いじめ対策強化の条例案も~9月議会が間もなく始まります

9月議会の昨日告示され、来週29日(木)~9月30日(月)の予定で始まります。

市長から提案された議案や、議長以外全24人の議員の一般質問通告書は、議会事務局が速やかに★市議会HPに全文アップ★してくれています。

市長からの議案は13件で、そのうち30年度決算関係が5件(一般会計と4つの特別会計)、条例改正が5件、人事が2件、そして新規の条例が1件です。

この新規の条例は、 東村山市いじめ問題調査委員会等に関する条例 で、昨年7月に市議会初の政策研究会「いじめで泣く子を出さないために」として市長に手渡した提言がもとになっています。

審査をする場は生活文教委員会となり、最終日の本会議で議決を諮りますが、可決されれば、議会としての提案を踏まえて定められる初の条例ということになります。

私の一般質問は次の2題です。

1.東村山市の子どもの命と安全を守るために~無償化対象の認可外保育施設を限定する条例制定を
2.校則は誰のため?何のため?「人権」の視点で見直しを進めよう 以下の通りです。

全議員の一般質問一覧表も貼っておきます。

熊木議長以外24名の議員全員の一般質問

SL解体・撤去工事 その後① ※追記あり


おはようございます。来週29日(木)からの9月定例議会に向けて、最初の議会運営委員による協議会、そして全員協議会がありました。

明後日(22日)は告示日となり、一般質問通告の締め切り、議案配布、議会運営委員協議会、と一気に加速する感じです。

ところで…定期的に市役所1階の情報コーナーを訪ねて、工事や委託の入札調書を確認するようにしています。
昨日も、昨年度は入札不調(落札業者が決まらなくて)で着手できていない小中学校のブロック塀工事の業者がやっと決まったことや、一時は競争入札に付されるようになった秋水園の焼却炉の点検補修工事が以前のように特命随意契約に戻っていることなどがわかりましたが…

6月議会最終日に可決された一般会計補正予算を受けて、運動公園内のD51蒸気機関車の解体・撤去工事について、JR東日本テクノロジー株式会社に特命随意契約で発注するとした8月6日付の書類も確認しました。工事着手は8月7日、完成は10月11日とされています。

この件については、7名の市議会議員による監査請求が提起されていて、本日(20日)13時半から「陳述」の場が設けられると東村山市のカレンダーから知りました。10名を限度にどなたでも傍聴できます。 

私は補正予算案が提案された際に、質疑の上で「解体・撤去するにしてもセカンドオピニオンを求めてからの方がよい」旨を主張し、会派として反対としましたが、市長は「危険性からその猶予はない」とし、それに24名中14名の議員が賛同。予算は可決と決しました。

議会が予算を決めた以上は、市長は執行機関の長として遅滞なく進めなければなりません。

ここからは私自身の考えです。

議会の議員が一人の市民として監査請求を起こすことは、法的に妨げられるものではありませんので、議会に掛かることなく進められようとする事業や、不法、不当と考えられる事案が発生した時に提起することは大いにあり得ると思います。また、議会の議決結果に納得がいかないとして、市民が自発的に提起するという可能性も大いにあるでしょう。

しかし、です。今回のように、市として唯一の議決機関である議会に諮られた案件に自らも25人の議員の1人として関わり、質疑し、答弁を得、討論も行ない(ルール上から全議員が行なってはいませんが、それぞれの会派の代表が行っている)、議決に加わった事実を踏まえた場合、それが自らの望む結論にならなかったからといって別の場での決着を求めるという行為は、自らの立場と責任の重さ、なにより議会という機関の意義をどう判断した上のことであろうか?と、いうのが私の率直な思いです。

この書類を見る限り、解体・撤去工事は10月11日の期限を厳守する形で進められることと思われます。監査請求は60日以内に結論を出すルールになっていますので、本日の陳述も踏まえて9月末には沙汰が下ることでしょう。

評価は別にして、現実を申し上げれば

工事を行うための予算は7月2日の市議会において賛成多数で可決されており、市長には10月11日までに解体・撤去工事を完了する責任があります。7月下旬に起こされた監査請求の結論が出るのは9月末ですので、これによってSLの解体・撤去が止まるということはありません。

【追記】

① 現在は、アスベスト除去工事の申請等の準備作業を進めており、実際に工事に着手するのは9月初旬を予定しているようです。

② 契約金額1,587万6千円には消費税117万6千円(8%)が含まれています。工事代金の支払いは工事完了時の10月のようですが、消費税は契約時のものなので8%ということになります。

お盆ですね

母を亡くして半年。東京のお盆は7月なので、仏壇を引き受けてくれた妹の家を訪ねて手を合わせましたが、やはり毎年この時期に実家に一族郎党集まっていたのが無くなったことは、ここにもポッカリと穴が開いた感じがします。

