な点であった。ラミネート加工をしていて訂正箇所あると、はがして修正印を押して…ということが何度かあった。どこが変わったのかわかるようにしてラミネートしていたが、一度だけ大元の書類がよくわからなくってしまったので、違うものを打ち出して掲示したことから、そのような違いが生まれた。その時に、クリソタイルを危険なクロシドライトと誤って記載した、とのこと。

藤田議員)クロシドライトはその時まで記載がなかったのに、なぜいきなり出てきたのか?

武岡部長)その時に引っ張り出してきた書類がそうなっていたから、と聞く。そもそも、D51ではクロシドライトではなくクリソタイルが使われている。

かみまち弓子議員)JRに対して強く指導した、と説明あったが、指導内容とは?

武岡部長)不安が広がっていたし、一番心配していたアスベストについて何度となく修正が加わったので、遺憾である旨と今後ないようにしてほしい、と伝えた。

かみまち議員)JRの反応はどうであったのか。

武岡部長)口頭指導であったが、平謝りという感じであった。

かみまち議員)口頭ではなく、文書で記録で残すべきではなかったのか。

武岡部長)今回の経過については文書で残すべきとは思うが、文書指導、文書指示とするかどうかは検討させてほしい。

朝木直子議員)法定の看板か?

武岡部長)法定ではないが、それに準じたものである。

朝木議員)どこが修正されたのか?

武岡部長)工事件名、工事場所、代表者、アスベストの種類、現場責任者、廃棄能力、粉じん作業期間…である。

朝木)法定ではないとのことだが、訂正レベルの話ではない。こういう会社のコンプライアンスはどう確認したのか?今となってどう総括しているのか。周辺住民が工事内容や訂正について現場監督に尋ねたら、「市に口止めされているので市に聞いてくれ」と言われたと複数聞いた。「誠意をもって説明する」ということになっていたのではないか?

武岡部長)コンプライアンスについては、2,000名の社員がいて車両製造も担っている会社なので、確かに看板の件は非常に遺憾だったが、それをもって会社のコンプライアンスを論じることは難しく、このことをもって信用できないとは言えない。「口止めされている」というのは誤解だと思う。「詳細については市に」と役割分担していた中で、そういう発言であったのかもしれないと思う。工事現場の人たちも、そもそも自分たちのミスに起因するところではあったが…ハンドマイクなどで(解体反対の)活動をされていることなどもあって、ナーバスになっていたのではないか、とは思う。

山口みよ議員)アスベスト除去についての検査を期間中5回やったというが、外に報告するというルールは無いのか?

武岡部長)そもそも法の対象外なので掲示義務はないし、法対象であったとしても掲示の義務があるのかわかりかねる。

山口議員)もう終わってしまったので戻らないが、法的にしないといけないこと、周辺住民の不安取り除くためにもやるべきであったのではないか。

武岡部長)法規制の対象外であったが、法に準じて作業したと理解している。

浅見みどり議員)1点だけ。※9にある14日の作業について、確認はどう行ったのか。口頭のみか。

武岡部長)日付は確かではないが、写真を撮って確認している。

小町明夫議員)(7月2日の補正予算)討論で言ったと思うが、部材を取っておいて展示を、という件はどうなったか?

武岡部長)車輪は1個1トンあったので保管はしていないが、プレート4つ、汽笛、ふたを開ける時のハンドル、石炭をくべる時に開閉する部分、前照灯については保管している。

熊木敏己議長)法の義務のあるなしということはあると思うが、工事を発注した以上は、 こちら(市)にも責任があることだと思う。現場件名が間違って記載されているなんてあってはならず、そういう間違いは犯してはいけないもの。今回のことを踏まえ、あとになってから問題にならないよう、住民に不安与えないよう、しっかりしてほしい、と申し上げる。

30年度決算を認定しました

4日間にわたる決算特別委員会が夕方終わり、30年度の一般会計、国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、下水道の4つの特別会計の決算に対して、認定するという結論を出しました。

議会としての結論も、いずれも賛成多数で「認定(決算では可決と言いません)」しました。

私たちの会派「つなごう!立憲・ネット」としての一般会計決算への討論は、以下の通りです。

 会派を代表して、本決算を認定する、という立場で討論に参加します。

 まず、本年4月の選挙後に結成した私たちの会派「つなごう!立憲・ネット」の4名のうち3名は30年度予算審査時には2つの異なる会派に所属し、1名は賛成、1名は反対、1名は棄権としました。また1名は初当選組です。立場や考え方の違いがあることを前提に、まずは、自分たちが求めるあり方や配分ではなく、市長が示した予算編成時の方針、目標に照らして、チーム市役所として真剣に、公正に、合理的に事務執行が行われたのかどうか、結果として健全な財政運営が貫かれたのかどうか、という視点で本決算への評価について議論し、「認定すべし」という結論に至ったことを申し上げます。

