「渡部市政の4期16年で東村山市はどんなまちになったのか」~明日(12月1日)夕方、一般質問に立ちます

昨日開会した東村山市議会12月定例会は、明日から3日間は24名の議員による一般質問が行われます。

1日8名ずつで、今議会は議席番号の若い順ですので、9番の私は明日のラストバッターとして質問に立ちます(議席1番の土方議長は一般質問を行いません)。出番はおそらく4時か5時頃になると思いますが、ぜひとも傍聴にいらしてください。もちろんネット中継でもご覧いただけます。

今回のお題は大きく2つ。

まず「1.渡部市政の4期16年で東村山市はどんなまちになったのかです。

渡部市長が誕生した2007(平成19)年に既に議員だったのは、朝木議員と私しか残っていません。来年4月で4期目の任期満了を迎える渡部尚市長に対し、各期ごとに掲げたマニフェストをもとに振り返り、私たちのまち・東村山はどう変わったのか、変わらなかったのか、今後どのようなまちをつくっていくのか、という大きなテーマで議論したいと思っています。

通常この時期は、市長の出身会派である自民党の議員が、「来春の市長選への意向」を問い掛けて市長が応答するという場面があり、新聞記者が傍聴に来ていたりするもので、4年前も当時の会派代表の肥沼茂男さんがその任を務めておられました。今回も当然あるのだろうと思いつつ、私は私の立場と考え方に基づいて取り上げたいし、被っても構わないと思って通告をしましたが、蓋を開けてみたらどなたもおやりにならないことわかりました。さて、どうなりますか。

明日も触れるつもりですが、渡部市政の誕生には、2006年夏から冬にかけての東村山駅西口再開発事業をめぐる住民投票条例運動が大きな影響を与えました。1万8千を超える直接請求の法定署名で成立し、12月議会最終日に上程された「東村山駅西口再開発事業を現計画のまま行うことについて市民の賛否を問う住民投票条例」は、思わぬ展開の中で可否同数・議長裁決で否決され実現できませんでした。

ところが、命拾いしたはずの前市長が御用納めの日に突然退陣を表明し、年明けには前市長の意中の人ではなかった、当時は4期目の市議だった渡部さんが市長選候補となり、4月の選挙に出馬。他の候補が「開発反対」を掲げる中で、住民投票条例を葬った立場であった渡部候補のマニフェストに「住民投票を含む自治基本条例の制定」が掲げられたことに私は心底驚き、「勝負あり」と思ったものでした。あれから16年。東村山市はどう変わったのでしょうか。

それでは通告内容を画像とテキストでアップします。

1.渡部市政の4期16年で東村山市はどんなまちになったのか

平成19年5月に初当選されて以来、間もなく4期目を終えようとしている渡部市政。そのスタート前の事情から知る現職議員も今や2人となる中、この16年間で東村山市はどのような点が変わり、また変わらなかったのか、どのような自治体になったのか、という議論を私なりに一度させていただきたいと考え、以下質問する。

1)1期目(平成19年5月~23年4月) の評価について

当時打ち出されたマニフェスト「八国山からの新たな風宣言」では、3つの柱を立て、東京都で「イチバン」になる政策として3つの分野でNo.1を目指すとしていた。前市長の突然の退陣表明を受け、出馬を決意された最大の要因、当時の課題意識、目指していた市政の姿、掲げたマニフェストの主だった項目の達成状況について、改めて簡潔にご説明いただきたい。

2)2期目(平成23年5月~27年4月)の評価について

2期目のマニフェスト「バージョンアップ!東村山」では、1期目マニフェストを検証しつつ、4つのバージョンアップを掲げ、目標年度を示した分野ごとの政策を打ち出されていた。自身が手掛けた初めての総合計画であった「第4期総合計画」のスタート年でもあったこの年、《希望に満ちた「生活充実都市」を目指す》として挑んだ2期目、最も重視したことは何だったのか。掲げた政策はどこまで進み、進まなかったのか。

3)3期目(平成27年5月~31年4月)の評価について

3期目のマニフェスト「バージョンアップ!東村山2.0」では、「さらに安全で便利なまちへ」と「さらに安心で優しいまちへ」の2本柱を掲げ、各施策を列挙されている。3期目に力を入れたテーマ、2期8年の実績と課題を踏まえたマニフェストの達成状況について簡潔に説明いただきたい。