学びの場に参加したり、東村山市議会報告会の開催があったり、北山わんぱく夏まつりのお手伝いをしたり、懸案について調べものをしていたりしているうちに、8月も半ばを迎え、今月29日から始まる9月議会の準備や、マニフェスト大賞応募作業に取り掛からないとお尻に火が付く感じになってきました。8月前半を備忘録的に残しておこうと思います。

7月28日(日)には「市民と議員の条例づくり交流会議」の夏企画で「議会改革のタマシイをつなぐ」がテーマでした。選挙のたびに一定程度の顔ぶれが必ず入れ替わる議会という場において、議会改革を立ち上げた「熱量」「タマシイ」をどうつなぎ、さらに発展させるのか。真面目に取り組もうとする議会、議員ほどぶちあたっている新たな壁だと思います。そもそも感じていた従来の議会の問題を最認識したり、さまざまなアプローチで「突破」し、さらに前へとひた走る議会に学ぶ貴重な機会となりました。

8月1日(木)2日(金)は、昨年に引き続き開催された「地方議会サミット」。

昨年は早稲田大学大隈講堂を1,000名を超える地方議員が埋めましたが、今年は東京ビックサイトに約600名の議員が北海道からも沖縄からも大集合。議会が議員テンデバラバラのただの主張やパフォーマンスの場ではなく、首長と対峙する一つの機関・「チーム」として、その機能・権能を最大限に発揮して、市民福祉の向上に徹底的に寄与しようとするのか。本気度をお互いに問うような学びが続きました。

2日目は自分の議会の議会運営委員会等と夜は議会報告会の初日が重なったため、残念ながら1日目だけの参加でしたが、志高く活動されている全国の仲間の皆さん(政党や政治的立ち位置はホントにバラバラ)との再会も果たし、また1年頑張って来年会いましょう、という意志を確かめ合って別れました。

8月2日(金)夜と3日(土)午前中は、4月の市議選後初めてとなる「東村山市議会報告会」でした。

サンパルネホールで開催した初日は、40人近い方がご参加くださり、甲府市議会議会運営委員会の皆さん10人も加わっていただいたので、車座で進めた後半の「ちょっと聞きたい議員のホンネ」は賑やかに楽しく進めることができました。

2日目は18人と少なめでしたが、その分じっくりと落ち着いて報告も後半のプログラムも進められたように思います。

8月7日(水)には広報広聴委員会を開いて振り返りも行いましたので、結果をまとめて今月末には市議会HPでご報告できる見通しです。

ちょっと調べてみました「多摩26市議会の男女比」

東村山市議会は4月の選挙の結果、25人中12人、48%が女性議員となりました。
改選前も41.66%(24人中10人)で、視察にお越しになる議会の皆さんから「どうしたらそんなに多くの女性議員が誕生するのですか?」と質問を受けることも多々です。

しかし、私が入った16年前に既に公明2、共産2、ネット2、民主1、草の根1の計8人は女性でしたので、「議会として特に何かしてきたわけではないのです」とお答えするほかありません。

前回、自民党会派に初めて女性議員が誕生し、今回は1人増えて2人となり、公明党はこれまで通りに6人中2人、共産党は5人中4人、立憲民主は2人とも女性、ネット1人、草の根1人…ということで12人ということになりました。

ということで、今週末に開催する議会報告会でお見せするスライドの手直し作業をする中で、せめて多摩26市の実態は正確につかんでおきたいと思い立ち、全市の議会事務局に先ほど電話をして、それをもとに一覧表を作ってみました。

その結果、前期4年間はお隣の清瀬市議会が20人中9人の45%で第1位でしたが、現在では48%の東村山市議会が第1位、第2位が武蔵野市議会(46.2%)、第3位が狛江市議会(45.5%)、第4位が清瀬市議会(45%)ということがわかりました。

昨日も全国規模の学習会に参加した際に、女性議員をどう増やすのか、女性議員への差別的扱いが依然として多くて大変…といった話題を耳にしました。
結果として、ということかもしれませんが、男女比にあまり差のない=つまり現実社会の実態に近い東村山市議会では、「女性だから」とか「女性のくせに」といったレベルの話は、(議員としての地域活動の中等であるのか無いのかは個々で差があるかもしれませんが)議会内ではもちろん、市役所の中でもほぼ聞くことがありません。

おまけ)全国市議会議長会の事務局に電話して、「全国で一番女性議員の割合が高い議会を教えていただけませんか?」と尋ねたところ、「そういうデータは持ち合わせていません」と言われてしまいました。「毎年8月に全国調査の結果を発表しておられるのだから、その時点での自治体ごとの状況はつかんでおられるんですよね?」と重ねて訊くと、「そういうものはありませんので」と強めに言われました。ホントなんでしょうかね…

4月の選挙後、初の議会報告会 ~~初当選8人を加えた25人で皆さまをお迎えします!

