今年も一年間どうもありがとうございました。

こんにちは。
2018年、平成最後の年の瀬。今年もあと8時間少しで暮れていきます。

12月議会の閉会から10日。
22日(土)のさとっちカフェvol.57(活動報告&意見交換)には9名の方がご参加くださり、終わったばかりの議会の報告や、年明けに予想されるあれこれの情報交換ができました。
お越しいただいた方にお渡しした全議員の賛否一覧表はこれです。
賛否一覧表

次回は3月議会の議案が出そろった直後の2月17日(日)午後2時から(@市民センター)開かせていただきます。ご都合つけてご参加いただけると嬉しいです。

24日、クリスマスイブには、84歳になる母が転んで腰椎圧迫骨折&入院となり、一日おきで日野市立病院へ通うこととなりました。
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病院での年越しとなりますが、幸い頭と胃袋は元気なので、焦らず回復をサポートしようと思います。

26日には、全生園内の食事処なごみで開かれた年忘れ寄席にお邪魔しました。大学の落研の学生たちの初々しい高座ぶりに、しばしほっこりしました。
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その夜は、4年前に不思議なご縁で出会い、先月28日に急逝されたコラムニスト・勝谷誠彦さんの偲ぶ会にお邪魔しました。
お時間がありましたら、亡くなった日に書いたブログ記事をお読みいただけると嬉しいです。IMG_20181226_190001★2018年11月28日記事「勝谷誠彦さん 安らかに」★

28日の御用納めの日は、来年2月2日(土)午前10時~12時に開催する市議会としての報告会&意見交換会の準備やら、厚生委員会が担当する部署へ年末のあいさつへ。
報告会は4年間の任期の最後となりますので、「市民に開かれた議会」のこれまでと、これからどうあるべきなのかについて、市民の方、外部の方の声を伺う場にできたら、と準備を進めています。
5年目にして初めて外部の方に進行役をお願いして進めます。今からぜひ予定を空けてお越しいただきたく、お願い申し上げます。

寒波の中での年越しとなりました。
どうぞご自愛の上、お元気で新しい年をお迎えになられますよう、衷心よりお祈り申し上げております。

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
新たな年も、どうぞよろしくお願いいたします。

12月議会が終わりました~合意の半歩よりも自己顕示を選ぶ愚

12月定例議会は、追加議案がなかったこともあり、11時半前には閉会。11時半からの広報公聴委員会も終わり、自由の身となりました。
と言いつつ、議会基本条例をスタートさせ、議会の公務としての議会報告会を3か月ごとに定例化させた2014年度からは、議会がない時の方がむしろ忙しくなります。
次回の議会報告会は2月2日(土)で時間は午前10時~12時、会場は中央公民館のレクルームです。

個人的にも、結論を出した議案や陳情についての速報を大至急作成&アップし、ニュースも作って駅頭に出ます。

それら速報と共に、詳しい事情や舞台裏をあまさずお伝えするための、佐藤まさたかとしての報告+情報&意見交換会「さとっちカフェ」を明後日(22日・土)午後2時から4時半の予定で、市民センター2階第6会議室を会場にして開催します。
さとっちカフェ 表紙 2018.12.22.
私を支持いただくとかそうでないとか関係のないオープンな場として今年も開催を重ねてきましたが、年内は今回が最後となります。
一つの情報源としてでも構いませんので、ふらりとお越しいただけるとありがたいです。

ところで…
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学童クラブの質とは…

こちらの記事を、事実に基づいてとても丁寧に書かれたものだな…と思いながら読みました。
「小4男子の直訴が映した「学童保育」の大問題 なぜ「保育の質」のばらつきを防げないのか?」(東洋経済オンライン)

学童の指導員が、子育て経験のある人ならいいとか、怪我のないようにとにかく見ていればいいとか、そんなレベルで語ってはいけない仕事であることは明らかだと思います。
学童保育は、子どもの生活の場であり、指導員は親代わり。子ども一人ひとりの権利をきちんと保障するという土台がなければ、子どもたちの成長にはつながりません。

文中にあるような、「夏の公園で日傘をさしたままの、まさに子どもを見ているだけの人。同僚とのおしゃべりに夢中の井戸端会議グループや、好きな子どもを孫感覚でかわいがるおばあちゃんタイプ。頭ごなしに叱ることをしつけだと勘違いしている人もいれば、持論を展開し保護者を説教する姑系、年下の正規指導員から注意されて逆ギレする老人も。はては、体罰をしても悪いことをしたという意識がない人や、上級生のいじめを子どもが伝えても見て見ぬふりを決め込む人……。」といったレベルが、人手不足を理由に見過ごされてきた面があることも事実だと思います。

IMG_20181215_161436先週土曜日にお会いした明石市の泉房穂市長さんは、「明石市の来年度の重点化予算は学童。場所については、学校の教室を全部吐き出してもらって、待機は出さない。そして、指導員資格も市として充実させていく」と明言されておられました。 続きを読む

