9月議会の一般質問は10日(月)11日(火)12日(水)の3日間ですが、7日(金)の代表質問に立つ3名以外の21名全員が(熊木議長は行わないので)通告を行いました。
一覧表は市議会HPからもご覧いただけますが、スキャンしたものがコレです。
本日(28日)の臨時議会。4時過ぎに閉会となりました。
傍聴には今日だけで80名を超える方がお越しになり、同時ライブ中継を初めて行った第2会場も、本会議場よりも発言者の表情、音声が明瞭にわかってよかったという声を複数いただきました。議案の内容とは関係ありませんが、少しずつでも傍聴していただきやすい環境づくりを進めていけるよう、私たちも努力します。
さて本日の議会は、10時開会後、すぐに請求代表者3人にお一人5分ずつ意見陳述を行っていただきました。
その後、質疑に入り、肥沼(自民)、伊藤(公明)、福田(共産)、佐藤(変わろう!議会)、矢野(草の根)、島崎(市民自治)、赤羽(みんなの党)、奥谷(民主)の順で4時前まで質疑。
そして反対と賛成の立場が順番に討論(意見表明)。
×肥沼 〇福田 ×伊藤 〇佐藤 ×赤羽 〇矢野 〇島崎 〇奥谷
採決結果は…以下の通りです。
〇10名:福田、保延、山崎、山口、島崎、奥谷、矢野、朝木、大塚、佐藤
×14名:肥沼、北久保、小町、石橋(博)、蜂屋、土方、三浦、島田、石橋、伊藤、駒崎、村山、小松、赤羽
主な質疑や答弁を報告しなくてはならないのですが、、一般質問通告締切を目の前に、ちょっと厳しいところです。
取り急ぎ、私が行った議案に対する賛成討論の全文を以下掲載させていただきます。お読みいただければ幸いです。
28日(火)の臨時議会で審議される「(仮称)秋水園リサイクルセンターを12億円で建設することについて市民の賛否を問う住民投票条例」。
傍聴の方が大勢見えても大丈夫なように、議会事務局では受付から第2会場の準備から、しっかりと整えてくれました。
それでは、会派として事前に提出した「質疑通告書」の全文を掲載します。
※PDF版はこちらからご覧いただけます。⇒リサイクルセンター住民投票条例 質疑通告書
東村山市議会臨時議会報告
10時:市長招集挨拶…来年の国体リハーサルを兼ねた全日本教員女子バスケ大会が無事終了/春のひょうで被害を受けた多摩湖梨は傷はあるが味は大変いい。25(土)9時からJA東村山店前で、26(日)9時からは久米川駅前で開催している「マルシェ久米川」でフルーツフェスタとして3~4割引で販売。ぜひお買い上げを。
市長挨拶続き…「本臨時議会には住民投票条例を提案するが、慎重なご審議の上、賢明な判断をお願いしたい」。通常の議案なら「ご審議の上、速やかにご可決賜りますようお願い」と言うところ、今回は特別。
続いて会期について肥沼議会運営委員長が登壇し、8月23日から28日の6日間で集約された、と報告。どうでもいいけれど、牛歩戦術じゃないんだからもう少しお早めに歩いて登壇&降壇していただけないですかね。半分の時間で済みますので。
議長が開会を宣告。まず、議場の秩序維持を確認する議決。共産党と草の根以外は起立。こんな議決を毎回採っている議会はないはず。過去の裁判沙汰等の苦い経験から続けているけれど、良識ある議員だけなら不要。せめて文言がスマートじゃないので変えようと昨年提案。少しずつ簡素化されてます。
会議録署名議員に村山・福田議員を議長が指名。
続いて肥沼議運委員長が「すみません、また出て参りました」と登壇。会議規則57条に基づき発言時間の制限を行う、といつも通り。自民25分、公明21分、共産17分、変えよう議会13分、草の根13分、市自9分、みんな9分、民主党9分、と。
時間制限は草の根と大塚議員以外の賛成で議決。いつもは反対する共産は、各会派に2分ずつ上積みを議会運営委員会で主張して通ったため、今回は賛成に回ったようです。福田議員、議運でのご尽力ありがとうございました。
尚、私自身は2期目途中までは時間制限に反対していましたが、無制限にやればいいとは思わない、という点と、質の低い質問で時間を喰う議員側にも問題があると考え、自身の質向上に努めつつ、必要と考える時に議会運営委員会で時間延長を提案し、議論で決まった結論には従うという道を現在はとってます。ただ、6月議会いっぱいで議会運営委員会に出られなくなってしまったので、情報は急に入らなくなり、大変やりづらい状態です。対策を考えねば。
本議案の委員会への付託を省略=本会議で扱うことを、草の根以外の賛成で議決。
続いて、渡部市長による議案の提案説明。以下、市長の発言をメモがとれた範囲で「 」内に記します。