①8月2日(金)夜7時~9時@東村山駅西口サンパルネホール

②8月3日(土)朝9時半~11時半@市民センター2階

今回の会は、前半は議長以下の人事を決めた5月臨時議会と、6月定例市議会の報告を、そして後半は8人の新人議員を含めた25人の議員ができるだけホンネを語れる場をつくって、ご参加の皆さまとの交流も深めていきたい、とちょっと欲張りなことを考えています。

あ、8月ですので例年通り、昨年度の政務活動費と議長交際費の報告もします!

今朝は7時~8時まで、東村山駅の東西と久米川駅の南北に熊木議長、石橋副議長を先頭にほぼ全員の議員が出て、PRチラシをお渡しし、午後は手話通訳者の方にお越しいただいて、「もっと聞こえない人に寄り添うために」と題した議員研修会を行って、新人議員8人も報告会の冒頭の自己紹介を手話でできるように特訓もしました。みんな燃えています。

4月に行われた市議選で誰の名前を書いたか…今ならまだ覚えておられるのではないでしょうか。

選挙が終わったらそれっきり4年間お任せ、なんてこと言わずに、ぜひぜひご自身が1票を投じた議員、そして市議会はどんな風に仕事をしているのか、他の議員、議会全体はどんな感じなのか…その目で確かめにいらしてください!

私たち東村山市議会25名は、それぞれが描く理想の社会像やアプローチの仕方、考え方や性格は様々に違っていて、4年間の最初の定例議会となった6月議会でも時に激しい議論をしましたが、15万人の市民の皆さんに身近な存在として感じてもらい、もっと信頼される市議会にしていきたい、という思いは共通なものだと思っています。

お忙しいこととは思いますが、時々お越しいただいている方はぜひ今回も、一度も参加したことないよ~という方はだまされたと思ってまずは一度、会場までお運びください。

SL解体撤去の予算が計上された経緯

6月26日付で行った公文書公開請求によって、先ほど以下の書類が開示されました。

1.運動公園設備等劣化度調査委託

2.運動公園待機中アスベスト濃度調査

3.運動公園内D51蒸気機関車の状態調査

4.運動公園内D51蒸気機関車の方針決定

5.補正予算第1号歳出予算要求書

このうち、劣化度調査のSLに関する部分と、JR東日本テクノロジー(株)によって5月30日に実施されて6月11日に市に対して提出された【東村山市運動公園展示D51 684号 蒸気機関車状態調査報告書】をアップします。

これを受けて担当課としては6月12日にこの「概要説明資料」を添えて、補正予算を要求しています。

6月7日の市長施政方針でも10日の代表質問への答弁でも「撤去も視野に入れ」だったものが、同じ議会の会期末には予算計上されたことから、「解体撤去はいつ決まっていたのか?」と7月2日の審議の際に問いましたが、その際の答弁の通り、急転直下決定されたことがわかります。

「なぜ解体撤去か?」については、「そんなにひどい状態ではない」「傷んだ土台の補修は、(5,000万円かけて車体を)移設しなくてもその場で可能」といった声もありますが、市としては、調査結果を受けて「市民の安全を最優先に考え、万やむを得ず解体撤去しか方法がないという結論に至」った、ということになります。

現在は、議会での補正予算の可決を受けて、JRとの車両賃貸借契約(無償)をまず解除し、その後、JRから無償譲渡を受ける手続きを取ってから解体工事に着手する、という流れにあるとのこと。

開示された書類は全部で188枚。もしもご覧になりたい、という方があればご一報ください。

いじめ防止にご意見を!

(仮称)いじめ問題調査委員会等に関する条例(案)の基本的な考え方」へのご意見募集の締め切りが迫ってきました。

★ご意見募集のページ★

これまでは市教育委員会の名前で「いじめ防止の基本的な方針」がつくられ、取り組みが進められてきました。ということは、議会を通していませんので、市民から直接意見を聴く手続きも不要となり、内部だけで決められたルールでした。

昨年7月、市議会の全会派が参加して進めた政策研究会「いじめで泣く子を出さないために」は、市長に対して「基本的な方針」の主体を「市教育委員会」から「市」に改め、全庁挙げて取り組みを進めることと、市教育委員会の規則で設けている「調査委員会」を市の条例に基づく機関に格上げし、平素から子どもの人権や権利擁護に詳しい弁護士を含む組織とすることを求め、「提言書」を手渡しました。

