「佐藤まさたかメール便298号」から

今年は年越し蕎麦ではなく、きしめんを食べて、今年最後のメール便を送信したところです。「佐藤まさたかメール便」は、私がお会いして連絡先を伺った方にお届けしており、市内の方と市外の方が半々くらい。議会が始まる頃と終わった頃と、時々急なお知らせと…というわけで不定期にお送りしています。もし「私にも送ってね」という奇特な方がおられましたら、0627gachapin@gmail.com までご一報くださいませ。ということで、298号をほぼそのまま転載します。本年もありがとうございました!

【以下転載】

こんばんは、佐藤まさたかです。2025年も残すところ僅かとなりました。12月定例議会の閉会から一週間。今年最後のメール便をお届けします。

▷12月議会の報告はブログにアップしましたので、ご覧いただければ幸いです。

▷今年は東村山市議会として、また私自身にとっても、大きな節目の年となりました。

60年余りの市議会史上初めて、非主流派であった少数会派が結束することで、自民・公明会派以外からの議長の選出を実現し、朝木直子議長のもとで私が副議長を務めることになりました。横暴さに無自覚なまま少数意見を軽んじる一部の議員にストップをかけ、議会内にも市役所内に沁みついたカッコつきの常識を一度覆すためには、朝木議員との長きにわたる対決を互いに封印してでも前へ進めるべきだと腹をくくりました。

議会の要である議会運営委員長や決算特別委員長には初めて共産党会派の議員が就きました。両委員長とも大変フェアで的確なさばきぶりであり、オープンな議論が展開されてきました。

議会運営委員会には初めて一人会派も新人も参加できるように変え、9月議会では議会基本条例の改正を通じて多様な声が尊重されるようルール自体を改めました。

当初、市の幹部や職員の皆さんからは驚きと不安をもって受け止められたと感じていますが、行政と議会の信頼関係無しには15万市民に責任を負うことはできませんので、適切な距離感や緊張感を保ちつつ、対話を大切にして関係構築に努めてきました。

私たちの残任期は1年4か月と長くありません。

新たな年は、「多様な市民を代表して議論を尽くし、決める」という市議会としての最大の使命を果たすため、進めるべきところは加速させ、見直すべき点は勇気をもって改めるという一年とするべく、責任を果たしていきたいと考えています。

▷今この瞬間も世界に目を転じれば、戦禍により多くの尊い命が奪われ、国内では格差の拡大・固定化によって苦しむ人たちが後を絶ちません。自分にできること、手の届かないこと、いろいろありますが、すべてが繋がっているということだけは忘れてはいけないし、想像力を失ってはいけないと自分に言い聞かせています。私の今の立場としては、公共は何を担うべきなのか、市役所として最優先すべきことは何か、議会が果たすべき責務とは何か、を考え続け、行動してまいります。

本年も大変お世話になり、ありがとうございました。

世界の平和を地域から祈るとともに、日頃お付き合いくださっている皆様がお健やかに初春をお迎えになることをお祈り申し上げております。

明年もどうぞよろしくお願いいたします。

佐藤まさたか拝

追伸)2026年最初の「まさたかミーティング」は、1月24日(土)午後2時から市民センター第4会議室で開催予定です。ご都合つきましたら是非お出かけください。12月議会のご報告と共に、情報&意見交換、2026年の展望等お話しできれば幸いです。

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