今日は文書公開で見えて来た具体的な疑問点をもとに問います~間もなく一般質問

おはようございます。
早めに議員控室に来て9時半からの一般質問の最終チェック中。
2つの問題ともに、市の説明だけではどうにも理解が届かない点があるので、情報公開請求を行ったことで公開された文書を読み込んだ上で今日は望みます。

★私の通告書全文はコチラ★

最初に取り上げるのは【秋津2丁目に開設予定の100名規模認可保育所】の問題。
保育所は必要なので、適切な規模と安全な状態で開園してほしいと願うばかりです。質問は17点通告してあり、17番目でこう問います。

▷今回の取組みは前例がないので難しさはあると思うが、待機児童数さえ減らせればよいとわけではなく、そこで日々育つ子ども、託す親に、真に求められ、安心して通える場となり、近隣の市民や地域に長く愛される施設とすべく、事業者に責任ある対応を強く求め、保育の実施主体として市が責任を十分果たすよう取り組んでいただきたい。市長の見解を伺う。

もう一つは【新秋津駅前ロータリー「工事」が問うているもの】

地域の声を受けた市所管や地元議員の尽力で、維持補修の事業として進められ、道路部も歩道部もきれいになって所期の目的は概ね達せられたと受け止めています。ただ一方で、ロータリー部が大きく改修されてすっかり無機質な駅前になったことへの異論を耳にしたのが半年前。
ここまでの関わりの中で、私なりに課題を整理して12点通告しました。
その最後で、市長にこう問います。

▷一般的に想定する道路改良工事の範囲を超え、実質的には駅前広場の大幅な変更を含む再整備を、庁内検討だけで行った結果、この地を我が事として日々生活している近隣にお住いの皆さんを無視する形で進められたことで、住民の中には大いに傷つき、憤慨する方がおられる。ここに問題の本質があるのではないか。
本件について、公共事業の進め方としてどう受けとめておられるのか、声をあげた住民に対してどのような思いをお持ちか率直にお話しいただきたい。今後のあるべき姿についてのお考えを含めて伺う。

どうしてこんなことに?~公共施設予約システムの変更

東村山市が公共施設予約システム変更のための説明会を重ねており、私は19日(水)に市民センターに出向きましたが…

年明けだったと思います。私のもとに初めてこの件で連絡をいただいたのは、市から利用団体に届いた通知を見た方からでした。
「マイナンバーがないと予約できない仕組みになると市から通知が来た」と言うのです。
「そんなことは認められていないので、何かの間違いではないのですか?」と聞き返しました。
でも、「持ち物にマイナンバーカードとあるし、そう書いてある。」と。

続いてサンパルネのホールを定期的に利用くださっている方から「これまで6か月前に予約ができたのに、3か月になると言われた。多くの方が関わってつくっているイベントなので、3か月前に使えるかどうかがわかったのでは周知も何も間に合わない。企画自体が成り立たない」と強い怒りの声。
3か月前に蓋を開けたら抽選に外れるかもしれなければ、活動そのものを危うくする恐れもあるでしょう。

ということで説明会に出向きましたが、マイナンバーカード自体の是非は横に置いておいて、出される質問は当然の疑問ばかりですし、予め想定しておくべき話ばかりに思えました。
「どうしてこんな切羽詰まってからこんな不十分な場を開いてしまっているのか?」と、疑問と心配が尽きませんでした。

カードを使わない人が直ちに不利益を被る仕様にしてしまった結果、当然異論がたくさん出され、「カードが無くても同様に取り扱えるよう現在検討中です」と答えていましたが、そりゃそういうことになりますよね。

「公共施設の予約がもっと便利に」とあるように、マイナンバーカードの活用で利便性を高めたい、という担当の使命感も意欲も理解します。

しかし、公共施設を利用している方たちは目的も利用実態も多種多様。
組織的にも、公民館は教育委員会、市民センターは市民部市民協働課、スポーツセンターは地域創生部市民スポーツ課、サンパルネは健康福祉部健康増進課…と多岐にわたります。
「たのしむらやまポータル」を所掌する経営政策部情報政策課デジタルワンストップ担当主幹(課長職)を中心に、関係各課からなる検討プロジェクトチームで進めて来たようですが、施設ごとに異なる利用の実態はでどこまでちゃんと共有され、議論された結果なのでしょうか?
仕切りはデジタルワンストップ担当だとしても、その上はどう進捗管理をしていたのでしょう?