条例を制定するには、市民意見を聴かねばならず、それも踏まえて議会にかけなければなりません。今回の条例案は、これらのことを受けてのものです。

素朴な疑問や率直なご意見を、ぜひぜひ寄せてください。締切は22日(月)です。 #いじめ防止 

SL解体予算の可決と私

この件は、6月議会最終日(7月2日)の本会議において、「一般会計補正予算(第1号)」として審議を行い、以下のように全6会派中5会派が質疑に立ち、担当である地域創生部長と市長が答弁に立っています。
当日の録画が既にアップされており、「なぜ保存ではなく解体なのか?」「なぜそんなに急ぐのか?」「どうして改修に1億2,300万円もかかるのか?」「どこにどのような調査をさせたのか?」等々、すべて出てきます。

改修する場合の費用については、こう説明しています。
【改修する場合の費用1億2,300万円の内訳】
仮設工事500万円
アスベスト除去・封じ込め工事600万円
腐食箇所の補修工事1,000万円
塗装工事1,800万円
軌道補修費5,000万円(クレーン吊り上げ工事含め)
産廃処理費300万円
一般管理費等3,100万円

録画は全部でほぼ3時間ありますが、5人がSLについて取り上げている部分は以下の通りです。
私があれこれ書くよりも、時間がかかって申し訳ないのですが、実際の議場でのやり取りを見ていただいた方がよいと思います。

東村山市議会議会中継
http://smart.discussvision.net/…/higashimurayama/WebView/
⇒会議名から選ぶ
⇒令和元年6月定例会
⇒07月02日最終日
⇒第14 議案第40号 令和元年度一般会計補正予算(第1号)
と進んでください。

・小町明夫議員(自民党)…29分~54分まで(約25分間)
・横尾孝雄議員(公明党)…1時間13分25秒~1時間32分まで(約18分間)
・渡辺みのる議員(共産党)…1時間37分~2時間2分まで(約25分間)
・佐藤まさたか(つなごう!立憲・ネット)…2時間11分50秒~2時間32分30秒まで(約21分間)
・朝木直子議員(草の根)…2時間32分50秒~2時間49分50秒まで(12分間)

このあと、解体費用を削ってアスベスト撤去費だけを盛り込む修正案を渡辺みのる議員中心に用意して、動議を出しましたが、議事に加えることに賛成した議員が半数に足りなかったため、動議は不成立となり、討論、採決へと進みました。
予算案には、自民党7人、公明党6人、国民民主党1人の計14人が賛成、共産党5人、つなごう!立憲・ネット4人、草の根1人の計10人が反対し、賛成者多数で可決となりました。

・補正予算修正動議(否決)…2時間50分~2時間50分50秒まで
・上記5議員による討論(賛成or反対の意見表明)及び採決…2時間59分24秒まで

十分であったか不十分であったかは様々な見方があると思いますが、議会はこの件について議論をし、適正な手続きを経て結論を出しました。

この結果を知り、様々な意見が市民から出されたり、保存を求める声が上がったり、市長に直談判を求めたり、署名活動が行われたり…といった動きが起こることは十分あることだと思いますし、もちろん全く自由であると思っています。

ただ、15万市民の代表としての25人で構成する市議会に議案として提出され、ほぼすべての会派が様々な視点から質疑をし、市長と担当部長がそれに対して答弁し、質疑を行った全会派が意見を申し述べ(討論)、結論が出されたという事実があります。

そして私は、そこに15万市民の中で25人しか持っていない議決権を持つ一人として参加し、会派を代表する形で疑義を質し、意見も申し述べ、採決に加わりました。

せめてセカンドオピニオンを取るべきと主張し、現段階での解体予算には反対しましたが、賛同者は過半数になりませんでした。

ですので、こちらの意見を多数にできなかった責任を負う立場にいると思っています。

今回出された結論は、自分にとって満足するものではありませんでしたが、だからと言ってそれを外側へ持ち出して議決の結果を覆そうと活動することは、控えるべきだと考えています。

自分が議決権も持っている場で自分が納得いかない結論が出た時に、自分はどうすべきなのか、ということはこれからも大いにある話です。自分と意見を異にした過半数の議員もまた、市民の代表であり、その判断をどう受け止めるべきか、ということでもあります。

今週水曜日(17日)午後、6月26日に請求してあった公文書…「劣化度調査の内容や結果がわかるもの」「早急な撤去が必要であるとの報告書」「アスベストの飛散はない、との報告書」「改修費や保存する際の費用に関するもの」「解体撤去を決定した経過がわかるもの」「解体工事の計画や見通しに関するもの」が担当課から開示されるので、受け取って来ます。またアップします。 

6月定例議会の報告&賛否一覧

今週2日(火)に閉会となった6月議会。

まず賛否一覧をアップします。あくまでも私が当日のメモをもとに作成しているので、間違えのないように記したつもりですが、あるかもしれません。その場合は速やかに直します。議会として正式なものは、8月15日号の議会だより最終面に掲載されます。

