6月4日から始まる6月定例議会。
5日(木)6日(金)9日(月)の3日間で行われる一般質問の事前通告は明日午前11時の締切となっています。
いつもですと全然形になっておらずに焦っているこの時間ですが、今回は当初の構想をずっと絞り込んだことでほぼまとまりました…というか、まとめたという感じです。
18時からの商工会総代会にも伺うことができ、今しがた議会控室に戻ってきたところです。
今回のお題は2つ。
「障がい者も等しくスポーツが楽しめる東村山の実現を」
「新たな人材育成ビジョンと課題について」
テキストと画像データで掲載しますので、ご覧いただいて「ここはこうした方がいいのでは」「こんな点を加えてみたら」といったご意見やご指摘を明日朝イチまでにいただければ、できるだけ反映させていただくように加筆修正の上、提出したいと思います。
こちらまでメールいただけると幸いです。⇒ gachapin@sato-masataka.net
尚、東村山市が12年ぶりに策定した人材育成ビジョンは、コチラからご覧いただけます。
1.障がい者も等しくスポーツが楽しめる東村山の実現を
東村山市がスポーツ都市宣言(1974・昭和49年)を行ってからちょうど40年がたつ。宣言に基づいて様々な施策を積極的に展開してこられたことは承知しており、昨年秋には国体の会場となり、現在は2020年の東京オリンピック開催へと期待を膨らませる声も高い。
だからこそ今、スポーツをまちづくりの重要な要素としてきた自治体として、障がいがあっても同じように身近で気軽にスポーツを楽しむことができるようにどう取り組んで来たのかについて検証し、宣言に相応しい姿を真剣に追求すべきと考え、以下質問する。
1)障がい者のスポーツ施設利用実態を伺う。また、気軽にスポーツを楽しめる機会の拡大(場の提供、教室の開催等)にどう取り組んで来たのか、取り組んでいるのか伺う。
2)障がいの違い(知的、肢体不自由、視覚、聴覚、難病、内部疾患、発達障がい)に応じて、その障壁解消・軽減にどのような対策、対応を行っているのか伺う。
3)視覚障がいを持つ方がスポーツセンタープールで行われた水中歩行教室へ参加されたものの、2回目以降の参加ができなくなったと聞く。事実かどうか確認するとともに、事実であれば、なにが原因でどのように考えているのか、再発防止にどう取り組むのか伺う。
4)スポーツセンターやサンパルネ健康増進施設には障がい者スポーツ指導員の配置はあるか。多摩地区の実態はどうか。また、現場のスタッフが障害についての理解を深める機会を設けているか。
5)障がい者が介護者同行のもとで施設を利用した場合の料金を伺う。近隣他市では同様のケースでどうなるのか。障がい者の公共施設利用について条例化している自治体があるが、どのような考えによるものか。
6)改正された「障害者基本法」の総則や第25条(文化的諸条件の整備等)、また「障害者総合支援法」の施行(25年4月)、本年1月20日の「障がいのある人の権利に関する条約」の批准等を踏まえ、障がい者のスポーツ振興についての議論が行われたことはあるか。第4次総合計画「2-3-2」や生涯学習計画ではどう位置付けられているのか。
2.新たな人材育成ビジョンと課題について
昨年3月定例議会で答弁のあったように、人材育成ビジョンが12年ぶりに刷新され、本年4月に公表された。掲げた「目指すべき職員像」や示された諸施策に基本的に賛同しつつ、改定にあたっての考え方、実効性を上げるためのポイント、残る課題等について伺う。
1)まず市長に伺う。市長として7回目の定期人事異動を終えられたが、自身ではどう評価されているか。特に重視した点、従来より進化させてきた点、苦悩した点、残った課題等、ご説明いただきたい。
また、「みんなで進めるまちづくり基本条例」の具現化には、新ビジョンが着実に実行に移されることが重要と考える。見解を伺う。
2)新ビジョンでは、職員自身が学ぶことを重視しているが、自ら学びたいことを進んで学ぼうとする風土、機会をいかにつくろうとしているのか伺う。また、学んだことを共有する仕組みはどう整えられているのか。
3)大量退職に伴って暗黙知が継承されない、という問題に対して、何らかの手立ては検討されているか。
4)再任用職員の増加によるプラスとマイナスは何か。また定年延長の方向が示される中で、役職定年制や降格制度の拡大も検討していくべきではないか。
5)女性のキャリアアップについて、新たな取り組みは進むか。
6)「市民と職員が互いに学習し合う環境整備」を掲げているが、具体的にはどう進めるのか。職員のファシリテーター力向上への取り組みがカギになると考えるが、いかがか。