 以下、認定の理由を申し述べます。

 30年度予算は、異例の船出でありました。

 憩いの家運営業務委託料の積算方法について答弁の不手際が続き、一般会計予算案は一旦撤回され、当該委託料を全額削除し、その運営を市直営とした上で、再提出されました。急な体制見直しによる混乱の中で、担当部署の皆さんが、利用される市民に迷惑がかからないように、と懸命に対応されたことには、慰労と感謝の念をお伝えしたいと思います。市は受託事業者に対して運営委託料の一部について不当利得返還請求を行い、56万円余りが返納されました。

 市民の命と安全を守る司令塔となる本庁舎の大規模改修工事が無事に完工したことは、近い将来に予測される大規模な震災への対応や、今後の財政運営を考えても適切なものであったと考えます。

 必要な道路整備や鉄道連続立体交差が順調に進んだことを評価すると共に、いずれも都や鉄道会社が担う部分が多い事業ですが、後年度への負担が増大しないよう、市の主体性をさらに発揮して取り組んでいただくと共に、長期的な視点に立ち、真に必要な道路とは何か、現在ある道を活かした計画への精査、見直しを研究していただきたい。

 前市政下でのツケが招いた退職手当債発行の縛りにより、業務が増えても正規職員は増やせないことから、嘱託、臨時、さらには民間スタッフの皆さんに大いに頼らざるを得ない市役所です。限られた正規職員に負担が集中し、責任感の強い方ほど仕事を背負い込み、時に燃え尽きてしまう。いかに気持ちよく、前向きに働き続けることができる職場をつくるかは、実は最大のテーマではないか、と感じています。

 総務部長自らが講師となってメンタルヘルス研修が行われた、というお話がありました。立場や処遇が異なる方たちが共に働くことの難しさは大きいと思いますが、困難な状況にある職員が孤立することのないよう、共感と支え合いが実現する市役所にすべく、みんなで力を合わせる仕組みと風土を整えていっていただきたいと思います。

 「公民連携」について触れます。

 600を超える業務を大和リースにそっくり任せることにした包括施設管理委託は、業務水準の改善と、全庁的な業務効率向上で着実な成果が上がっています。一方で、民民の契約になったことで「見えづらく」なっている点があることも事実です。

 パーソルテンプスタッフとの連携協定をもとに開所された「ジョブシェアセンター」は、所期の目的に照らして成果が上がっているという自己評価は受け止めつつ、税金を投入して開設した意義が市民に広く理解される努力、取組みを求めます。

 公民連携のガイドラインづくりが速やかに進められ、プラットフォームセミナーの展開などを通じて、市民や民間セクターに広く理解が進むように取り組まれていることを評価いたします。

 今後、公民連携を加速させるとしている中で、私たちは、公正性や公平性を担保し、行政の信頼を維持、向上させるために、評価のシステム、モニタリング制度を整え、徹底した可視化・見える化に取り組むことを提案いたします。日本一のPPPを進めるのであれば、同時に日本一市民に信頼される自治体を目指しましょう。

 超少子超高齢社会を前に、公に求められる課題もますます多様化します。公務員だけで公共が作り出せる時代は終わりました。住民、職員、民間団体や事業者、そして私たち議会議員、あらゆる人たちが公共的な価値を生み出す主体であります。他人ゴトから自分ゴトへ、他責から自責へと文化を変えていく努力と、普段のコミュニケーションを怠らないことが何よりも大切なのではないかと思います。

 会派として評価し、拡充を求める事業を少し加えます。

 医療的ケア児の保育が始まり、今後、公立保育園でも可能であるということ。どんな状態の子どもも一緒に育つことができる環境、セーフティネットづくり、そして保育の質の維持向上に、5つの公立保育園が責任をもってあたっていただきたい。

 住宅修改築補助金の期間延長が図られたこと。更なる拡充を望みます。

 ギャンブル依存症対策を含む研修に職員を複数派遣したこと。成果を上げている学習支援、家計支援等の生活困窮者支援事業の拡充とともに、研修の成果を活かした取り組みに期待します。