★市長提出議案はすべて可決。但し、保育所利用者負担の議案には附帯決議

 10月からの幼児教育・保育無償化を実施に移すための保育料(利用料負担)条例の改正では、かえって負担増になる世帯が出る恐れが完全には払拭できないことから、議案に賛成した会派も反対した会派も一致して「そうなることのないよう十分配慮すること」を求めた附帯決議を行いました。

議案第39号「東村山市保育所の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例」に対する附帯決議

本条例改正は、当市において幼児教育・保育無償化の対応を図るためのものである。よって東村山市議会は、施行にあたっては、以下の2点について求め、附帯 決議とする。

一.従前に比して実質的に負担増となる利用者世帯を発生させないよう、十分に留意すること

一.利用者、事業者に丁寧かつ十分な周知を図り、混乱を生じさせないこと

また、最終日には、認可外保育所利用者への補助拡大や、運動公園のSL解体撤去費用を含む補正予算を審議しました。

このうちSL解体撤去費2,030万円については、劣化した車体に使われているアスベストの危険も去ることながら、土台の枕木の劣化によって車体の転倒事故の危険がある、という指摘を調査したJR関連会社から受けたそうです。

修復には錆落としや塗り替え以前に、総重量90トンの車体を一時的に移動させなくてはならず、それに5千万円かかること。危険を放置はできないので即時撤去を決断した、とのこと。

そうは言っても、劣化度調査の中身が議会には示されず、一刻を争う状況か否かの客観的な材料に乏しいこと。一方で他自治体の成功例等から保全を求める声もあり、これまで渡部市政はプロセスを丁寧に進めてきことからも、「セカンドオピニオン」をとって判断する方が、いずれの結論にしても納得度が高くなると私は考えました。

そこで他の会派とともに修正案を用意し、議題に追加する動議を提出しましたが、10:14で否決となり、日の目を見ることなく終わりました。

この結果、SLは8月いっぱいには撤去される見込みです。

いじめで泣く子を出さないために、ご意見お寄せください

(仮称)東村山市いじめ問題調査委員会等に関する条例(案)の基本的な考え方」に関するご意見募集

東村山市議会で初めて、すべての会派が参加して取り組んだ「政策研究会~いじめで泣く子を出さないために(石橋博座長以下11名)」として、市長に対して「いじめ対策の強化」につながる提言を行ってちょうど1年が経ちました。

そのポイントは次の2つでした。

①いじめ防止基本方針の主体を市教育委員会から市に改めること(教育委員会任せにせず、全庁的に取り組むことを求めた)
②教育委員会の規則で設置している調査委員会を、市の条例で設置する付属機関に改め(格上げし)、そこには平素から子どもの人権や権利擁護に詳しい弁護士を加えること(立川市等の例を研究することで、常設の組織に子どもの人権に詳しい弁護士さんが入っていることが極めて大切だと感じた)  

意見募集の締め切りは7月22日(月)です。東村山市としての取組みがさらに子どもの立場に立ったものとなるよう、ぜひご意見をお寄せください。

どうぞよろしくお願いいたします。

本日、「幼児教育・保育無償化」関連と「SL解体撤去」の予算を審議します

おはようございます。東村山市議会は6月議会の最終日を迎えました。
午前10時開会で、4つの常任委員会に付託された議案や陳情について各委員長から報告を行い、議会全体で改めて議決を諮ります。私は2番目に登壇して厚生委員会で審査した議案3件について報告します。

このうち「東村山市保育所の利用者負担に関する条例の一部改正」は、委員会では賛成多数で可決となりましたが、委員間討議を行なった際に賛否の立場を超えて共通に示された懸念事項について、附帯決議を行う方向で準備を進めています。

各委員長報告のあとは、一般会計の補正予算について審議して、結論を出しますが、11時頃には提案説明に入り、自民党から質疑が始まるのではないかと思います。
この補正予算の中に、運動公園内の蒸気機関車の解体撤去費用2,030万円も含まれています。今日の本会議で可決となれば、恐らく速やかに工事に入ることになるのだと思います。
一般会計補正予算に対し、私たちの会派は私が「幼児教育・保育無償化(保育関係予算)」と「SL解体撤去(運動公園共通施設費)」の2点について通告しています。実際に質疑に立つのは午後2時から3時頃ではないかと思います。

論点はおそらく、「なぜここまで急いで解体撤去するのか?」ということに収斂していくと思っています。その理由に納得がいったら、もちろん賛成します。
しかしもし納得いくものでなければ、SLの解体費2,030万円を削ってアスベスト除去の費用600万円を、計上する修正案を共同提案する予定です。これは、なんとしても解体せずに保存せよという議員もいますし、結果的に解体を選択することになったとしても政策決定としてもっと丁寧に進めるべき、という私のような者もいますが、いずれにしても、現段階での解体判断は拙速だという立場です。
提案する予定です…と書いたのは、修正案を追加議題とするかどうかをまず諮るので、そこで過半数の賛成がないと議題にすら上らないで終わるという恐れがあるからです。これは市長の問題ではなく、議会としてどこまで議論を尽くして機関としての説明責任を果たす気があるのか、という私たち議会が問われる場面です。