4)4期目(令和元年5月~5年4月)の評価について

 4期目は少し詳しく伺う。マニフェスト「バージョンアップ!東村山 3.0」では、《「住んでよし・働いてよし・楽しんでよし」三拍子そろった「たのしむらやま」に向かって、4つのアクションプランを実行する》とし、分野ごとのマニフェストを示しておられた。そこで以下伺う。

①《「東村山大改造」を進め、もっと安全で便利な活力あるまちへ!》について主項目の達成状況、課題を伺う。

②《「東村山創生」を進め、もっと元気でワクワクするまちへ!》について主項目の達成状況、課題を伺う。

③《「子育てするなら東村山」の更なる充実で、すべての子ども達が健やかで心豊かに育つまちへ!》について主項目の達成状況、課題を伺う。

④《「人生100年時代を支える良福祉・良環境」を整え、もっと安心でうるおいのある優しいまちへ!》について主項目の達成状況、課題を伺う。

5)4期16年で東村山市はどのような自治体になったのか。

①「みんなで進めるまちづくり基本条例」が掲げた基本原則について

 同条例は、1期目の平成22年3月議会で「(仮称)自治基本条例」をみんなで考えるための手続に関する条例」を可決し、同年6月に自治基本条例市民参画推進審議会を立ち上げ、検討を開始。2期目スタート後の平成23年10月から18回にわたり「自治基本条例策定市民会議」で議論され、パブリックコメントや市民説明会を経て、25年12月定例会で一部修正のうえ可決・成立、12月27日に公布された。基本原則は「情報共有」「市民参加「協働」の3つ。東村山市政の背骨として掲げられたこれらの原則は、それぞれに今、どこまでどう進み、課題はどこにあり、今後どうしていこうと考えておられるのか、伺う。

②同条例のバージョンアップについて

制定から来年で10年となる。公民連携やDXの進展、ジェンダー平等、障害者差別解消、子ども・若者の市政参加の方策等、社会の変化、地方自治をめぐる様々な状況を考えたとき、改正によってバージョンアップを図る必要性もあるのではないか。考えを伺う。

6)第5次総合計画が描く10年後の東村山と今後の市政運営について

昨年度スタートした第5次総合計画は、市長4期目マニフェストと概ね整合性のとれたものと受け止めている。「まちの生き残りをかけた重大な総合計画」と自ら述べられ、バックキャスティングの思考で策定されている同計画を着実に推進するためには、今後、自分ゴトとして理解し、積極的に参画する市民と職員の力が不可欠と考える。どのような姿勢でかじ取りを行っていくのか、伺う。

12月定例議会が始まりました(初日報告)

12月定例議会が今日から始まりました。

9時半、開会前に野崎副市長が登壇し、「奥様が25日に陽性判明したので、市長は濃厚接触者に。検査が陰性なら3日目からOKで、罹患はしていない。昨日からリモートで公務にあたっているが、議会は対面なので議員や職員へのリスク回避のため本日は出席を控えさせていただく」と説明。市長抜きでの初日となりました。

初日の冒頭は、議会運営上の手続きについていろいろと議決を取ります。最終日にも東村山市議会特有の議決を諮るものがあります。今日で言えば、①↓は他の議会ではやらないはずです。どうしてこんなことを毎回やるのかと言えば、私が入る以前の時代に、議会運営を巡ってまあそれは大変な問題や騒動が次々と起こったからと聞いています。アツモノに懲りてナマスを吹く…みたいなところがあるので、そろそろ卒業できるといいんですけどね。

①議員と議長の権利&義務を確認して、議長権限を認めることについて:共産党4人、朝木議員、藤田議員が×

②会期を11月29日から12月22日の24日間に決定することについて:朝木議員、藤田議員が×

③質疑の持ち時間を制限することについて:共産党4人、朝木議員、藤田議員が×

持ち時間制限に反対というのは考え方としてありだと思いますが、会期決定に賛成しないというのはどういう意味なんだろうなぁ。じゃあどうしろと言うのでしょうね。これに反対するのは、以前は草の根の矢野・朝木だけだったんですけどね…謎です。

その後、市長が不在なのでいつも行われる「所信表明」は無く、すぐに議案審議に入りました。※所信表明は机上配布となり、★全文がすでに市HPにアップされていますのでご覧ください★