 アウトリーチ型での不登校対策に取り組まれていること。しかし実態は厳しいと言わざるを得ず、学校に戻すことがゴールではない、と社会が変わっていることを前提に、要因の分析をもっと丁寧に行い、多様な選択肢ができるよう取組みを強めること。

 以上、討論といたします。

さくら通りのソメイヨシノ 一部伐採の方針

まちづくり環境委員会(9月11日開催)での道路河川課からの行政報告

専門機関による診断の結果、幹に50%以上の空洞があって不健全と判断された街路樹があることが判明。

◇通称さくら通り(3・4・27号線・東村山駅東口から秋津方面)の府中街道から市役所通りまでの区間の21本中5本。

◇久米川駅南口のさくら通り(3・4・3号線)の府中街道八坂神社前からバス通りまでの区間(映画あんのロケ地になったどら焼き屋さん前の区間)で45本中14本。

◇富士見町市営住宅北側のユリノキとけやき がそれぞれ不健全と判定された。

市民に親しまれてきた桜の木も多いので、伐採に際しては情報提供に努める、と課長。

樹木診断で「不健全」とされると伐採撤去が原則、と東京都のマニュアルにあります。同時に、「大径木や歴史的価値のある街路樹などについては、撤去以外に支柱設置などの処置を検討することが可能」「特に親しまれている街路樹の診断に関しては、2 種類以上の機器を用いて診断しておくと住民説明等の際に有効」とも書いてあります。

★「東京都街路樹診断マニュアル」★ 

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東村山市として「公共の緑公共の緑の植生管理のガイドライン」を策定した際、私も緑化審議会の一員として現場視察に出向き、見た目以上に幹の内部が腐っていて危険な状態にあるソメイヨシノが複数あること等を知りました。

特にソメイヨシノは、根を広く浅く張るという性質があるにもかかわらず、道路脇の狭苦しい植栽帯に幼木が短い間隔で植えられてから数十年が経過していることで、地表近くの根が歩道を盛り上げたり割ったりしています。

全生園の中で樹齢90年を超える巨木が堂々と根を張って見事に咲いていることからもわかるように、ソメイヨシノは本来、広々として柔らかな土質のところに植えるべきなのだそうです。
今後、市は緑化審議会に諮ることはもちろん、診断方法、判断の根拠等、情報提供を積極的に進め、これまで以上の取組みで広く理解を得るよう努めると共に、ただ伐採するのではなく、伐採・撤去した後はどうするのか、についての方針も示してほしいと思います。

※写真2枚は2014年の緑化審議会による視察時のものです

一般質問 2. 【校則は誰のため?何のため?「人権」の視点で見直しを進めよう】

「ブラック校則」と呼ばれる理不尽な校則について見直しを求める社会的な動きが頻繁に報じられるようになりました。私としては「だから」というつもりもなかったのですが、現場に一番近い地方議員として、あくまで目の前にある事実、現実をもとに課題を提起し、どうしたら見直すことにつなげられるのか?という視点から、来週水曜日に行う9月議会の一般質問で扱おうと思っています。開会時刻の10時ちょうどからの出番となります。ご関心がありましたら、ぜひ傍聴にお越しください。お名前もご住所もお書きいただくことはありませんし、傍聴席での録音録画も自由ですので。もちろんインターネットによるライブ配信もございます。

では、提出済みの質問通告書を画像とテキストで以下アップします。

校則は誰のため?何のため?「人権」の視点で見直しを進めよう

発端は、ひとりの中学生からの質問でした。「うちの中学校は、靴下の色が白だけと決められています。でも塾で一緒の友だちの中学校は、色がついていても線の入っているものでもOK。服装が自由な中学校もあると知りました。どうしてなの?」と。私はこの素朴な質問に対して、「友だちや先生と話してみたら?」と返事をするとともに、「私も調べてみるから少し時間がほしい」と約束しました。今日はそれを起点に、以下質問します。

1.市内中学校の校則(生徒心得)の現状について

1)東村山市の市立中学校では、生徒手帳に収められている校則(生徒心得)だが、その法的な根拠を伺う。「校則」や「生徒規則」と呼ばずに「生徒心得」とされるのはなぜか。

2)各中学校の「生徒心得」は、いつ、誰によって定められたのか。

3)「校則の運用」についての国の考え方を伺う。当市では、全生徒の理解と共有については毎年どのように行い、教育現場としてどのように活かしているのか。また、入学時までに予め生徒・保護者にはどう周知しているか。

4)毎年度の生徒手帳作製の過程と、要する費用を伺う。民間会社提供のデータが大量に使われている学校が多くあるが、契約内容を伺う。手帳作製の際、他校と比較検討をしたり、複数校が協力することなどはあるか。