お時間があればお名前もご住所も尋ねませんのでぜひ市役所5階の議場まで傍聴にいらしていただきたいですし、もちろんネット配信もしています。パソコンやスマホから生中継を確認いただければと思います。
通告全文は以下の通りです。

【認可外保育施設利用支援事業補助金/子ども・子育て支援事業費補助金/児童福祉総務費/児童福祉援護費】

①現行の「認可外保育施設等園児保護者補助金」「認可外保育施設等多子負担軽減補助金」はどのような補助制度か。他市区と比べて当市の1人1万円とは、どのような水準なのか。それが今回、どのように変更、改善が図られるのか。当市独自で持ち出す負担増はいくらなのか。

②現行では「認定不要」とされているが、認定を受けた場合は、都制度である「認証保育所」「定期利用保育」「家庭福祉員」、市制度である「東村山市幼児教室」の利用者はそれぞれどのような扱いになるのか。認定を受けないとどういう扱いになるのか。

③第1子、第2子、第3子以降に対する補助は実質いくらの増額となるか。それは都内ではどのような水準になるのか。

【運動公園共通施設費(SL解体撤去】

1. なぜ解体撤去なのか?について

①「撤去も視野に入れ」としていたが、撤去以外に「視野に入れていた」選択肢とは何で、いつ、どこで検討され、どう結論付けられたのか。市長からはどのような検討指示があったのか。大きな費用を掛けずに補修やその後の維持に取り組んでいるケースもご存知だと思うので、それらの成功事例と当市の違い、維持を選択しなかった理由を伺う。

②石綿の使用の有無に関する事前調査は、いつ、どのような内容でどこが行ったのか。報告書にはどう記されているのか。アスベストの用途、量、種類、状態を説明願いたい。

③現状は「アスベストの飛散はない」とのことだが、リスクについてどう判断しているのか。
アスベスト飛散対策のみの場合はいくらかかるのか。

④線路枕木の劣化調査の結果を説明願いたい。想定リスク、その程度、根拠を伺う。

⑤保存する場合の1億2千3百万円の内訳を伺う。見積もりはいくつ取ったか。他自治体の事例研究や修繕・維持費用の試算もされていると思うので、内容を伺う。

⑥43年前に熱烈に誘致しながら維持補修が計画的に行われなかったのは何故か。

2. なぜ今なのか?について

①本定例会初日の施政方針説明、代表質問への答弁では「撤去も視野に入れて早急に結論を出したい」としつつも、時期は明らかにされなかったので、よもやこのタイミングでの予算計上とは思わなかった。経過を時系列で説明願いたい。撤去はどのような手続きで決定されたか。異論や意見はなかったのか。当市では市単費の6月補正は珍しいのではないか。今、財政調整基金を取り崩してまで大至急行う必然性を伺う。

②時期が遅れると費用負担が増える、という試算や、速やかに撤去しなければいけない他の決定的な理由があるのか伺う。

3. 解体撤去するとしても

①解体工事スケジュールと2,030万4千円の内訳を伺う。

②石綿飛散防止対策に係るリスクコミュニケーションについてどう進めるのか。

③工事の告知、説明会、市民意見の聴取、周知等はどのように行うのか。

④少なくない方たちが愛着を持っていることをどう受け止め、向き合い、扱おうとしているのか。桜の木1本伐採するにも理解を得るための説明書きを事前に掲示したり、市立保育園民営化も市民の声を受けて仕切り直す等、丁寧に説明責任を果たす渡部市政の姿勢を評価する市民は多い。
特に、このような長年親しまれてきた施設等を廃止や撤去する際には、より多くの市民の納得感を得る努力が不可欠なことは、市長に対しては釈迦に説法と思う。市長に真剣に問う。この進め方で本当によいとお考えなのか?

