昨日(10月7日)付で、東村山市の令和8年度予算編成方針が公表されました。
決算審査を通じて市議会として市長へ一致した提案なり要望ができるレベルには私たち議会が到達していませんが、市議会が決算を確定させてから市長が次年度方針を示すという流れは確立されています。
ヨッシャヨッシャで予算がつけられた時代はとっくに終わっていて、何処を絞るか削るかが問われている今、これまで当たり前だった補助金や手当や施策を減らしたり無くしたりする作業が予算編成では不可欠になっています。
当然、不平不満は出るでしょうが、だからこそ、「予算編成過程の見える化」を進めることで、何故自分たちの要望よりも他の要望が優先されたのか、何故自分たちへの補助事業は縮小されたのか等を知って、自分の頭で考えてもらうためにも、必要ではないですか?と問い掛け、議会で重ねて議論をしてきました。
情報公開、情報共有、住民参画は自治の基本中の基本なので、現市政においても重要な柱となっていて、それまでが酷すぎたこともありますが、この18年間で大いに前進したと私は受け止めています。
そして中でも重要なのは、最も見えづらい「財政」分野だというのが私の変わらぬ考えです。
市長からは、「査定の過程などを公開することで却って混乱や誤解を生じる恐れが否めない」旨の答弁があり、わからなくはないのですが、それでも進めることの必要性の方が上回ると考えています。
予算編成が今後どのように進むのか、については、市長がご自身のFBに書いておられますし、令和7年度以前の市HPの内容をご覧いただけるとご理解いただけると思います。