5)「校則の見直し」に関する国の考え方を伺う。当市では、どのような手続きで進められてきたのか。各校、「生徒心得」の内容に関する見直しが最後に行われたのはいつか。それはどのような理由、どのような手続きで行われたのか。

2.7つの中学校の「生徒心得」の実際と、課題 

※明文化されていないルールが他にあるかもしれないが、ここでは生徒手帳に明記されている事項について扱う

1)学校ごとに生徒手帳の分量も「生徒心得」に割かれているページ数もかなり異なる。装や頭髪、身だしなみや様々な制限など、学校によって以下のような違いがあることについて、教育委員会としてはどう考えるか。「なぜ、そのようなルールなのか」を問われた際、生徒が納得するだけの説明はできるか。

ⅰ.服装の制限(「標準服」着用・私服も可/Yシャツの下のシャツは白のみ/セーターやベストは学校指定のみOK等)

ⅱ. 靴下の色や形状の制限(白のみ/3色or4色限定/ワンポイントやラインもOK/くるぶしソックスNG/ストッキングNG等 )

ⅲ. 頭髪や身だしなみの制限(脱色・染色NG/パーマもNG/2ブロックもNG/髪飾り・ピン・ゴムもNG/バレッタ・カチューシャ・ヘアバンドもNG/整髪料やリップクリームの規制等 )

ⅳ. 校内での行動制限(他クラスへの出入りNG/他フロアもNG/特定のフロアを指定してNG、体育館への移動中の私語NG等 )

ⅴ. 昼食に関する制限(時間は20分間/麺類やデザートはNGだが家庭で用意して弁当箱に詰めればOK等 )

ⅵ. 飲み物に関する制限(水筒に入れればOK/ビン・缶・紙パックはNG/水筒・ペットボトル・紙パックOK/中身は水かお茶のみ/スポーツドリンクもOK等 )

ⅶ. 違反物のルール、取り扱い(学校で預かり処理/返却は保護者と本人が来校し、再発防止の約束をしたら可等 )

ⅷ. 他校にはあまり見られないルール(他校との接触を著しく抑制等 )

2) 第一中学校では私服が認められている。服装に関する事細かな決まりもない。このようになった経過、評価と共に、全校での採用が検討されたことはあるのか、伺う 。

3) 「校則は改めることができる」こと、及びその手続きについて明記されている学校と、そうでない学校があるが、どう考えるか 。

3. 「自ら学び、考えて行動する」子どもたちが育つことを願い、以下伺う

1) 東村山市教育委員会の3つの教育目標を改めて伺う 。

2) 校則の見直しについては、「校則見直し状況等の調査結果について(平成3年4月10日 文部省通知)」において、「報告の内容を参考に~児童生徒の実態、保護者の考え方、地域の実情、時代の進展等を踏まえ、指導の在り方を含め校則の積極的な見直しを図り、校則及び校則指導が適切なものとなるよう御指導願います」とし、「生徒指導提要(平成22年3月 文科省)」でも「絶えず積極的に見直さなければならない」「見直しが生徒の主体性を培う機会にもなる」と記されている 。さらに昨年3月の国会では、林芳正文科相(当時)が「最終的には校長の権限により適切に判断されるべき事柄でありますが、児童生徒が話し合う機会を設けたり、保護者の意見を徴収するなど、児童生徒や保護者が何らかの形で参加した上で決定するのが望ましいと考えています」と答弁している。 これらを踏まえ、当市の中学校ではどのように対応しているのか伺う。教職員の間では十分共有されているか。生徒会には伝わっているか。「校則は見直せる」ということを生徒、そして保護者が十分認識し、見直しを求める意思があれば反映される仕組み、取組みが必要ではないか。

3)子どもの権利条約や障害者権利条約の批准とそれに伴う国内法、条例等の整備、外国出身の生徒、発達に課題を抱える生徒、経済的困窮世帯の生徒の増加、LGBTへの配慮、セクハラやパワハラ等に対する社会意識の変化等、時代の進展を踏まえた議論が学校の中でも必要ではないか 。

4) 生徒が法理を正しく理解するためにも、従うべき「規則」「ルール」と呼ぶべき事項と、かくあるべしという「心がけ」の混在は整理されるべきであり、校則の根拠と限界を確認する作業が必要ではないか 。

