今週月曜日(27日)にすべての議案を可決し、陳情にも結論を出して、3月議会が閉会しました。お陰様でこの4年間も全力投球できましたこと、心より感謝申し上げます。
SNSでは即日アップした賛否一覧表をコチラに掲載し忘れていました。
内訳は、市長から提出された議案23件、委員会から提出された議案2件、議員有志による議案6件、陳情6件(陳情は2件を採択、4件を不採択)です。
私が作成したものなので、万一間違いがあったらお断りの上で修正します。
今週月曜日(27日)にすべての議案を可決し、陳情にも結論を出して、3月議会が閉会しました。お陰様でこの4年間も全力投球できましたこと、心より感謝申し上げます。
SNSでは即日アップした賛否一覧表をコチラに掲載し忘れていました。
内訳は、市長から提出された議案23件、委員会から提出された議案2件、議員有志による議案6件、陳情6件(陳情は2件を採択、4件を不採択)です。
私が作成したものなので、万一間違いがあったらお断りの上で修正します。
【その①】
昨日朝の駅頭活動後、サンパルネの市民サービス窓口に向かいました。
現役職員でいらした頃に大変お世話になり、定年後は再任用&アルバイトで残っておられた方が、たぶんこの3月いっぱいで今度こそ完全退職されるのではないか…と気になっていたもので。
毎日の勤務ではないのでお会いできないかも?と訪ねてみると、ついたての奥に顔が見えました。
お声掛けすると、びっくりして出て来てくださり、「今日が正真正銘ラスト」とのこと。よかった!もう一度お会いでき、これまでのお礼を伝えることができました。
現役時代と全く変わらぬ溌剌さで、「やりたいことだらけで、これからも楽しみしかないの」と話してくださり「きっと30年後も40年後もバリバリなんでしょうね」と笑い合いました。
こんな風に腹を割って話せる関係になれたのは、繋いでくれた元強面課長さんの存在も大きく、これまでのご縁に感謝しかありません。本当にありがとうございました。
【その②】
役所へ戻って来ると、入り口近くで「佐藤さん」と呼び止められました。若い頃から知っている職員さんで、どの部署でも実績を残し、今や中堅の柱になっている彼が、「すみません、声を掛けちゃって」と。
「いやいや、どうも。で、なんだろう?」と尋ねると、「最終日の厚生委員長報告への質疑と討論、ありがとうございました」と。
私)ん?どうして?
彼)本当に佐藤さんのおっしゃっている通りだな、と思ったので。
「子ども・子育て会議条例の一部改正」の審査結果を報告した共産党のさとう直子委員長に対して、質疑し、賛成討論(意見の表明)を行ったことを聴いていてくれたようです。
私が(通常なら必要ないと思われる討論を)「あえて行なった」という意味が、市職員だからわかるということだったのだと思います。何でこんな討論をわざわざしているのか?と思った議員もいたであろう全く地味~な話ですが、嬉しかった。ちゃんと目を向けてくださってありがとうございました。
今回の条例改正は、法律の成立や改正に伴って、市の条例に条ずれや項ずれが生じたものを整えるための改正案の一つでしたが、そもそも「こども基本法」が気に入らないと言いたいがための質疑や討論を並べ立てた末の反対には、自分たちが何を問われているのか全く理解していないことを露呈するものであり、反対のための反対の象徴のようでした。
コチラの51分40秒あたりから1時間12分30秒あたりまでが該当箇所です。
https://smart.discussvision.net/smart/tenant/higashimurayama/WebView/rd/speech.html?year=2023&council_id=76&schedule_id=10&playlist_id=1&speaker_id=0
駒崎議員が憤慨しているのが伝わってきます。
東村山市議会では、わずか25人の議員が15万人の市民を代表して様々なことを決定しています。
反対する時は「なるほど、そういう視点もあるのか」と周りに思わせるだけの中身を言葉にする責任が私たちにはあると考えています。
私が当日行った討論は以下の通りです。
▷委員長の報告にあった通り、本条例改正は、本年4月の子ども基本法制の施行に伴い、従来の子ども・子育て支援法が改正され、その法律を根拠としている当市の附属機関委員会を定める条例の条文、文言の整理を行うことのみを目的としています。
委員長報告にあった反対意見の論旨は、本条例改正の目的にも内容にも関係の全くないものです。
法律そのものに反対する権利は誰にでもあり、本件についても様々な疑義や異論があることは理解しますし、法改正を求めて動くことも、市議会の一般質問等で市の見解を問う自由も私たちにはあると思います。
しかしながら、国会において議論の結果成立した法律に基づく本条例改正の議案の意味を正しく理解していれば、修正案等の対案も示さずにただ反対することは、全くの見当違いであり、無責任と言うほかありません。
そのような判断は再考されることを求めて、本議案に賛成の討論とします。
【その③】
そして夜。東村山第四中学校吹奏楽部の第21回定期演奏会に伺いました。
いつものように優しさに満ちた定演であり、いつも以上に中学生らしさが詰まった定演だと感じました。今年も赤ちゃんから知っている子がいたこともありますが、3年生を送るビリーブの遥か前から涙がこみ上げて参りました。
OB・OGの皆さんの心遣い、小海先生の変わらぬ情熱、顧問の先生方の深い思い…涙腺がいくつあっても足りませんでした。
入学時からコロナ禍にあり、恐らく言葉に尽くせぬほどの困難な3年間をみんなで乗り越えてきた生徒たちが、とても大きく見えました。
胸踊り心温まる素晴らしい定期演奏会、ありがとうございました。
4年ぶりに地元・回田小学校の卒業式に出席させていただきました。
お天気も回復して満開に近づいた校門のソメイヨシノが鮮やか。
97人の6年生の晴れの姿に拍手を送りました。
皆さん、おめでとうございます!
