6月議会告示~日程や当初議案が確定しました!

◆本日、市長より招集告示があり、来週6月4日(木)から6月定例議会が開かれることが正式に決まりました。

会期は25日(木)までで、日程は5月1日号の議会だよりでお知らせしたものとはかなり変更になっています。

6月4日(木)…本会議(10時~)市長所信表明/本会議即決議案 の審議

6月5日(金)…本会議(10時~)本会議即決議案の審議

6月10日(水)一般質問(10時~)かみまち弓子、藤田まさみ、鈴木たつお、朝木直子、下沢ゆきお、小林美緒、清水あづさ、佐藤まさたか

6月11日(木)一般質問(10時~)白石えつ子、横尾たかお、渡辺英子、山口みよ、浅見みどり、志村誠、土方桂、木村隆

6月12日(金)一般質問(10時~)小町明夫、村山じゅん子、石橋光明、伊藤真一、駒崎高行、山田たか子、渡辺みのる、さとう直子

6月16日(火)政策総務委員会(10時~)/生活文教委員会(13時半~)

6月17日(水)議会運営委員会(10時~)/厚生委員会(13時半~)

6月19日(金)議員報酬及び政務活動費に関する調査特別委員会(10時~)

6月25日(木)本会議(10時~)委員会付託議案の報告と議決/追加議案の審議

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◆市長から提案されたのは、報告5件(市長専決処分とした条例改正4件、補正予算1件)、議案26件(条例改正案9、補正予算1件、人事16件)、諮問3件の合計34件とかつてない規模です。

また、新型コロナ対策として結論を急ぐものは、常任委員会に諮らず初日の本会議で審議して即決とするため、通常の1日だけでは足らないと判断。異例の2日続けての本会議となります。

◆一般質問については、コロナ対応に追われている市当局に配慮して見合わせの提案もありましたが、各自の持ち時間を5分だけ縮めることで概ね毎日17時頃には終わるようにすることとし、通常通りに行うことで合意が図られました。本日付で熊木議長以外の24名全員が通告書を提出しました。

私の一般質問は大きく3題。「非常時に顕在化した公民連携の課題について」「認可外保育所利用者に対する保育料日割り措置について」「時代に相応しい東村山駅の実現を」を扱い、6月10日(水)の8人目に質問に立ちます。

尚、東村山市議会では、市民から提出された請願や陳情の審査を担当する委員会で十分に行うことを目的に、それと内容が被る一般質問は控えることになっています。今回、そのルールを知ってか知らずか、今年3月議会から継続審査となっている新型コロナ対策を求める陳情と重なる質問が多々見受けられたため、今日午後の議会運営委員協議会でかなりの時間扱いを議論しました。結論としては、現行ルールに沿うべきという意見が大勢を占め、通告項目をかなり整理された議員もいます。このルールのデメリットが顕在化した形なので、今後改めて議論していきたいと思います。

◆議会事務局が速やかに作業をしてくれ、議案については本日中に、全議員の一般質問通告書は明日、市議会HPにアップされることと思いますので、それを待って詳細を改めてお知らせします。

6月議会に向けて

東村山市議会の6月定例会は6月4日(木)から始まる予定です。
今日は13時半から、議会運営委員による協議会が開かれ、市長から提案予定の議案の概要や新たに市民から出された請願・陳情の情報を共有し、同時に議会運営上の新型コロナ対策についても協議しました。これは、議案や請願・陳情の内容と重なる件については一般質問は控える、という東村山市議会のルールによるものです。

一般質問については見合わせる議会もあると耳にしていますが、東村山市議会では行うことで合意しています。
議会だより(5月1日号)で公表したものとは一部変更を予定している会期の日程も含め、明後日(28日)午後、各議員から一般質問通告書が提出された段階で改めて会議を開き、正式に決定し、公表します。少しお待ちください。

市議会に対するアンケートは継続実施中です。ぜひコチラから忌憚のないご意見をお寄せください。

市議会の取組みについてご意見を聴かせてください

新型コロナ対策の報告がありました~市議会全員協議会を開催

本日午前10時半から「市の新型コロナウィルス感染症への対応について」を議題にした市議会の全員協議会が本会議場で開かれました。 

写真は開会前に傍聴席から写したものですが、議場には半数強の議員しかおりません。あとは私も含めて、傍聴席に。6月4日開会予定の6月定例議会でもこのような形でソーシャルディスタンスを保つ対策を取ることにし、定足数(25名中13名)を確保しながらの議会運営になる予定です。今日はその予行という意味もありました。