5) 民主国家において、憲法や法律は国民の人権・権利を守るためにあり、その内容は代表者を通じて国民自らが決定する。この本質的な仕組みが、学校でも保障されると共に、生徒自らがそのことを学ぶことは極めて重要と考える。真に生徒が主役と言える学校を目指して、生徒、保護者、教員による三者協議会を設置して成果を上げている学校や、ガラパゴス化した校則を廃止して、生徒たち自らがルールや宣言を定めている学校も生まれている。当市でも、その学校だけで通用する校則から、社会のルールである憲法や法律を基盤としたものとなっていくよう、段階的にでも見直しを進めるべきと考える。またその際は、教職員の過重労働状態を考えれば、各校任せにすることなく、全体を俯瞰し、コーディネート、サポートできる教育委員会事務局がぜひ精力的に取り組んでいただきたいと思う。総括的な見地から、教育長のお考えを伺いたい 。

一般質問「1.東村山市の子どもの命と安全を守るために ~無償化対象の認可外保育施設を限定する条例制定を」

9月議会初日は、 固定資産評価審査委員会委員に野島恭一さんを新たに充てる議案を朝木議員以外の賛成多数で、監査委員には土田士朗さんを新たに充てる議案は朝木議員と共産党5名以外の賛成多数で、いずれも同意(可決)し、他の議案は各委員会の審査に託すことを決めて散会となりました。

来週は2日(月)3日(火)4日(水)と一般質問が予定されていて、熊木議長以外の24名全員が各日8人ずつ行うことになります。

今回は議席番号の大きい順からで、私は3日目(4日)のトップバッター、朝10時からとなりました。

1.東村山市の子どもの命と安全を守るために ~無償化対象の認可外保育施設を限定する条例制定を 2.校則は誰のため?何のため?「人権」の視点で見直しを進めよう の2点を通告しましたので、画像とテキストでアップします。まず1からです。

東村山市の子どもの命と安全を守るために

~無償化対象の認可外保育施設を限定する条例制定を

10月からの幼児教育・保育「無償化」を目前にしても、未だ多くの課題が残る状態にあります。その中でもとりわけ危惧されるのは、質の低い施設や事業までもが「無償化」の対象となることで、それらの利用促進が図られた結果、重篤な事故事案が増えることです。実際、警鐘を鳴らす専門家も多く、自身のお子さんを保育施設で亡くされた当事者による「赤ちゃんの急死を考える会」をはじめ、各方面から強い反対の声が上がっています。国は待機児解消の受け皿として、当面5年間は届出のみで「認可外保育施設の指導監督基準」と同等の基準を満たさなくても対象施設として認めるとしていますが、独自の取組みに踏み出す自治体が増えていることは、子どもの命と安全を守る責務を負う自治体として当然のことと思います。国も自治体が条例によって対象を一定の水準以上に限ることを認めています。当市においても、至急検討の上、取り組むべきと考え、以下質問します。

1.認可外保育施設の現状と課題

1)認可外施設・事業のうち、「無償化」対象となるもの、ならないものは何か。該当施設の市内における有無はどうか。

2)市外施設・事業利用の際も「無償化」の対象となるか。市外の認可外施設・事業を利用している市民の実態を把握しているか。

2.東村山市独自での取組みについて

1)認可外の取り扱いについて、庁内ではどのような議論、検討がされたのか。

2)認可外の施設基準にさえ満たない施設や事業については、市として把握した上で、正確な情報を提供する責任があるのではないか。どう取り組むのか伺う。

3)当市でも条例制定を急ぐべきと考える。市長の見解を伺う。

SL解体・撤去工事 その後② 「工事のお知らせ」 

今日11時前に議会に来たら、各議員の棚に「運動公園D51型蒸気機関車 解体・撤去工事についてのお知らせ」が配布されていました。

午前中には近隣のお宅を所管の職員が訪ねて、この「お知らせ」を配布したとのことです。

近隣の方への周知目的のペーパーなので、市としてHPにアップする予定はないとのことですが、全議員に配られたものなので私の記録としてアップします。

駅頭の風景

今朝(8月27日)の東村山駅西口駅頭。6時ジャストから8時半までの2時間半で、333人の方に市政レポート85号を受け取っていただけました。

・おはようございます。佐藤まさたかです。

・東村山市議会は明後日から9月議会が始まります。

・皆さんの税金が昨年度どのように使われたのか、決算審査を行って来年度へつなる、重要な議会となります。

・一般質問では中学校の校則を取り上げます。皆さんからの校則についてのご意見を募集しています。

・そんなこと含めて書いた新しい市政レポート85号を作って持ってまいりました。

・邪魔にならないサイズにしてありますので、電車の中でお読みください。

・どうぞお気をつけてお出かけください。

なんてことを、とっかえひっかえ地声でずっと言いながら、人の流れを遮らないよう流れに平行(横向き)に立ち、邪魔だよ感をできる限り与えないように小さな紙を差し出します。

