行く人、来る人…役所の大晦日

今日は役所の大晦日。
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定年退職者は一時期のピークに比べると少なくて、22人。定年に至る前にお辞めになる普通退職は、28年度中で7人とのこと。

定年退職される方のうち、市民の皆さんや議会との接点が多い管理職クラスでは、公民館長の前田寿美子さん、図書館長の田中香代子さん、選挙管理委員会事務局長の田澤正彦さん。いずれも機関の顔として活躍されていたので、ご存知の方も多いはず。

それにしても、私自身14年間も議会にいるのに、課長や補佐、係長職まではわかるけれど、主任職となるとお名前と顔が殆ど一致しない。日頃の活動範囲の狭さというか浅さというか、不十分さを反省。

昨日、今日と、様々な場面でお世話になった方を訪ねてご挨拶しています。中には、15年前、私が議会に飛び込むきっかけとなった大事件が起きた当時にその事業のご担当だった方や、その問題で情報公開請求を重ねた頃(当時は本庁舎4階にあった)から情報コーナーを支え続け、最近では様々な情報を素敵なポップで発信してくださっていた嘱託職員の方など、忘れがたいエピソードを共有する方もあり、感慨ひとしおだったりします。
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本当におつかれさまでした&ありがとうございました!
ぜひこれからもお元気で!

明日(実質は3日からになるけれど)には若い管理職も一段と増えた体制下で、新人職員23人も加わり、各所で顔ぶれ新たに29年度がスタートします。
ほどよい緊張感を保ちながら、時には厳しく向き合い、しかし進めるべき施策については行政の背中を押し、時に矢面に立つことも議会の役割だと思っています。

職員の顔が見え、一人ひとりがいきいきと働ける市役所づくりを進めることは、市民にとって信頼できる行政につながります。
特に、最近増えてきた「市民との協働」要素が強い事業の担当に新たに着く職員さんには、書面で引き継げる内容だけでなく、思いを持って関わっている市民の皆さんと少しでも早く知り合って打ち解けて、事業のバージョンアップ目指して頑張っていただきたいな、と思います。

新年度予算 可決

4日間の予算特別委員会が先ほど終わりました。

約530億円の「一般会計」と、「国民健康保険」「介護保険」「後期高齢者医療」「下水道」の4つの特別会計を合わせた総額は約923億円。全て賛成多数で可決となりました。

一般会計は、自民党(熊木、石橋博、小町、蜂屋、土方、小林)、公明党(石橋光明、村山、渡辺英子、横尾)、民進党(奥谷、上町)、ともに生きよう!ネットワーク(大塚、白石、佐藤まさたか)の15名が賛成、共産党(山口、佐藤直子、渡辺稔)、草の根(朝木、矢野)、市民自治(島崎)の6名が反対でした。
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私が代表して行った、一般会計予算案に対する私たちの会派の賛成討論全文を以下アップします。 続きを読む

本日の政策総務委員会レポート

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本日の政策総務委。10時開会~15時過ぎに閉会。
「個人情報保護条例の一部改正(マイナバーカード運用の規程整備)」は3:2で、「職員の勤務時間、休日、休暇条例の一部改正(介護時間の新設&更年期休暇の廃止)」は4:1で、「選挙運動における公費負担条例の一部改正(限度額を消費税分アップ)」は4:1で可決。 介護時間の新設(朝か夕に2h)については国の制度改正を受けたもの。

介護を理由に退職したり昇進を諦める職員を減らす効果に期待したい。
一方で更年期障害休暇は平成17年3月議会の政策総務委で審査の際、私だけが反対したが可決。
今日の質疑で、17年から20年は毎年1名、それ以後はずっとゼロ。10年間ほぼ実績なしだったということ。
その後、国から全国でこんな休暇を設けているのは東村山だけですよ、と指摘されての廃止。
★平成17年3月8日政策総務委員会会議録★

当時の会議録を読むと、男だから更年期はよくわからないとかわかるとか、今や都知事側近として有名な野田数議員と当時の細渕市長との珍妙なやり取りから、全国的にほぼ例を見ない休暇の導入は、労組との間で給与カット条例を認めることとのバーターだったことがわかる。
答弁を聞いているうちに導入理由の薄っぺらさに怒りが湧き、賛成しようと臨んだけれどその場で反対を判断し、討論したことを思い出す。
※当日の反対討論をこの記事の最後に全文掲載
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