4月30日に現在のシステムが使えなくなる、というのは、いつからわかっていたことなのでしょう?
どう考えても、情報の「リリース」が遅すぎです。
本来なら1年前、遅くとも半年前に明らかにして、いや…やっぱり1年前ですよ。利用実態や課題と感じている点を利用者にはいつ確認したのでしょう。
これまで、一つの団体なのに複数名でエントリーする不届きなケースとか、入金や返金等の課題があって、それに対応しようとしていることはわかります。
繰り返しますが、マイナンバーカードを活用して課題解決を図ろうとしているアプローチ自体は、間違っていないと思います。

しかし、です。
気になって仕方ないのは、庁内調整と公表のプロセス、方法、タイミングが、どうして「こんなこと」になったのか?ということ。
市民に余計な不信感を抱かせる必要はないわけですし、こういうところは丁寧に進めるのが今の市政の良いところだと考えて来た者としては、全く腑に落ちないのです。

説明会の設定も、どこに参加しても同じ説明が受けられると普通は思うのに、実際は開催場所中心の説明になったことで、たとえば市民センターで開かれたこの日は、スポセンやテニスコートの利用者の方からは疑問の声が上がりました。これも当然だと思います。

一般質問で、26日(木)に村山じゅん子議員が、28日(金)に朝木直子議員がこの件を取り上げると通告書からわかっています。
私は予算委員会の質疑を通じて、これまでの経過や市の考えを問いたいと思っています。

今ってそうなってんの!AIの要約にビックリ仰天(@_@)!

3月定例議会が今週20日(木)から始まりますので、直前情報提供のための「まさたかミーティング」を16日(日)に廻田公民館(10時~)、中央公民館(13時半~)、オンライン(20時~)の3回開き、それぞれ4名、合計12名の方がご参加くださいました。お忙しい中、どうもありがとうございました!

そのうちZOOMを利用して開いた「夜まさたかオンライン」の要約と、使用したスライド(一部加筆)を以下アップします。この要約は、ZOOMをセットする際に「AI Compaionを自動的に開始する」のチェックボックスにチェックを入れただけで、会議終了後に自動的に作成されたものです。ところどころちょっと違いますが、自分が進めた場なので修正は容易い話です。感覚的には95%…いや98%は「そうそう、そんな話をしたよ~。よくこんなにきちんとまとめてくれたよね!」と、切れ者の書記を抱えたような感覚でびっくり仰天しています。空恐ろしさえ感じるかも…

ということで、一部だけ整えましたが、昨日はこんなミーティングになりました↓↓↓

Quick recap この会議では、東村山市の市政に関する幅広いトピックについて議論が行われ、議会や予算案、選挙管理委員会、保育園計画、駅前工事など多岐にわたる課題が検討されました。環境問題や教育、選挙に関する課題も取り上げられ、市政運営の様々な側面が議論の対象となりました。会議全体を通して、市政の透明性向上と住民とのコミュニケーション強化の必要性が強調されました。 

Next steps 佐藤まさたか: 公民館予約システムの変更について、中央公民館での説明会に参加し、担当課と話し合う。 予算委員会で公民館予約システムの変更について取り上げる。秋津の保育園問題について一般質問で取り上げる。新秋津駅前ロータリーの改修経緯について一般質問で取り上げる。廃油回収の案内文の表現を修正するよう担当課に伝える。学校での人権教育の実態について調査し、必要に応じて質問する。後期基本計画の策定状況について、必要に応じて一般質問や代表質問で取り上げる。

Summary 

【参加者の音声問題解決】佐藤まさたかが会議を開始し、参加者の音声トラブルを解決しながら全員の参加を確認しています。会議の前に選挙管理委員会に関する話題が出ましたが、詳細は後ほど議論することになりました。参加者全員が揃ったところで、本題の議論に入る準備が整いました。 

【3月議会の概要と議案】佐藤まさたかは3月議会の概要を説明しています。主な内容は以下の通りです: – 3月議会が2月20日から始まり、市長の施政方針説明から始まる – 議案として14件が提出され、主なものは民間人材の活用に関する条例、商工業振興条例、高校生医療費の所得制限撤廃などがある – 予算審議のための特別委員会が5日間開催される – 選挙管理委員会の委員選挙が行われ、4人の委員と4人の補充員が選ばれる予定 – 陳情は3件あり、スポーツセンターの空調設置、学校給食室の存続、カーブミラー設置基準の明確化を求めるものがある 佐藤議員は特に選挙管理委員会の委員選出方法に疑問を呈し、より民主的な選出方法について検討の必要性を指摘しています。 

【秋津地域の保育園とロータリー改修】佐藤まさたかが今回の一般質問で取り上げる予定の2つの主要な問題点をまとめます: 1. 秋津地域に計画されている新しい保育園について: – 100名定員の保育園が住宅地に建設される予定だが、周辺の交通状況や環境への影響が懸念されている。 – 地域住民への説明が不十分で、定員数の見直しなどを提案する予定。 – 保育需要の変化(特に0歳児の空き状況)も踏まえた計画の再検討を求める。 2. 新秋津駅前ロータリーの改修工事について: – 大幅な変更が行われたにもかかわらず、住民への説明や意見聴取が行われなかった。 – 工事の経緯や決定プロセスの透明性を求める。 – 駅前の環境改善や適切な管理について提案する。 佐藤議員は、これらの問題を通じて、市の政策決定プロセスの改善と住民との丁寧なコミュニケーションの必要性を訴える予定です。