説明責任と納得感

7月2日(火)の6月議会最終日に審議予定の「一般会計補正予算1号」には、大きく3つの要素が入っています。
①情報化推進事業費…法改正に伴うシステム開発委託料(約1,250万円)
②幼児教育・保育無償化に関連する予算…主に認可外保育施設利用支援事業補助金の拡充。対象者が減り、金額が増えるため、総額では殆ど変わらない。 
③クールチョイスを推進するための予算…市のグリーンバスにラッピングをして普及啓発に資する。補助金57万円ほどで行うので市の持ち出しはない。
④運動公園のSLを解体撤去するための予算…アスベストが確認され劣化も著しいので、約2,030万円かけておこなう。

このうち、市の単独予算で行うものは④のみです。

一般会計補正予算が年間通じて頻繁に提案される自治体も結構あるようですが、東村山市では9月と3月議会で出され、時折12月。年度始まってすぐの6月というのはかなり珍しいことです。
これは毎年3月に審議して決定する1年分の当初予算の中に、計画されている内容はほぼ収められているということであり、災害対応などを除いては計画的でない出費や、声の大きな議員等からの横車や思い付きで計上されることはない、という点で正しい姿だと考えてきました。
今回、この時期に市費のみの負担で新たに2,000万円というのは、よほど急がないといけない差し迫った事情がある、ということだと考えるべきなのだと思います。

私は20年弱前に他市から移り住んできたので、このSLが今から43年前の昭和51年10月、東村山市の強い要望を受けた当時の国鉄から貸与という形で設置され、その後は多くの市民が運転席に乗り込んだり直接触れたりして大変親しまれたことや、老朽化から周囲に鉄柵が設けられて立ち入り禁止になって久しいといった経過については、後で知ったに過ぎず、自分ゴトとしては承知していませんし、特段の愛着もないというのが正直なところです。

そもそもは、維持補修の方針も決めずに誘致、設置したことが問題だったと思いますし、一度塗り替えたことがあるらしいのですが、その後は朽ちるに任せてきた代々の市当局の姿勢も無責任であったと言わざるを得ないと思います。

今日も実際に改めて見てきましたが、このまま放置しておいてよい状態でないことは明らかですし、「アスベスト含有材料が露出しており、飛散の危険性がある」「線路枕木が劣化し、地震時に脱輪する危険性がある」「補修する場合には1億2千3百万円かかる見込み」と6月7日の施政方針で市長が述べている状況を考えれば、「撤去することも視野に入れて早急に結論を出したい」とその時に述べていたことも理解できると思っています。

しかし…です。
「緊急調査の結果、アスベストの飛散はない」とも述べており、地震はいつ起こるかわからないということもありますが、ことの進め方として本当にこれでよいのか?という点がいくつか気になって仕方ありません。

それはまず、市として積極的に誘致、設置し、ある時期までは市民…特に地域の方たちには大変親しまれた歴史があり、愛着を持っている方も少なからず居ることがわかっている施設を「たたむ重さ」を、もう少し真摯に受け止めるべきではないか、ということです。
これは今後、公共施設を整理統合・廃止したりしなくてはならなくなることを考えても、悪しき前例にしてはいけないのではないかと思うのです。
今回のケースは、長年放置してきた責任への言及や、今速やかに解体撤去することがベストの選択であるならば、その根拠となる調査結果の公表や、市民への説明や意見聴取等、理解を得るための努力が不可欠だと思います。

もちろん、一定の金額を掛けてでも保存すべき、とか、金を掛けずに保存する手立てをもっと考えるべき、という方もいらっしゃるでしょう。
現状と今後の維持を考えたら速やかに撤去を、という意見も多くあるでしょう。
時間の制限はもちろんあると思いますが、それらを市がどう受け止めて、今回のこの異例ともいえるスピード感で解体撤去を政策判断として議会に提案してきたのか?

廃止や撤去に反対する声に乗っかって騒ぐだけであれば大衆迎合ということになると思いますが、私たち議員や市長は政治に携わる立場ですので、「納得感」というものも大事にしなくてはならない、ということではないかと思います。

そして、もしこの予算を可決させるのであれば、「決めたのは議会」ということになって説明責任の主体は市長から議会に移るということを、私たち議員一人ひとりが肝に銘じて、最終日の審議に臨むことは最低限の責任だと考えています。

皆さんはどうお考えになるでしょうか?
私ももう少し考えてみます。

市内の浸水履歴が公開されました。

★こちらのページで6月19日付で公開★されました。雨の季節を迎えた中、大事な情報なので共有、活用されるように協力したいと思います。

ではあるのですが…公開自体は前進なので感謝しつつ、これ、見づらくないですかね?私だけでしょうか。情報は届いてナンボ、活用されてナンボなので、所管には受け取る側に立って「もうひと努力」していただきたいと思います。

町別はよいにしても、地番順ならA列に地番だろうし、そもそも発生年月日や被害内容順の方がよいのではないでしょうか。
また、令和元年6月18日時点とされていますが、直近は平成29年10月23日となっています。昨年度は被害ゼロだった?そうかな…

で、もっとそもそもの話として、PDFじゃなくて…PDFに加えてでもいいので…エクセルで公開していただきたいです。過去も先日6月10日も「オープンデータを進めていく」という市長答弁を受けた身としては、なんでこうなるのでしょう?と訊きたくなります。

で、こういうデータを緯度経度情報として公開してくれれば、MAPにできる人もいますよね?活用の可能性が広がりますよね?ということも再三提案しているので、よろしくお願いします、ホント。

課題と矛盾に満ちた幼児教育・保育無償化

★こちらの記事をご覧ください★ 

「保育士が経済的にも精神的にもぎりぎりまで追い詰められている……この状況に改善の見込みがないまま、幼保一律無償化が10月に実施される。」


あらゆる角度から改めて思います。いったい誰のための政策なのでしょうか?

