東村山市でも「生き心地の良い社会」づくりが進むよう願って

5月10日(土)14時から「『生きる』を支えあう自殺対策シンポジウム」が東村山市中央公民館ホールで開かれます。 日本の自殺対策を牽引し続けて来られたNPO法人自殺対策センター ライフリンク 代表の清水康之さんのお話をぜひせひ聴きにいらしてください。

私が初めて清水康之さんのお話をお聴きしたのは、2009年6月に足立区で開かれたシンポジウムでした。 自死された方のご遺族のお話や鼎談を通じ、自治体こそ対策の主体となるべきと教えられました。 近藤弥生区長さんの強い決意は今も忘れられません。 この時の記録をライフリンクHPで見つけました。

これを機に2010年12月議会で『「生きる支援」としての自殺対策について』を取り上げて以来、再三対策を提起してきましたが、2006年成立の自殺対策基本法が10年後に改正され自治体の計画策定が求められるまで、残念ながら当市が主体的に取り組むことはほぼありませんでした。

しかし5年前に最初の計画をスタートさせ、第2期計画の策定に合わせるように、市は今年1月にライフリンクと「連携自治体事業」協定を結びました。

自治体の対策次第で状況が変わることは、足立区や荒川区、秋田県などで明らかです。

今日は、清水さんの基調講演と共に、市長と教育長が参加する鼎談もあります。

今後の対策を決してライフリンク任せにせず、市が本気で(予算もしっかり付けて)取り組む契機にしてほしいですし、議会にもやれること、やるべきことがあると考えています。

ライフリンク20年のドキュメンタリー映像が公開されています。 お時間ある時にぜひご覧いただきたいです。

ライフリンク20年の活動記録 〜生き心地のよい社会をめざして〜

#ライフリンク