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それではあくまで自分で記録した範囲で、細かい間違いや落ちがあるかもしれませんが、市長と教育長の発言について報告します。ほぼ発言そのままなので長くなることをご容赦ください。

《渡部市長》

本日は対策に関わる市としての取組みについて行政報告の機会を得て感謝申し上げる。また、休校や休館措置等にご協力賜り感謝申し上げる。本件は、3月定例初日の施政方針説明以来、今回で5回目となる。今日は4月21日の代表者会議以降の取組み、動向を中心に報告したい。

【当市の感染状況】4月4日に初めて確認以降、現在10名。昨日、都から通知があり、都で調査中としていた500数十名の所在地が判明したので今後1~5名の増加予定だが、新規ではない。保健所からは日にちと人数だけしか情報提供はない。市内の施設での感染については、利用者についても職員についても無い。市の職員もない。都内の傾向としては、半数程度が感染経路がわからない個発例と、院内感染が増えている。市内でも傾向としては同様と推測している。10名の方の回復をお祈りしたい。

【医療体制拡充の取組み】3月4日に医師会幹部や公衆衛生担当者と連絡会議。市の備蓄マスクの対応要請を受け、4月17日に医師会に対して5000枚を貸与した。4月22日に医師会長とPCRセンター設置の意見交換し、医療消耗品確保や設置場所など大きな課題があり、検査体制の確認、感染者の安全な受け皿確保を都に要請した。小平保健所管内5市の体制強化と陽性者の受け入れ確保を都に要請し、連絡協議会の立ち上げを4市に直接提案、担当課長会議開催を呼びかけた。5月1日に課長会を開催し、都への要請事項を検討中。まとまり次第、5市連絡協議会の会長である私から都の担当に要請に出向く。昭和病院に発熱エリア設置、7市から紹介受けた患者を専門で診療する発熱外来が既に稼働している。一定の感染が疑われる人への体制が取れつつある。保健所管内5市で連携し、都へ適時適切に要請を積極的に行うと共に、昭和病院の発熱外来の強化支援に取り組む。

【公共施設の休館】4月7日以降も措置を延長し、5月7日以降は予断を許さない情勢に鑑み、国や都の宣言動向待たずして5月末まで延長決めた。結果として国の宣言に沿った内容になったもので市民にはご不便をかけるが、ご理解いただきたい。今後も状況を注視し、6月1日の再開に向けて保健衛生用品の確保や3密への対策を整えていきたい。

【保育所と児童クラブの対応】小中学校が休校となる中、登園の自粛をお願いしつつ、必要とする方への保育を可能な限り提供を続け、感染防止策を講じてきた。合わせて保護者には、登園を極力控えるよう、複数回にわたって要請し、専決処分の上、保育料の減額措置を取った。児童の出席状況の把握に努め、利用しなかった日数相当を減額する予定。育休からの復職も、4月1日入所の保護者は6月末まで延長措置。利用は3割未満まで減り、3密状態が緩和されており、ご協力に改めて感謝したい。

【休校に伴う児童の確認について】在宅時間が大幅増加する等して、ストレス増による児童虐待の深刻化が懸念されている。3月1日~4月24日までの件数は22件であり、昨年の8件に比べて倍以上。内訳は心理的虐待0件⇒15件と急増。うち6件がDVに関連する心理的虐待。最も深刻で緊急性高い身体的は8件⇒3件と減少しているが、相談自体の減少によるものと推測している。児童の状況把握の必要性を強く感じており、連携体制を活用し、子ども家庭支援センターにおいてすべての世帯を対象に電話での把握、訪問も含めて努めている。庁内連絡会議を開いて、対策強化を図っている。

【住民税の申告期間の延長】国税に同様に期限を延長して受け付け、周知している。

【市税徴収猶予特例】収入が概ね2割減少者に猶予制度特例が設けられたので、市報やHPで周知しているが、6月に発送する納税通知書にお知らせを同封して制度活用を促したい。

【下水道使用料の猶予】公共料金支払いが困難な方には柔軟な対応が求められており、都水道局では水道料金の支払い猶予。下水道も同様に。都水道局で受けていて、最長で4か月。

【駅前広場での密集への対応】駅前広場での飲食、喫煙、長時間の滞留は、これまでも自粛を再三お願いしてきたが解消に至らず、4月18日に久米川駅南口と新秋津駅前にフェンスを設置した。久米川駅北口広場と近くの土地開発公社管理用地も同様の対応をした。フェンス設置に苦情は無いが、引き続きご理解を。