そして明日は、無償化絡みの市条例改正(3歳以上の保育料を無料とする議案)を厚生委員会で扱います。今回に限らず、そもそも大きな問題を抱えており到底賛成できない国の制度設計であることと、それでも国会で可決成立した法改正を受けて各自治体が進めなければならない条例改正をどう受け止め、賛否を示すべきかということは、地方議会に身を置く者としてはいつも思案に暮れるところです。

条例改正に反対するということは、他の自治体では進むであろう3歳以上の無償化を東村山では進めなくていい、という意思だということになりかねません。

既に利用できている高所得層も全て無償化される一方で、希望しても利用できていない方が大勢いるという現実一つとっても、矛盾だらけの今回の無償化。

また、保育料に含まれていた給食材料費が外出しされることから、制度上は新たな負担が所得に関係なくすべての家庭に求められるわけで…さすがにこれまで負担ゼロであった世帯への支援策は検討されているようですが、一定の保育料を納めていた世帯のどこまで手当されるのかは明日の議案審査に臨んでみないとわかりません。

みんな違う方がいい

昨日は、国士舘大学で教鞭をとられる林大介さんからご案内をいただき、若い学生さんたちにまじって、桜丘中学校の西郷孝彦校長先生のお話を伺う聴講の機会に恵まれました。どうもありがとうございました。

校則のない公立学校として注目されている、あの桜丘中学です。西郷先生のお話に引き込まれながら、学生時代よりも真面目にメモをたくさん取りました。その中から、心に深く残ったことを少し残しておこうと思います。

◎桜丘中学校には、生徒がやりたいということはやらせてやろうという不文律がある。

◎教員室前の廊下に半円テーブルが並んでいて、教室に入って授業を受けることのできない生徒も、そこで自由に過ごしている。一人ひとりに自分用の時間割がある。そこにまたコミュニティーができている。

◎炎のギター教室、夜の勉強教室、放課後の料理教室、英検サプリ、ボーカルレッスン等、「こどもの居場所」を学校につくっている。授業と部活以外に生徒の居場所があることが大事。

◎へんな校則をなくす⇒理由がない校則が多すぎる。靴下は白でないといけないとか、隣の教室に入るなとか、セーターは紺でないといけないとか…。何の意味もない論理的に破綻している校則。

◎校則がなければ学校が荒れるのか?⇒校則が厳しくても、とんでもない学校はいくらでもある。

◎校則がないから楽な学校なのか?⇒世の中は校則ではなくて法律で動いている、ということをしっかり教えている。

◎考える力 ルールはできるだけ少なくする。ルールを守る⇒自分で判断する。

◎すべての子ども達一人ひとりに特別な配慮が必要特に特別な配慮が必要な子どもにとって過ごしやすい環境や分かりやすい授業は、すべての生徒にとってすごしやすく、わかりやすい。

◎特別支援教育に力を入れると学力が下がる、と言われたことに先生たちは怒った。プロ意識から学力向上に取り組み、区内でほぼトップ

◎最先端の教育…GTEC 校内はFreeWi-fiが使え、子どもたちはゲームや動画を楽しんでいる

◎みんな違っていい。ではなく、「みんな違う方がいい」。

◎小学校6年間でみんなと同じことができない子はダメだと教え込まれてきた子ども達なので、中1が一番大変。髪の毛も好きな色に染めていい…実は単なる格好ではなくて意思の表明でもある。「違うほうがいい」という価値観が大切。

◎このような校風をつくるためには、「ひとりひとりの幸せを考える」こと。森を見るのではなく、構成している1本1本を見てほしい。

◎それには「愛情をもって生徒に接する」こと。「愛する」がわからない若い教員もいる。だからこそ、自分自身がいろんな経験をすること。

◎1年生190人のうち90人は学区外から来ている。世の中はこういう学校を求めているのだと思う。

★学校のホームページも素敵すぎます。

★なんと、来週月曜日から金曜日の5日間が学校公開日で、「誰が見に来てくれても構わない。ぜひ私の話よりも実際を見に来てください」と西郷先生。どうして区立の中学校でこんな教育が実現しているのか…そのヒントだけでも見つけたいので、時間をつくって桜丘中学校を訪ねたいと思っています。