【7年度予算案について】佐藤まさたかは、東村山市の令和7年度予算案について説明しています。予算編成方法が変更され、各部署に裁量予算を配分する新しいアプローチが導入されました。一般会計予算は過去最大の約700億円で、前年比7.6%増となっています。主な特徴として、学校給食の無償化に6億円、産業振興や環境対策の強化、子ども食堂支援の新設などが挙げられます。また、財政調整基金の減少や、駅前開発、道路整備などのインフラ投資についても言及されています。佐藤は、予算編成過程の透明性向上を求めていますが、市長はセンシティブな問題を含むため完全な公開には慎重な姿勢を示しているとのことです。

【使用済み油回収の説明】佐藤まさたかは〇〇氏の質問に答え、使用済み油の回収に関する説明文の不明確な点について議論しています。〇〇氏は、対象となる油の定義が曖昧で、使用済みの油が含まれるかどうか不明確だと指摘します。佐藤議員は、使用済みの油も回収対象であることを確認し、説明文の改善が必要だと同意します。また、佐藤議員は市が試験的に行った油回収イベントが好評だったことや、ヨーカドーでの油回収システムについても説明しています。両者は、この取り組みが重要であり、より明確な説明が必要だと合意しています。

【質疑応答】 

総合計画の策定プロセスについて質問があり、後期基本計画は議会の議題にはならないが、議員は一般質問などで取り上げることができると答えた。 

小学生の作文コンテストの受賞作について讃える意見があったが、学校での人権教育の実態には疑問が呈された。 

都議会議員選挙の候補者動向について情報共有があった。自民党は〇〇氏が出馬することが決まり、公明党や共産党の候補者も決定している。これにより、6月からの議会の構成が変わり、自民党と公明党で11名となる見込み。 

その他、会議では様々な話題が取り上げられ、市政や教育、選挙に関する情報交換と意見交換が行われました。

ひのスノーマンと愛ing下条との30年

一昨日(8日・土)の夕刻、日野発の車に同乗させてもらい、降りしきる雪の中を走って走って、新潟県十日町市下条で開かれた「下条と日野の交流30周年を祝う会」に出席させていただきました。

対等に都市間交流ができる相手を探す目的で、下条地区の皆さんが初めて「ひの社会教育センター」に来られたのは1991年の初秋の日でした。当時、私はセンター職員で28歳。

11月には先輩職員と共に下条を訪ね、現地をくまなく案内いただき、何ができるのかについて相談を重ねました。

その結果、センターの事業としてではなく、青少年事業をサポートしてくれていた若者たちを中心に、新たなグループ「ひのスノーマン」を立ち上げ、札幌雪まつりと同じ年に始まった「十日町雪まつり」の雪像づくりに挑戦することになりました。

あれから33年。

コロナの影響で3年ほど休止となった以外は30年にわたり、雪まつりが開かれる一週間前の土曜から次の金曜夜の審査員審査までの7日間、東京周辺から入れ代わり立ち代わり下条へと向かい、雪像づくりを続けてきました。

同時に、センターの事業として、小学生対象の「ゆきんこ自然学園」を企画したり、「下条っ子の東京ミニ留学」を受け入れたり、日野のバザーに下条の皆さんがバスで応援に来てくださったり…四季を通じて様々な交流を重ねてきました。

私は14年勤めたセンターを1999年夏を最後に離れましたが、この雪像づくりだけは個人的にずっと関わり続けることができました。

33年間で仲間が仲間を呼び、皆勤賞も、ほぼ毎年も、飛び飛びも、一度だけの人も…顔ぶれとしてはいったいどれほどになったのでしょう?200人?300人?もっとかな?

そして今、10代から20代だった私たちはアラフィフやアラカンとなり、私たちより年上だった下条の皆さんは70代から80代になられました。お亡くなりになった方や療養されている方もいらっしゃいますし、スノーマンの屋台骨のような存在で参加が叶わなかった面々もいるのですが、33年の間に生まれた子どもたちが親に連れられて参加してきたので、4歳から10代、20代、30代、40代とすべての世代、双方で総勢90人近くが一堂に会しました。

交流開始時から下条の柱としてみんなを巻き込み、私も大いに育てていただいた藤巻誠さんの熱いご挨拶で始まった祝賀会。「共に汗し、人となりを知ること。交流には終わりません。この時が到達点、この時が出発点です。」と。

30数年のお付き合いになった下条の方々、長い長い繋がりの友人たち、渡邊十日町市教育長さんらご来賓、そして何より誰より、この日のために一年近く準備を重ね、素晴らしい宴も記念誌もつくってくださった方たちには感謝しかありません。

ずっと変わらない風景、匂い、「おお、まさたかくん、おかえり!」と迎えてくださる皆さんの笑顔に胸がいっぱいになり、自分は何をしゃべったのかよく覚えていません。

この輪の中に居させていただけることは、間違いなく私の人生の宝物。深く真っ白でふっかふかの雪がすべてを包み込んで祝福してくれているように感じました。

昨日(日曜)朝からは31回目の雪像づくりに加わり、ほんの短時間なのにヘロヘロ。でも楽しかった!

雪像の完成は金曜日。

みんな気をつけて作業を続けてください。朗報を待ってます(^^)/

僅か36時間ですが、なんと濃密で、忘れ得ぬ旅であったか。どうも ありがとうございました!