【小口事業融資制度に新たに設けた緊急資金貸付】既に113件にのぼり、昨年度1年間で71件だったことから、非常に多くの申し込みを短期間でいただいている。コロナが市内中小事業者に多大な影響を与えており、今回設けた制度が資金需要を満たしているものと評価している。その他、持続化給付金や都の協力金への問い合わせが多く寄せられているので、迅速に対応できるよう、地域創生部で対応図っていく。

【特別定額給付金】野崎副市長を本部長に庁内PTを4月下旬に立ちあげて準備している。速やかに対応することが重要なので、5月1日に156億6千万円余を専決処分して進めている。4月21日の体表者会議でも説明したが、専決処分への理解に感謝する。独自コールセンター設置、マイナンバーカードによる申請を受けているが、今朝の段階で1,387件受付。5月20日からは全世帯に申請書を順次発送し、同日より申請受付を開始する。5月18日に最初の振込を予定しており、都内では最も早い自治体の一つになると自負している。申請は感染拡大防止の観点から、郵送かオンラインいずれかを基本としているが、やむを得ず来られる方は対策徹底していく。当市でも1階の窓口が混雑しているが、7万3千世帯への給付は膨大な事務量となる。金融機関にも協力してもらって迅速に推進していく。

【子育て世帯への臨時特別給付金】小学校などの休校などによって影響受けた子育て世帯への取組みとして、1人当たり1万円を支給する。可能な限り速やかに行き渡るよう努める。こちらも5月1日に専決処分を行った。

【国保税の減免等】傷病手当支給、介護保険と合わせて先般の代表者会議で説明した通り、6月議会の議案として条例改正をお願いする予定。

【その他の措置】外出自粛に伴うバス事業者やタクシー事業者への支援を目的に駅前広場使用料の減免、市民が利用している駐輪場使用料の還付の検討進めているので、まとまり次第お諮りする。市営住宅使用料も生活困窮の影響が予想されるので支援の方策を検討して行く。コロナ感染拡大時における避難所運営…対応策の検討を既に行っている。特に風水害時の検討を開始し、小中学校11に加えて新たに複数確保して3密回避すること、専用スペース確保等、マニュアルの整備を進めている。震災時にはこれを準用して対応する。

市民の皆さま、先の見えない戦いで大変な状況にあり、職員も業務多忙になっている。改めて議員と市民の皆さまに深いご理解とご協力を賜りたい。教育関係は教育長からご報告する。
最後に4月28日付の各会派からの要望への答えをかいつまんで申し上げたい。

・PCRセンターの設置や軽症者のホテルの確保…市単独での設置は考えておらず、都に要請が現実的と考えている。

・スーパーやドラッグストアでのソーシャルディスタンスの指導…市は個々の店舗に行政指導の権限は有していないので、市報やHPで周知に努める。大手の店舗では取り組みが進んでいる

・子どもたちの心と体のストレス…子ども専用ではないが、スポセン管理者の東京ドームと連携して動画作成してアップしている。今後も食育の取組み等普及に努める。

・予防接種…BCGは市内機関が少ないため集団で実施しており、不安のある人は個別に医療機関で。

・子どもの養育体制の確立…当市では事例発生無いが、保健所と連絡とって進めていく。乳幼児受入れは国や都に要請したい。

・防災無線によるメッセージの発信…市としてはHPやSNS、無線メールやナビで発信しているが、無線は発信をすると問い合わせがたくさんあるので慎重に対応したい。

・DV避難者への細心の注意…情報漏洩などが生じないよう、担当者を限定して直接対応に当たっている。待ち伏せ等が起きないように郵送での対応を基本とするなど細心の注意を払う。

・市内感染者の情報…保健所公表以上のものが無い。表記についてはより分かりやすく努める。

・申請書の封筒デザイン…デザインは事前に公表しない。

・国保税の値上げの中止…国の通知のよる減免措置と傷病手当で対応したい。

・憩いの家浴室の開放…高齢者については慎重な判断を要するので現段階で開放は考えていない。

・住居確保給付金…丁寧に情報提供に努めている。

・ドア越しの訪問…独居高齢者が孤立しないよう民生委員と協議重ね、安全確保含めて検討。

・視覚障がい者の生活支援…ガイドヘルパーの派遣が途絶える等の相談は現時点ではない。具体事案があればケースワーカーに相談してほしい。

・通所登園していない子どもへのケア…お便りやメールや電話でできる範囲で行っている。

・5月12日付の要望書についても、必要があれば補正を最終日に盛り込めるように検討したい。 

《村木教育長》

・3月2日に行った臨時休校措置を5月31日まで延長した。ご心配いただいていることに改めて感謝。

・卒業式と入学式は予定の日程で実施でき、整然と迎えられた。素晴らしい式となったこと報告。

・学校による温度差やこども体の差異もあるが、分散登校を進める中で、十分な指示が徹底できていない面があるが、子どもたちの主体性を促してきた。

・児童クラブ登録でない1~3年生と特別支援の子どもたち計88名を4月13日から学校で受け入れている。授業できない期間の教育課程の検討を行っている。学習の保障に向けて準備していているが、詰め込みになり過ぎず、日常の学校生活再開の折には気持ちにゆとり持てるよう、過度の負担にならぬよう配慮したい。