まず、一般会計補正予算第4号から。

▶【報告5号】専決処分事項(4年度 一般会計補正予算第4号)の報告

9月議会が閉会した直後、国の緊急経済対策(電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金)を実施するための予算が全国の自治体に交付されました。本来は議会に諮るべき案件ですが、コロナ禍での議会と市長との合意として「国や東京都からの急を要する政策で、財源も国や都が100%持つ=市の一般財源には手を付けない案件に限って専決処分もやむなし」としているので、既に10月11日に市長による専決処分されたものについて、済んだものを承認するか否かを議論し、諮りました。ゆえに、【議案】ではなく【報告】です。

この議案は、全員の賛成で「承認」しました。

続いて一般会計補正予算第5号。こちらはこれからの予算です。

▶【議案第60号】4年度 一般会計補正予算(第5号) 

国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した農業者や企業等の燃料費・光熱費応援金のほか、障害福祉サービス施設・高齢者施設等物価高騰への対策支援金、保育所等への物価高騰対応補助金など、主にエネルギー・食料品価格等の物価高騰に対応するため必要な予算が計上されました。

この議案は、朝木直子議員以外の賛成多数で可決しました。

ここで12時を過ぎていたのでお昼休みに。

午後は指定管理者を指定する議案2件を扱い、結論を出しました。

▶【議案第54号】子育て総合支援センターの指定管理者の指定

正式名称は「子育て総合支援センター」、愛称は「ころころの森」と聞くとお分かりになる方が一気に増えると思います。2012年4月から指定管理者により運営されています。指定期間は5年間で、1期目、2期目(コロナの影響で1年延長)ともに「東村山市子どもNPOユニット(以下、ユニット)」が選定され、通算11年目を迎えています。来年4月からの5年間の管理者を公募したものの、応募は「ユニット」のみで、審査の結果、3期目も指定することになったとのこと。「指定管理者の指定」は議会の議決事項であるため、審議の上、可否を諮りました。

この議案は、共産党4人、朝木直子、藤田まさみ両議員が反対、他の議員15人は賛成で可決しました。

続いてもう1件、指定管理者の指定議案です。

▶【議案第55号】市立児童館第1・第2野火止分室の指定管理者の指定

東村山市は、学童クラブのことを「児童館分室」と呼んでいます。つまり、野火止第1学童と第2学童の指定管理者を指定するための議案です。これまで、第1は市直営で、第2は民間(指定管理者)が運営してきました。市は今年6月に、5つある児童館は直営で、29ある児童クラブ(このうち5つは既に指定管理者)は段階的にすべて指定管理者による運営に切り替えるという方針を公表し、今回の指定はその方針に従った第1号ということになります。7つの事業者が手をあげ、2次選考まで進めた結果、これまで第2野火止を担ってきた「株式会社 明日葉」が第1と両方の指定管理者として選定されました。

この議案は共産党4人と朝木議員以外の16人が賛成し、可決しました。

明日は休会日で、明後日(12月1日)から一般質問が始まります。1日(木)5日(月)、6日(火)の3日間、毎日8人が己の関心事をもとに質問に立ちます。

私は全体の8番目なので、12月1日(木)の夕方になります。普通に進むと、16時以前ということは考えにくく、場合によっては17時を過ぎての出番になるのだろうと思います。

通告の内容は次の記事でアップします。お時間あったらぜひぜひ傍聴にいらしてください。

12月議会で審議&議決する議案はコチラ

12月定例市議会が11月22日(火)告示され、その日の夕方には議会事務局がすべての議案を市議会HPにアップしてくれました。ありがとうございます。

★市議会HP 市長提出議案★

以下、市長から提出された議案の内容を私なりに簡単に解説します。

▶【議案第49号】 東村山市議会議員及び東村山市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正

消費税増税分を選挙公費負担の上限額に反映させる、という内容です。何で今頃?と思ってみてみたら、前回の市長選&市議選が行われたのが平成31年(令和元年)の4月で、その年の10月1日に消費税が10%に引き上げられたので、次の選挙までに改正が必要だったようで、「今」となったようです。

▶【議案第50号】東村山市個人情報の保護に関する法律施行条例

個人情報の保護については、1980年代半ばから国よりも地方自治体が先立って条例として整備をしてきたので、自治体によってルールに少なからず差異があります。個人情報を国家レベルで、また民間でも「活用」することを最優先させたい国にとっては、特に「保護」に重点を置いて厳しいルールを課してきた自治体の条例は厄介な存在でした。反対に、脇の甘い条例だった自治体にとっては、レベルアップにつながる点があるのかもしれません。国がデジタル関連法に伴って個人情報保護法を改正して全国一律のルールを定めたことで、ほとんどの自治体は独自の個人情報保護条例を廃止し、「国の法律を施行するための条例」という立てつけに変える、という手続きに入っています。