今日は大きく堂々と見えたこの子たちが、2週間後の中学校入学式で制服を着て入場してくると、すごくかわいくて幼く見えるのがおもしろいなぁと毎年思います。
※動画は父母席にいた知人が「盗撮しておいたよ~」と送ってくれました。ありがとう…ありがとう?
北山小学校南西角の北川土手の樹木伐採について、先月から2度お伝えしてきました。
【切るも切らぬも、大事なのはコミュニケーション】(2月24日)
【北川土手の樹木のゆくえは…】(3月9日)
この件で、先ほど服部道路河川課長が連絡くださり、こんな案内を届けてくださいました。
「地域の方たちの意見を踏まえて作業内容と管理方針を見直し、改めて今月末に作業に入りたい」とのこと。
少し時間はかかりましたが、立場や意見が少しずつ違う人たちが一堂に会して現場を確認して、手入れを必要とした原因を解消し、同時にできるだけ樹木の持つ価値を活かした管理方法を話し合って決められたことは、とても大事なプロセスでした。好事例として今後の管理に繋げていってほしいと思います。
新潟県南魚沼郡六日町大字五日町、現在は南魚沼市五日町の寿屋(すや)旅館から、「4月2日で廃業します」と書かれた葉書が届きました。
すぐに電話したら、母ちゃんが出てくれました。「まだ10年くらいやれるとは思うんだけどさ、腰痛めちゃったし、潮時かなぁと思ってさ」と昔と全然変わらない明るい声。父ちゃんは?なおみちゃんは?慶子ちゃんは?と20年も会っていないご家族の名前も自然と湧いてきて、みんな元気にやっていると聞いて、嬉しくてホッとしして。
「『ゆたかや』の母ちゃんはどうしてる?」と聞くと、「94歳になったけど、元気だよ~元気!」だって。嬉しくて懐かしくて、涙がこみ上げてきました。
本当に本当にお世話になりました。長い長い間、ありがとうございました。
昭和51年1月4日、小学校6年生のお正月。日野社会教育センター主催の第1回五日町自然学園の参加者として、朝6時前に豊田駅を発ち、八高線~上越線と鈍行を乗り継ぎ、降り立った五日町駅は見たこともないほどの雪が降りしきっていて、いまは亡き「ふぢや旅館」の母ちゃんが笠をかぶって迎えに来てくれたことを今でも思い出します。
以後、参加者、スタッフ、センター職員として大勢の子どもたちを引率して1年も欠かさずに25年近く通った地。東京生まれ育ちの私にとって、一生ものの大切なふるさとです。
町や住民の人たちが手作りで運営してきて幾度かの経営危機から立ち直ったスキー場は、今、2年続けて営業休止しているそう。
「炊き立てのコシヒカリの塩むすびと、あの野沢菜がまた食いてえなぁ」と言うと、「いつでもおいでよ~」って。選挙勝ち抜いて、少し落ち着いたらみんなの顔見に行きます。
4日間にわたる予算特別委員会が昨夜(16日)20時過ぎにすべての審査を終え、委員会としての結論を出して終わりました。駒崎委員長は採決に加わっておらず、正副議長は委員ではないので、3月議会最終日(27日)の本会議で改めて全員での議決を諮りますが、覆る可能性はまず考えられません。
★令和5年度予算案についての詳細は市のHPからご覧いただけます★
自民党(7人)、公明党(5人)、鈴木たつお議員、白石えつ子議員、かみまち弓子議員、私(佐藤まさたか)は5つの会計すべてに賛成しました。
共産党(5人)と朝木直子議員は5件すべてに反対。藤田まさみ議員は2つに賛成、3つに反対としました。
私が一般会計予算案に対して行った「賛成討論」は以下の通りです。残り持ち時間1分57秒を1秒残らず使い切って発言しましたので、全文をアップします。お読みいただければ幸いです。
賛成の立場で討論を行います。
手掛けてきた大型公共事業に加え、将来にわたるまちづくりへの支出が目白押しの中でも収支均衡への見通しが立ったことは、基金を着実に積んで来た成果です。
同時に、身の丈からするとややリスクを負った予算にも思え、国の動向にも懸念材料があることから、全庁を挙げて一層の緊張感をもって事務執行にあたっていただきたいと思います。