・ICTによる授業は補助金を最大限活用する中で、GIGAスクール構想の早期実現に一層力を入れたい。できる限りのことを現物支給しながら進めてきた。

・子ども相談室などは相談を延期をしたケースもあるが、虐待や自傷行為など迅速な対応が必要なケースもあり、相談が途切れるリスクがあるケースは電話対応を継続してきた。安全が脅かされるケースは子ども家庭センターと連携して平時と変わらぬ対応してきた。3月は620件の相談、4月は197件。

・就学援助制度は市HPからの申請、郵送でも受け付け、5月認定でも4月に遡及することとした。

・学校給食…柏崎市の米を組合に協力してもらって期間限定で販売している。地場野菜はスーパー等で提供している。

・社会教育関係…青少対の総会は書面で行われた。山の家は5月末まで休館し、夏休みのキャンプは中止とした。

・学校のコミュニティ開放…7月からとする。なぎさ体験塾は中止。市民文化の集いも中止。

・図書館…予約貸し出しを再開したが、4月12日にサービス中止した。例年6月に行う蔵書点検も前倒しして行っている。HPに便利な機能を加えた。

・公民館…地域サービス窓口と印刷室だけ稼働。ホールは6月末まで閉館。

・学校での相談日…新1年生は保護者とともに。再開日はまだ指示していない。分散登校を行いながら段階的に準備を進めていく。終息が見られれば再開日を定めて登校日を設定する。

・給食提供は小学校では7日後、中学校は10日後。いきなり授業ではなく、学級単位の授業ができるよう、児童生徒と教員との関わり、児童生徒同士の関係づくり等に十分な時間を確保していきたい。安定しして安心して活動できるよう配慮していきたい。万一、感染者が出た場合は人権に配慮し、保健所などと連携して進めていきたい。

・昨日付けで各会派からいただいた要望書については、教育委員会、学校対応で課題が見られる点については、本日9時半から中央公民館で定例校長会で話をしたところ。大きな温度差が縮まるように、それぞれの家庭への取りくみがしっかり浸透するように進めていきたい。

4人会派から3人会派になりました(ご報告)

昨春の選挙後に4人の議員で結成した会派「つなごう!立憲・ネット」は、2020年4月30日付で藤田まさみ議員が離脱したため、かみまち弓子、白石えつ子、佐藤まさたか の3名の会派となりました。

これは主に、現市政に対する評価、議会運営への考え方、国政と地方自治の本質的な違いに対する認識、等の違いが顕在化したものと受け止めており、幾度か協議を行いましたが、4人での継続は困難という結論に至りました。

今後は、かみまち(立憲民主党・2期)、白石(東村山生活者ネットワーク・2期)、佐藤(無所属・5期)の3人で、昨年5月の会派結成時の確認事項(下記)を大切に活動すると共に、二元代表制のもとで東村山市議会が最大限の力を発揮できるよう努力を重ねてまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

緊急事態宣言の延長に議会は…

市役所5階の会派室の窓から見える欅の緑と青空のコントラストが見事です。

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今年のGWは、こどもの日に2歳の誕生日を迎えた孫BOYの顔を短時間見に行き、そのついでに娘宅2軒と妹宅をほんの少しずつ回ったくらいで、あとは自宅で片付けや在宅ワーク、庭の小さな花壇に夏野菜の苗植え等をしつつ、相談の電話を受けたりニュースをチェックするといった日々でした。

緊急事態宣言の継続も決まり、市内小中学校の休校措置の来週以降の延長も発表されるであろう中ですが、市議会としては3月議会以降、寄せられた声を会派ごとに整理して市長と教育長に議長経由で定期的に提出する以外は、個人的な活動にほぼ終始しています。

目前に迫ってきた6月定例議会の開催方法と共に、こういう状況が長引いたり、再度到来した場合の会議の持ち方…WEBによる会議の開催なども含めて、それに必要なルールの見直しやツールの整備を考えないといけません。