▶【議案第51号】地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例

条例名を見ても何のことだかさっぱりわからない条例がたまにありますが、まさにその一つだな、と思いつつ。内容は、これまで60歳だった地方公務員の定年年齢を段階的に65歳まで引き上げることを国が決めたので、それを市として実際にどのようなルールを定めて実施するのか、を条例化するものです。60歳での役職定年制の導入や、関連する複数の条例を改正するために「関係条例の整備等」という名称になっています。

▶【議案第52号】東村山市職員の給与に関する条例の一部改

▶【議案第53号】東村山市職員退職手当支給条例の一部改正

この2つの条例改正も、職員の定年延長に関係するものです。

▶【議案第54号】東村山市子育て総合支援センターの指定管理者の指定

正式名称は「子育て総合支援センター」、愛称は「ころころの森」と聞くとお分かりになる方が一気に増えると思います。2012年4月から指定管理者により運営されています。指定期間は5年間で、1期目、2期目(コロナの影響で1年延長)ともに「東村山市子どもNPOユニット(以下、ユニット)」が選定され、通算11年目を迎えています。来年4月からの5年間の管理者を公募したものの、応募は「ユニット」のみで、審査の結果、3期目も指定することになったとのこと。「指定管理者の指定」は議会の議決事項であるため、初日の本会議で議論した上で議決します。

▶【議案第55号】東村山市立児童館第1・第2野火止分室の指定管理者の指定

東村山市は、学童クラブのことを「児童館分室」と呼んでいます。つまり、野火止第1学童と第2学童の指定管理者を指定するための議案です。これまで、第1は市直営で、第2は民間(指定管理者)が運営してきました。市は今年6月に、5つある児童館は直営で、29ある児童クラブ(このうち5つは既に指定管理者)は段階的にすべて指定管理者による運営に切り替えるという方針を公表し、今回の指定はその方針に従った第1号ということになります。7事業者が手をあげ、2次選考まで進めた結果、これまで第2野火止を担ってきた「株式会社 明日葉」が第1と両方の指定管理者として選定されたようです。

▶【議案56号】~【議案59号】市道路の認定や廃止議案

開発行為に伴って新設されたり、いったん廃止して延長して認定し直す議案が4件出されています。

▶【議案第60号】令和4年度 東村山市一般会計補正予算(第5号)

国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した農業者や企業等の燃料費・光熱費応援金のほか、障害福祉サービス施設・高齢者施設等物価高騰への対策支援金、保育所等への物価高騰対応補助金など、主にエネルギー・食料品価格等の物価高騰に対応するため必要な予算が計上されました。

▶【報告5号】専決処分事項(令和4年度 東村山市一般会計補正予算(第4号))の報告

9月議会が閉会した直後、国の緊急経済対策(電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金)を実施するための予算が全国の自治体に交付されました。本来は議会に諮るべき案件ですが、コロナ禍での議会と市長との合意として「国や東京都からの急を要する政策で、財源も国や都が100%持つ=市の一般財源には手を付けない案件に限って専決処分もやむなし」としているので、既に10月11日に市長による専決処分されたものについて、承認するか否かを議論し、諮ります。ゆえに、【議案】ではなく【報告】となっています。

12月議会へ始動。

12月議会が告示され、来週29日からスタートすることが正式に決まりました。

正確に言うと、市長から「12月定例議会を招集したので11月29日に本会議場に集まってね」という「告示」があり、それを受けて議長から全議員に「ちゃんと来るように」という「通知」が行われた、ということ。理屈上、伝えられている日程も議案もあくまで「予定」です。

実際には、集まってから考えましょうというわけにいかないので、東村山市議会では定例議会最終日に次の定例議会の日程を「予定」として公表しています。議会によっては年間日程を出していますが、様々な要因で変更の可能性もあるので、どう扱うかは各議会次第というところです。

12月定例議会に市長から提出された議案は12件で、うち条例の新設が2件、条例の改正が3件、指定管理者の指定が2件、市道の認定・廃止が4件、補正予算が1件です。これ以外に補正予算の専決処分報告が1件あります。 初日の本会議ではこれら13件のうち4件を扱うことになりそうです。