本日の厚生委員会報告

10時開会で、議案3件と陳情2件を審査し、15時半頃に閉会となりました。

市長提出の議案3件は、
(1)諏訪町内の社会福祉センターの改修後のあり方を定める「社会福祉センター条例の一部改正」
(2)介護保険法改正に伴い市事業(地域支援事業)にも3割負担を導入する「介護保険条例の一部改正」
(3)未婚のひとり親家庭の利用者負担に寡婦(夫)控除のみなし適用を行う等の「保育所利用負担条例の一部改正」でした。

(1)諏訪町にある社会福祉センターは、来年4月~9月に閉館の上で耐震化と改修工事を行い、10月にリニューアルオープンを予定しています。
各委員からの質疑は多岐にわたりましたが、大きな論点としては
①これまでの福祉作業所、集会施設機能に加えて、高齢者や生活困窮になる前の方たちの就労サポートを行うことについて、既に生活困窮者支援事業として行っている「ほっとシティ東村山」との棲み分けや、ふるさとハローワーク、障害者就労支援室、ジョブシェアセンターなどとの連携をどうするのか?
②条例から「身体障害者で作業が可能な者」を削除する理由はなにか?
ということでした。
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渡部市長 4期目出馬を明言 【追記あり】

「市民の信を問い、先頭に立って、全身全霊で頑張っていく決意を固めた。」

渡部尚東村山市長は、今朝の肥沼茂男議員の一般質問に答える形で来春の4選出馬を明言しました。
以下、走り書きでメモった要点です。

「一般的には3期12年が首長の一つの区切りと言われているが、11年8か月を振り返って、様々な課題を議員各位の指導や副市長・教育長はじめとする職員の支えがあり、一定の成果を上げたと考えている。
急激な人口減少と高齢化の中で、持続可能なハード・ソフト両面での芽を育てている最中であり、長い歴史の中で変化の大きなこの時期、種を蒔き、植えた苗を一定のところまで育てることが責任と考え、今後4年間、市民の信を問い、先頭に立って、全身全霊で頑張っていく決意を固めた。
全てよかったわけではなく、課題も多いが、『みんなでつくるみんなの東村山』を基本に、議会とも丁々発止議論を交わし、15万市民の英知を結集していきたい。」

記者席には1人しかいませんでしたが、明日の各紙朝刊で報じられることと思います。

【追記:市長と議員の関係とは】

ということで、上記の記事を今日の昼休みにいち早くお伝えしました。

市民の皆さんにとって一大関心事だと思ったからです。

で、私として大事だと思っていることを書きます。

私自身は、現職の市長とは絶えず必要な緊張感と適切な距離を保っていくべきと考えています。
ですので、これまでもこれからも、選挙において応援したり、応援されたりする関係になることはありませんし、やみくもに全否定したりすることもありません。

平成19年以前の内向き&お仲間重用の市政から転換を図り、公開と参加」を大原則に立て、自分と考え方の違う人たちの対話にも努め、市政運営を進めてきた渡部市長の基本姿勢には共感し、基本的な政策には賛意を示してきました。今回の続投表明も、私なりの状況分析も踏まえて当然のことと受け止めています。

ではありますが、二元代表制の一方に籍を置く者が、もう一方の首長と二人三脚で歩もうとすることは、自らの立場を否定する行為に等しいものです。

これから来春にかけて、どっちの味方なのか?敵なのか?、地方議会には制度上存在しない「与党か野党か」という話が多くなっていくのかもしれませんが、そんな時代錯誤的な二極論で解決するほど、縮小に向かうこれからの時代は甘くないと私は思っています。

子どもの貧困対策大綱の見直しに向けて

昨日の「市民協働フォーラム 届けよう!市民の声~子どもの貧困対策大綱の見直しに向けて」には、北海道からも沖縄からも高校生から高齢の方まで総勢188人の方が参加されていました。
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後半の意見交換会は、①子どもの貧困・大綱全体 ②学費・奨学金 ③学習支援 ④学校教育・スクールソーシャルワーカー ⑤居場所 ⑥子ども食堂 ⑦社会的擁護 ⑧妊娠期・乳幼児支援 ⑨若者支援 ⑩ひとり親支援 の10テーマ別に分かれて行われ、私は社会的擁護のグル―プに参加。
高校生、大学生、会社員の方、若者サポートステーションや自立援助ホーム、アフターケア、就労支援、進学や資格や運転免許取得等への経済的支援等々、様々な現場で日々活動されている方が、それぞれの取組みの情報交換と対話を行い、子どもの貧困対策大綱の見直しへの提言・提案項目を話し合いました。

夏にお邪魔した児童養護施設・二葉保育園、先日お邪魔した自立援助ホーム・トリノスもそうでしたが、昨日もアフターケア相談所・ゆずりはの高橋亜美さんや、NPO法人教育研究所の牟田さん、青少年自助自立支援機構の高橋さん、にじのはしファンドの糸数さんなど、社会的擁護の現場の方たちと直接お会いし、知らないことを山ほど学ぶことになっています。
15年もこの仕事をしながら今ごろお恥ずかしい話ですが、民間で本当に厳しい環境・状況にある子どもたち、青年たちを日々支えておられる方たちにもっと学び、住民に最も身近な基礎自治体としての施策を変えたり作っていくことにつなぎたいと思っています。