総務省は、このコロナ禍を前提に、「委員会のWEBを活用した開催は差し支えない」旨の方針を示したことが話題になっています。

国が柔軟な姿勢を示したことは評価しつつ、元来、地方分権の時代にあって、 地方は法を逸脱しない限りは国の方針を強制される立場にはないわけで、私たち自身が憲法や地方自治法を踏まえ、議会としてやれること、やるべきことを追求しないといけないのだと改めて思っています。

今日は、「議員報酬及び政務活動費に関する調査特別委員会」の今後について、関係者で打合せをしました。

最後に、先週提出した「つなごう!立憲・ネット」としての市長・教育長宛要望(第6弾)を掲載していませんでしたので、以下アップします。

「新型コロナウイルス対策についての会派要望」 その6

 【つなごう!立憲・ネット】 2020年4月27日

渡部尚市長様

村木尚生教育長様

状況が刻々と変わる中、日々のご対応ありがとうございます。市民の声等を踏まえ、会派として以下の点について改善、拡充を要望いたします。中には既に取組みを進めておられる事項も含まれていることと思いますが、現状がわかりませんのでご容赦ください。

1.小中学生の休校に関して

① 休校の長期化により不安を抱える親子が増えています。「先生から電話で状況把握をしながら適切な支援に努めている」と市長から先日ご説明がありましたが、登校日が取りやめになって以降、実際にはコンタクトをどの程度取っていただいているでしょうか。課題を持ち帰っての家庭学習は限界という声も伺うようになりました。教育長によるメッセージ発出など含め、親子が少しでも安心できる状況をつくっていただきたくお願いいたします。

② 5月7日以降も休校が継続された場合には、児童・生徒並びに保護者に対して、当面の対応と共に、できることorできないこと、できないのであれば、その理由と共に先の見通しが持てるような情報発信を増やしていただくようお願いいたします。たとえばオンライン授業の実現がすぐには難しいことは多くの保護者が理解するところかもしれませんが、市教委としてはどう取り組みを進めているのか等を伝え、できることから試験的にでも始めていただけないでしょうか。

2.情報発信の拡充について

特に漏れの許されないような制度や事業(例:特別定額給付金のDV避難者への対応、妊婦への支援策等)については、国や都のリンクのみでなく、市としての該当ページを立ち上げて速やかに発信してください。この件については、加害者の張り込みによるリスクを下げるため、2つ以上の窓口設置をし、当事者が安心できるよう十分な配慮をお願いします。

3.民生・児童委員によるドア越し訪問の実施を

 独居高齢者や支援の必要なひとり親世帯等の孤立が大変心配されます。対面訪問が憚られる状況もありますので、民生・児童委員によるドア越し訪問によって、見守りの必要な世帯の状況把握と共に、求められる支援に確実に繋がるような取組みをお願いいたします。

4.医療体制の早期構築について

 都内でもPCRセンター設置に動く自治体が増えています。医師会等と連携して早期の体制構築を目指してください。

5.視覚障がい者の生活支援について

 生命線であるガイドヘルパーの派遣が途絶えるなどして、日常の情報取得や生活物資の購入などに著しく支障を来している方がいます。買い物や家事代行などの支援を柔軟に行って生活を支えるべく、きめの細かい対応をお願いします。

6.児童クラブ・保育園について

前回も要望しましたが、認可外保育施設や子ども園利用者への日割り措置拡大を至急図ってください。また、日々の保育で大変な状況と承知していますが、通園・登所していない世帯の子どもへのケアについても、こまめに進めていただきますようお願いいたします。                                    以上

市議会の取組みについてご意見をお聴かせください

東村山市議会として、市議会は何を目的とし、そのために何をするのか、を明文化した「議会基本条例」を2014年4月にスタートさせました。
そして2年に一度、取り組みの実績を明らかにして市民の皆さんから評価いただき、そのご意見を踏まえてさらなる改善につなげる、という機会(検証作業)を設けています。

緊急事態宣言の延長が確定的で先が見通せない中、「それどころじゃないよ」というお声も聞こえてきそうですが、コロナを理由にあらゆることを止めてしまうのもどうかと思っています。

東村山市議会としてのお願いです。

▷ちょうど皆さんのお宅に各戸配布されたばかりの「市議会だより」237号の6面と7面では、そのまま切り取ってFAXや投函していただけるアンケート形式で
https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/…/shigikaidayori0…
市議会FAX)042-397-9436

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▷市議会のホームページからはパブリックコメント用のフォームで
https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/…/keshoankito.html

★6月1日(日)まで、皆さまのご意見を募集しています★

回収ボックスは、市役所本庁舎1階情報コーナー、いきいきプラザ1階総合案内、本庁舎5階の議会事務局前、サンパルネ地域サービス窓口 の4箇所に設置してあります。

ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。