連続立体交差とそれを核とした新しいまちづくりは、長年の課題解決のための投資ですので、計画通り竣工するよう、主体性と誠意で前へ進めていただきたい。
前川公園の取得も、民間開発による税収増ではなく、後年度負担をしてでも公園化する道を議会も選択しました。将来の価値のために、市民の理解を得ながら進めていただきたい。
子ども基本法施行に伴う仕組みの構築に早急に取り組み、子どもを真ん中にしたまちづくりを加速させなければなりません。DXの推進で市民の生活の質向上を打ち出している以上、一人も取り残さない目の細かい網を張り巡らせていただきたい。
民間との連携協定や指定管理者制度の広がりで、公の担い手が多様化しています。新たな知恵と手法により市民福祉の向上が図られることに期待しつつも、議会のチェックが効きづらい…すなわち市民から見えづらくなるという新たな課題への警鐘を鳴らしてきたつもりです。今回、見える化へのご努力を感じる説明がありました。ぜひ他に先駆ける良い事例を見せていただきたいと思います。
「信頼」あっての政策であり、自治体です。北山公園周辺の環境保全、グリーンインフラのみならず、庁内連携やリスクコミュニケーションに初心に返って取り組んでください。他の分野でも、協働やシティセールス事業等を通じて培ってきた多様な市民との信頼関係は、未来を拓く原動力になると感じています。市民をもっと信じ、市役所も市議会ももっと開き、力を合わせて自治する東村山へ、さらに歩みを進めましょう。
予算に賛成するということは、現市長と執行部による施政方針や、答弁に臨まれた職員の皆さんの説明を理解し、信頼し、議事・議決機関の一員として共に課題解決にあたる、ということです。困難な状況が続きますが、希望を持ち、外にも学び、緊張感を持ちつつ、切磋琢磨しながら頑張っていくことを申し上げ、私の討論とします。
2月24日にFBとブログ(切るも切らぬも、大事なのはコミュニケーション)で報告した北山小学校の南西角の樹木伐採の件。
まちづくり部として合意形成をやり直す判断をしてくださったので、今夕16時に再び現場へ。
課題となっている樹木を、どこからどう切るかについて、市の担当(道路河川課の服部課長と維持補修係の深井さん)と現場の目の前にお住いの方たちによる話し合いが行われました。
その結果、北川の法面から生えているケヤキとクヌギについては伐採計画の目的である安全対策と落ち葉対策を確保しつつ、萌芽更新が期待される高さ(赤い線のところ)で伐採すること、土手の上に生えて高木化しているクヌギは近くの電柱のトランスの高さで剪定することで合意が図られました。
伐採を求めた住民とできるだけの保全を求めた住民が一堂に会し、率直な意見交換をすることは、互いの考え方を知ることに繋がり、決して単純な対立構図ではないことがわかってきます。
このような場合では、ともすると賛成派と反対派というレッテルを貼って話を進めがちですが、それは明らかな間違いなのだと学びました。
市では過去の反省も踏まえ、6年前に「公共の緑の植生管理のガイドライン」を策定しましたが、必ずしも全庁的な共通ルールとして徹底されていないのではないか…と思えるケースが時々見られます。来週の予算委員会では、改善に向けてそのあたりを取り上げるつもりです。
青森大学の佐藤淳教授が、月刊ガバナンス3月号に東村山市議会政策総務委員会(伊藤真一委員長)の取組みについて書いてくださいました。全国の地方行政、議会関係者が最も多く読んでいる専門誌に詳しく掲載いただいたことに感謝申し上げます。
「投票率向上対策」を委員会としての研究調査事項にしたのは、下沢ゆきお副委員長の提案からでした。
以来1年3か月間、オンライン市民アンケート(2021年11月/115名から回答いただきました)、議会報告会参加者との意見交換(2022年2月)、教育委員会からのヒアリング(4月)、オンライン研修会(5月/佐藤教授)、市内投票所調査(7月)、オンライン視察(10月/取手市議会&可児市議会)、リアル視察(10月/大阪府箕面市)、選挙管理委員との懇談(11月)…と閉会中もずっと継続して取り組み、昨年12月議会で委員長が報告を行った上で、市長、教育長、選挙管理委員長に提言書を手渡しました。