不思議なもので、2時間半まんべんなく取ってくださるわけではなく、何十人も空振りが続いたと思うと、次々に手が出て来て受け取ってくださり、またパタッと止まって…の繰り返し。それでも大勢の方に声を掛けていただき、50枚ずつ分けてある束を何度か足元の紙袋から取り出して、気が付けば7束目に入っていました。

最高の夏休みを過ごして今日から現実復帰ですよ…と半泣き?のパパ・Kさん

幼い頃から知っていてこの春に社会人となった青年Sくんが「がんばってますよ」と笑顔で出勤して行く姿

10年以上にわたって必ず近くまで来て励ましてくださるYさんご夫婦

すっかりカッコよくなったり美しくなったりしても駅で大きな声を出している変なおじさんに笑顔で手を振ってくれる15年以上前の園児Sくん、Mちゃん、Tくん

久しぶりにお会いしたら体調がよさそうで、「今日は北山公園周りのコースであるいてきましたよ!」と笑顔でお話しくださったTさん

東口から改札口を通り越して西口までいつも挨拶に来てくれるRさん

今年春先、駅頭でのチラシを見て選挙前の集まりに初めて来てくださったSくん、Uさん

今日もたくさんの元気をもらいました。 どうもありがとうございます。

初当選から6年間は、路線バスの回転テーブルのあった昔の駅前で、たった1軒あったコンビニampmを背にして立ちました。

再開発でペデストリアンデッキができてからは、10年間ここに立ち続けました。

高架化工事に伴う駅舎工事のため、この秋には改札口が地下へと変更となります。さてさて、今度はどうしようかな?
風景も大きく変わっていきそうです。

明後日からの9月議会、そして今週末締切のマニフェスト大賞、間際議連の本領を発揮して頑張ります(^^)/

いじめ対策強化の条例案も~9月議会が間もなく始まります

9月議会の昨日告示され、来週29日(木)~9月30日(月)の予定で始まります。

市長から提案された議案や、議長以外全24人の議員の一般質問通告書は、議会事務局が速やかに★市議会HPに全文アップ★してくれています。

市長からの議案は13件で、そのうち30年度決算関係が5件(一般会計と4つの特別会計)、条例改正が5件、人事が2件、そして新規の条例が1件です。

この新規の条例は、 東村山市いじめ問題調査委員会等に関する条例 で、昨年7月に市議会初の政策研究会「いじめで泣く子を出さないために」として市長に手渡した提言がもとになっています。

審査をする場は生活文教委員会となり、最終日の本会議で議決を諮りますが、可決されれば、議会としての提案を踏まえて定められる初の条例ということになります。

私の一般質問は次の2題です。

1.東村山市の子どもの命と安全を守るために~無償化対象の認可外保育施設を限定する条例制定を
2.校則は誰のため?何のため?「人権」の視点で見直しを進めよう 以下の通りです。

全議員の一般質問一覧表も貼っておきます。

熊木議長以外24名の議員全員の一般質問

SL解体・撤去工事 その後① ※追記あり


おはようございます。来週29日(木)からの9月定例議会に向けて、最初の議会運営委員による協議会、そして全員協議会がありました。

明後日(22日)は告示日となり、一般質問通告の締め切り、議案配布、議会運営委員協議会、と一気に加速する感じです。

ところで…定期的に市役所1階の情報コーナーを訪ねて、工事や委託の入札調書を確認するようにしています。
昨日も、昨年度は入札不調(落札業者が決まらなくて)で着手できていない小中学校のブロック塀工事の業者がやっと決まったことや、一時は競争入札に付されるようになった秋水園の焼却炉の点検補修工事が以前のように特命随意契約に戻っていることなどがわかりましたが…

6月議会最終日に可決された一般会計補正予算を受けて、運動公園内のD51蒸気機関車の解体・撤去工事について、JR東日本テクノロジー株式会社に特命随意契約で発注するとした8月6日付の書類も確認しました。工事着手は8月7日、完成は10月11日とされています。

この件については、7名の市議会議員による監査請求が提起されていて、本日(20日)13時半から「陳述」の場が設けられると東村山市のカレンダーから知りました。10名を限度にどなたでも傍聴できます。 