残り9件は常任委員会で扱う見込みで、道路の改廃4件は「まちづくり環境委」へ。他5件は私も所属する「政策総務委」と思われますが、個人情報保護法成立を受けた新条例と、公務員の定年延長に関わる新たなルール作りの条例が膨大で詳細なものになっており、記憶にないほどの分量です。

11時に締切の一般質問通告書を、間際議連らしくなく珍しく小一時間前に提出した(十分間際か…)ので、こんなことを書いていました。

一般質問は以下の2題を通告しました。

1.渡部市政の4期16年で東村山市はどんなまちになったのか 

2.当市における「いじめ問題」の今

みんな元気でよかった(^^)/大学ゼミの同期会

昨夜は、大学時代のゼミ同期生の集まりで数年ぶりに三田へ。

教職課程の仲間や高校サッカー部の同期会は何度かありましたが、本丸である学部のゼミ同期会は卒業後初めてのこと。

私たち16人は、1920年生まれで、社会保障論の大家であった中鉢正美先生の最後の門下生でした。その先生が2013年に93歳で旅立たれていたことを数年してから知ったくらい、ゼミとは疎遠で来ましたが、同期のゼミ代表・小堺くんが地道に声を掛け、準備をし、実現にこぎつけてくれました。

昭和37年、38年生まれなので、今ではみんな定年前後。大学卒業時はバブルスタートの頃で、私以外は全員が名だたる企業に早々に就職を決めた中、教職試験に失敗&就職浪人で再挑戦を自分で決めていたものの、いくばくかの追いていかれる感を抱いていたことを思い出しました。

そんな大学3&4年生でしたが、ラーメン二郎に朝から並んだり、河川敷で野球大会をしたり、卒業間際に野沢温泉にスキーバスで遊びに行ったり…勉強以外のことをみんなたくさん覚えているものですね。

それぞれに30数年分の公私の歩みを数分で報告し、あとはあれこれと自由に…。

リアル参加7人、オンライン3人での2時間は、あっという間に過ぎました。人生の後半戦、再び糸がつながったご縁に感謝して、またみんな元気に会おうと誓い合って別れました。

全生園の中に花さき保育園があること。それは…

一昨日(11月7日・月)10時、政策研究会「多磨全生園の将来構想に市議会は何ができるか」の第7回を開き、全生園の敷地の一角にある「花さき保育園」の運営母体である社会福祉法人土の根会の理事長・新保庄三さんにお越しいただき、お話をいただきました。

新保さんは「今日の結論を先に見せます」とおっしゃって、元患者の山内きみえさんと保育園の年長さんたちとの交流の様子をそのまま映したDVDを30分ほど観せてくださいました。

その後、ご自身が2003年に東村山市の児童育成計画推進部会の会長として着任され、数年後に急な事情で花さき保育園の園長をお引き受けになり、さらに社会福祉法人「土の根会」を新たに立ち上げられ、今から10年前に現在の場所・全生園の南東の角地へ移転・開園されるまでの経過を詳しくお話しくださいました。

たくさんの言葉を心に刻みましたが、特に「そうか、そうだったんだ!」と思ったこと。それは、「花さき保育園は、入所者の方たちが自分たちの希望を要求として、将来構想の一つとして実現に力を尽くされた」ということです。

新保さんは、全生園の将来構想は子どもたちに託すべきだ、とおっしゃいました。花さき保育園では、著名な存在となった方だけでなく、全生園に暮らしておられる多くの入所者の方たちと子どもたちが保育園の日常として接しています。幼い頃の「当たり前」は、大人になっても変わらずに、心の中に、行動の中に生き続けるものなのだと改めて認識しました。

新保さんが東村山市に最初にお越しくださる少し前から存じ上げ、ライフワークであるアウシュビッツ収容所、コルチャック先生について教えていただき、以後20年。折に触れてご指導いただき、励ましていただくとともに、いくつかの局面では叱咤され、時に反駁もし、ご無礼をしたこともありましたので、今回の企画段階から実は大変緊張し、ドキドキしながら事前の打ち合わせにも出向いてきました。

しかし直接お話を重ねる中で、新保さんは、出会った頃から何も変わらぬ情熱と、並々ならぬ覚悟と、圧倒的な大局観で、様々な難題に向き合ってこられ、乗り越えてこられたのだということを痛感しました。

6月に立ち上げたこの政策研究会は、これまでの学び合いを踏まえたまとめ作業に入っていきます。シリーズの最終回を新保さんにお願いして本当に良かったと思います。