委員間で議論や準備をしながら取り組みましたので、かなり忙しい日々でしたが、合意を形成して一定の形にできましたので、充実した委員会活動となりました。
昨年12 月 22 日に委員長名で提出した提言書は以下のような内容です。
投票率の向上対策に関する提言書
標記の件につき、市議会政策総務委員会による所管事務調査が終了したことを受け、以下のように提言します。今後の当市の政策に可能な限り反映されることを望みます。
東村山市議会には常任委員会が4つあります。任期は2年間ですが、自主的にテーマを決めて閉会中の調査活動や視察に取り組む委員会と、そうでない委員会とがクッキリ分かれます。
定例議会のたびに市長から提案される議案や市民からの請願・陳情を審査して結論を出すだけでも、誰に叱られるわけではありませんが、市長提出議案や陳情は完全に受け身であり、時には何の議題も無いこともあります。私には、それでよいとはとても思えません。
4つの部門に分かれて専門性をもって市政の充実に努力するのが常任委員会ですので、市政の課題を見極め、研究調査を主体的に行い、未来に向けて改善提案や提言を行うことは当然の責務と考えるべきだと思っています。
全国の議会の中には、常任委員会が政策研究・提案に必ず取り組むことに決めて、サイクルをしっかり回している議会がどんどん増えています。
今回の佐藤教授の記事では「政策サイクル」の一例として取り上げていただきましたが、東村山市議会では「必須の仕組み」にはできていません。つまり、委員長になった議員の意識とやる気次第、という面が強く、まだまだ道半ばというのが実情です。
常任委員会が政策サイクルを念頭にどれだけ積極的に活動するかによって、議会全体の水準が変わってくることは間違いないので、より高いレベルを目指して取り組んでいきたいと思います。
78分間の一般質問が終わりました。そのうち64分間を1問目「こども基本法制の施行へ準備は整ったか?」に、残りの14分間を2問目「東村山市の障害者差別解消は進んだのか?」に使ったようです。また、質問持ち時間20分を最後の1秒まで使い切っているので、答弁は合わせて58分、ということになります。
SNSを通して寄せていただいた声や、紹介したかった書籍の話など、用意しながらも時間がなくて諦めたものがいくつもあり、終わってみれば「校則の見直し」も「教育委員会発行のリーフレット」も、悔いが残ります。
行政側がどう受け止め、理解し、あるいは理解せず、納得し、あるいは納得しなかったのか…は今はわかりませんが、大事なのは課題提起をした後だと思っています。
市長も教育長も担当部長も、真摯に正面から向き合ってしっかり答弁くださったと受け止めています。
一般質問には珍しい「問い返し(反問)」を村木教育長がしてきたことは、質問で私の意図が伝わらなかったという面と同時に、教育長なり「意思」を感じましたので、継続的にコミュニケーションを取り、結果として子ども、保護者、教職員にとってプラスの方向へ進むように取り組もうと思います。「佐藤議員が違和感を抱くというイラストとはどれですか?」と教育長に問われて示したのはこのページです、「家父長制そのものだ」と申し上げましたが、他にもサザエさん一家のような家庭を前提にものを考えているのだろうな…と思わせる文章やイラストが次々出てくるのです。
傍聴席から傍聴いただいた皆様、オンラインで視聴いただいた皆様、どうもありがとうございました。「そこ、もっと行ったれや!」と思いながら聞いているだろうな…と思いつつ、時計と睨めっこしていました。コメントいただいたり、傍聴いただくことで、確信を持って質問に立つことができたことに感謝申し上げます。
さて、一般質問は明日まで。明後日午前11時は予算特別委員会の質疑通告締切なので、頭切り替えて次の作業に取り掛かります