私は補正予算案が提案された際に、質疑の上で「解体・撤去するにしてもセカンドオピニオンを求めてからの方がよい」旨を主張し、会派として反対としましたが、市長は「危険性からその猶予はない」とし、それに24名中14名の議員が賛同。予算は可決と決しました。

議会が予算を決めた以上は、市長は執行機関の長として遅滞なく進めなければなりません。

ここからは私自身の考えです。

議会の議員が一人の市民として監査請求を起こすことは、法的に妨げられるものではありませんので、議会に掛かることなく進められようとする事業や、不法、不当と考えられる事案が発生した時に提起することは大いにあり得ると思います。また、議会の議決結果に納得がいかないとして、市民が自発的に提起するという可能性も大いにあるでしょう。

しかし、です。今回のように、市として唯一の議決機関である議会に諮られた案件に自らも25人の議員の1人として関わり、質疑し、答弁を得、討論も行ない(ルール上から全議員が行なってはいませんが、それぞれの会派の代表が行っている)、議決に加わった事実を踏まえた場合、それが自らの望む結論にならなかったからといって別の場での決着を求めるという行為は、自らの立場と責任の重さ、なにより議会という機関の意義をどう判断した上のことであろうか?と、いうのが私の率直な思いです。

この書類を見る限り、解体・撤去工事は10月11日の期限を厳守する形で進められることと思われます。監査請求は60日以内に結論を出すルールになっていますので、本日の陳述も踏まえて9月末には沙汰が下ることでしょう。

評価は別にして、現実を申し上げれば

工事を行うための予算は7月2日の市議会において賛成多数で可決されており、市長には10月11日までに解体・撤去工事を完了する責任があります。7月下旬に起こされた監査請求の結論が出るのは9月末ですので、これによってSLの解体・撤去が止まるということはありません。

【追記】

① 現在は、アスベスト除去工事の申請等の準備作業を進めており、実際に工事に着手するのは9月初旬を予定しているようです。

② 契約金額1,587万6千円には消費税117万6千円(8%)が含まれています。工事代金の支払いは工事完了時の10月のようですが、消費税は契約時のものなので8%ということになります。

お盆ですね

母を亡くして半年。東京のお盆は7月なので、仏壇を引き受けてくれた妹の家を訪ねて手を合わせましたが、やはり毎年この時期に実家に一族郎党集まっていたのが無くなったことは、ここにもポッカリと穴が開いた感じがします。

学びの場に参加したり、東村山市議会報告会の開催があったり、北山わんぱく夏まつりのお手伝いをしたり、懸案について調べものをしていたりしているうちに、8月も半ばを迎え、今月29日から始まる9月議会の準備や、マニフェスト大賞応募作業に取り掛からないとお尻に火が付く感じになってきました。8月前半を備忘録的に残しておこうと思います。

7月28日(日)には「市民と議員の条例づくり交流会議」の夏企画で「議会改革のタマシイをつなぐ」がテーマでした。選挙のたびに一定程度の顔ぶれが必ず入れ替わる議会という場において、議会改革を立ち上げた「熱量」「タマシイ」をどうつなぎ、さらに発展させるのか。真面目に取り組もうとする議会、議員ほどぶちあたっている新たな壁だと思います。そもそも感じていた従来の議会の問題を最認識したり、さまざまなアプローチで「突破」し、さらに前へとひた走る議会に学ぶ貴重な機会となりました。

8月1日(木)2日(金)は、昨年に引き続き開催された「地方議会サミット」。

昨年は早稲田大学大隈講堂を1,000名を超える地方議員が埋めましたが、今年は東京ビックサイトに約600名の議員が北海道からも沖縄からも大集合。議会が議員テンデバラバラのただの主張やパフォーマンスの場ではなく、首長と対峙する一つの機関・「チーム」として、その機能・権能を最大限に発揮して、市民福祉の向上に徹底的に寄与しようとするのか。本気度をお互いに問うような学びが続きました。

2日目は自分の議会の議会運営委員会等と夜は議会報告会の初日が重なったため、残念ながら1日目だけの参加でしたが、志高く活動されている全国の仲間の皆さん(政党や政治的立ち位置はホントにバラバラ)との再会も果たし、また1年頑張って来年会いましょう、という意志を確かめ合って別れました。

8月2日(金)夜と3日(土)午前中は、4月の市議選後初めてとなる「東村山市議会報告会」でした。

サンパルネホールで開催した初日は、40人近い方がご参加くださり、甲府市議会議会運営委員会の皆さん10人も加わっていただいたので、車座で進めた後半の「ちょっと聞きたい議員のホンネ」は賑やかに楽しく進めることができました。