「市民の直接請求権は尊重することが望ましい。住民投票の必然性、有用性も認めている。市民の総意を住民投票で確認することも、二元代表制のもとでも必要性が生じつつあると考えている。
しかし本件は、長年抱える課題解決のため、廃棄物処理を安定的継続的に進めるため、議会や市民と協議して進めてきた。他に代替案がないと判断しており、代替案がない中、二者択一で市民に問うことは、責任を有する立場としてはできない。
何らかの実現可能な代替案をもって問うことが、為政者の責任と考える。議会を通じて議論し、議会の決定を踏まえてきた。直接請求だからと言って、住民投票を私から提案することは、私から議会との関係を覆すものである。
リサイクルセンターについては議会と調整して実現する、ということが昨年の市長選の際の私のマニフェストであり、その結果からも、交付金における国や東京都との関係からも、本事業は住民投票を経ずに実現すべきと考える」。終了。
続いて諸田経営政策部長から条例案全18条の補足説明と、市長意見書の朗読。10時46分に終了。
議長から「請求代表者が意見を述べる機会をつくることと、その際の人数を決めることが必要」とあり、「8月28日10時から3人で15分間としたい」と諮られ、草の根も含む全員の起立で議決。
ということで、来週火曜日(28日)午前10時から、請求代表者3名に意見陳述をしていただき、それも踏まえて各会派から質疑、討論、採決という流れになります。
質疑に立つのは、自民党が肥沼議員、公明党が伊藤議員、共産党が福田議員、変わろう!議会・東村山は私。草の根はわからず、その後、島崎、赤羽、奥谷の各議員の順になります。
明後日(23日)から28日までの臨時議会は、「(仮称)秋水園リサイクルセンターを12億円で建設することについて市民の賛否を問う住民投票条例」について審議、採決するために開かれます。
今回の直接請求に対する私自身の考えについては6月19日の記事に書きましたが、ツイッターを通して「リサイクルセンターの論点とは?箇条書きで」と問われましたので、私なりに改めて整理してみたいと思います。
まずそもそもの論点としては、
1.施設整備の必要度・緊急度をどう見るか
2.課題解決のためにどこまで金をかけるべきか
ということだと考えています。
その上で、
3.行政は市民が判断に必要な情報を的確かつ十分に提供してきたか
4.議会は合議・議決機関としての機能を果たしてきたか
という点が問われており、「納得がいかない」「全く不十分だ」「議会には任せておけない」とする方たちが提起したのが、今回の住民投票を求める直接請求だ、と私は受け止めています。
そして、今回の条例案をめぐっては、
5.さらなる見直しは必要か 可能か
という点が争点になるだろうと思います。
昨日告示があり、来週23日(木)から28日(火)の6日間を会期として臨時議会が開かれます。
5,775筆の署名をもって直接請求された「(仮称)秋水園リサイクルセンターを12億円で建設することについて市民の賛否を問う住民投票条例」(案)について審議するために開かれつもので、23日(木)には市長による提案説明と、請求代表人による意見陳述日を含む日程の議決等を行います。
そして、意見陳述、質疑、採決は28日(火)に行われることになりそうです。
市長が直接請求を8月7日付けで受理し、提出される条例案は、市議会HPにアップされていますが、そこに添えられている市長による意見書では、いくつかの理由を挙げた上で条例制定に「賛成することはできない」としています。
今日午前中には、直接請求を展開した「リサイクルセンターを考える市民の会」の方たちが意見交換をしたいということで3名が訪ねてこられ、大塚議員とともにお話を伺い、私たちの考えもお伝えしました。
そのことも踏まえ、20日(月)夕方締切の質疑通告書の作成は私が担当することとしました。
67回目の終戦記念日の今日、午前10時から、TBSラジオ「ゆうゆうワイド」から流れる「かわいそうな ぞう」の朗読を聴いていました。朗読者は95歳になる秋山ちえ子さん。今年で45年目の朗読。私も10年以上聴いてきました。それでも胸が詰まりました。http://www.youtube.com/watch?v=viXJMHosoO8
CD化された英語バージョンをシンディローパーが朗読しているということは今日初めて知りました。
東村山市では8月20日(月)~28日(火)の期間、「核兵器廃絶と平和展」が開催されます。
尚、明日の午前中、代表者会議と議会運営委員協議会が開催されるようですので、リサイクルセンターに関する住民投票条例案を審議する臨時議会の日程が確定するものと思われます。