2日目は18人と少なめでしたが、その分じっくりと落ち着いて報告も後半のプログラムも進められたように思います。

8月7日(水)には広報広聴委員会を開いて振り返りも行いましたので、結果をまとめて今月末には市議会HPでご報告できる見通しです。

ちょっと調べてみました「多摩26市議会の男女比」

東村山市議会は4月の選挙の結果、25人中12人、48%が女性議員となりました。
改選前も41.66%(24人中10人)で、視察にお越しになる議会の皆さんから「どうしたらそんなに多くの女性議員が誕生するのですか?」と質問を受けることも多々です。

しかし、私が入った16年前に既に公明2、共産2、ネット2、民主1、草の根1の計8人は女性でしたので、「議会として特に何かしてきたわけではないのです」とお答えするほかありません。

前回、自民党会派に初めて女性議員が誕生し、今回は1人増えて2人となり、公明党はこれまで通りに6人中2人、共産党は5人中4人、立憲民主は2人とも女性、ネット1人、草の根1人…ということで12人ということになりました。

ということで、今週末に開催する議会報告会でお見せするスライドの手直し作業をする中で、せめて多摩26市の実態は正確につかんでおきたいと思い立ち、全市の議会事務局に先ほど電話をして、それをもとに一覧表を作ってみました。

その結果、前期4年間はお隣の清瀬市議会が20人中9人の45%で第1位でしたが、現在では48%の東村山市議会が第1位、第2位が武蔵野市議会(46.2%)、第3位が狛江市議会(45.5%)、第4位が清瀬市議会(45%)ということがわかりました。

昨日も全国規模の学習会に参加した際に、女性議員をどう増やすのか、女性議員への差別的扱いが依然として多くて大変…といった話題を耳にしました。
結果として、ということかもしれませんが、男女比にあまり差のない=つまり現実社会の実態に近い東村山市議会では、「女性だから」とか「女性のくせに」といったレベルの話は、(議員としての地域活動の中等であるのか無いのかは個々で差があるかもしれませんが)議会内ではもちろん、市役所の中でもほぼ聞くことがありません。

おまけ)全国市議会議長会の事務局に電話して、「全国で一番女性議員の割合が高い議会を教えていただけませんか?」と尋ねたところ、「そういうデータは持ち合わせていません」と言われてしまいました。「毎年8月に全国調査の結果を発表しておられるのだから、その時点での自治体ごとの状況はつかんでおられるんですよね?」と重ねて訊くと、「そういうものはありませんので」と強めに言われました。ホントなんでしょうかね…

4月の選挙後、初の議会報告会 ~~初当選8人を加えた25人で皆さまをお迎えします!

①8月2日(金)夜7時~9時@東村山駅西口サンパルネホール

②8月3日(土)朝9時半~11時半@市民センター2階

今回の会は、前半は議長以下の人事を決めた5月臨時議会と、6月定例市議会の報告を、そして後半は8人の新人議員を含めた25人の議員ができるだけホンネを語れる場をつくって、ご参加の皆さまとの交流も深めていきたい、とちょっと欲張りなことを考えています。

あ、8月ですので例年通り、昨年度の政務活動費と議長交際費の報告もします!

今朝は7時~8時まで、東村山駅の東西と久米川駅の南北に熊木議長、石橋副議長を先頭にほぼ全員の議員が出て、PRチラシをお渡しし、午後は手話通訳者の方にお越しいただいて、「もっと聞こえない人に寄り添うために」と題した議員研修会を行って、新人議員8人も報告会の冒頭の自己紹介を手話でできるように特訓もしました。みんな燃えています。

4月に行われた市議選で誰の名前を書いたか…今ならまだ覚えておられるのではないでしょうか。

選挙が終わったらそれっきり4年間お任せ、なんてこと言わずに、ぜひぜひご自身が1票を投じた議員、そして市議会はどんな風に仕事をしているのか、他の議員、議会全体はどんな感じなのか…その目で確かめにいらしてください!

私たち東村山市議会25名は、それぞれが描く理想の社会像やアプローチの仕方、考え方や性格は様々に違っていて、4年間の最初の定例議会となった6月議会でも時に激しい議論をしましたが、15万人の市民の皆さんに身近な存在として感じてもらい、もっと信頼される市議会にしていきたい、という思いは共通なものだと思っています。

お忙しいこととは思いますが、時々お越しいただいている方はぜひ今回も、一度も参加したことないよ~という方はだまされたと思ってまずは一度、会場までお運びください。