野口町4丁目の開発現場より

昨日のお昼過ぎ、「すぐ近所で開発が始まったが何かご存知ですか?」と旧知の方から連絡。すぐに行ってみたら、北山公園から北川を挟んだ南側、正福寺の北側にあたるかなり広い土地で畑や住宅の撤去作業中。開発を知らせる看板類がないので、その場で市の担当に電話で確認しました。

現在の現場の写真と、おおよその位置を画像にしたものをアップします(地図はMapionを使用しています)

市によれば、

・開発申請が出ており審査中なので具体的な中身はまだ話せない

・現在進んでいる作業は開発の準備行為

・都から開発許可が下りれば看板が設置され地域への説明となる

・現場は一低層なのでマンションは建たない

目の前の道路は野口製麺所さん前を通り、テニスコートの先で直角に右折して北山小学校方面へ抜けるもので、通ったことのある方も多いと思います。幅員は4m少しで車のすれ違いが厳しい相互通行で、膨らんだ箇所に待避することもしばしば。開発後は当該地の前は広がりますが、他は現状のままとなります。

面積から見て30〜40棟の戸建てが立ち並ぶと思われますが、開発中の安全対策はもちろんのこと、その後の交通対策が不可欠だと思われます。一方通行にしたら不便だという声も多く出るでしょうけれど、子どもたちや高齢者、車いすの方などを考えれば…。特に菖蒲まつりの時期は駐車場を求めて彷徨う車でトラブルも起きている地域でもあるので、とても気になるところです。

地元の正福自治会の方などにも第一報としてお伝えしたので、地域の安全が守られるよう、私も力を尽くしたいと思います。

尚、当該地のお宅の庭にあった大きな木々は伐採されてしまいましたが、北川との間にある竹林は市有地として残ります。

15年ほど前、将来今回のようなことが起こることを想定し、北山公園の南側が住宅地と対面することを避けるために追加で公有地化されました。当時の市の判断には改めて敬意です。

応援したい人だけを応援できる幸せ~2つの選挙を終えたら秋になっていました

10月15日(日)22時、立川市の都議補選に挑戦していた伊藤大輔さんの当選を確信する一報が選挙事務所に入り、万雷の拍手に包まれました。2か月半にわたって続いた長い長い選挙の夏が、最高の形に結実して終わった瞬間でした。

東村山市議会の9月定例議会が始まった8月30日は、立川市長選が行われた一週間のど真ん中でした。2か月半を少し振り返って書いておこうと思います。

8月に入ってすぐ、大輔さんから電話が入りました。「まさたかさん、わたし、市長選挙に出ることを決めました。」「どうするのだろうと思っていたけれど、腹決めたんだね。で、選挙は11月頃だっけ?」「いえ、9月3日が投票日です。」「え?ちょうどひと月後?え、そっか…」これがスタートでした。

市議として18年目の大輔さんとは、東京21区選出の衆議院議員だった長島昭久さんの選対の一員として出会い、楽しい選挙もしんどい選挙も共に戦ってきた仲です。4年前も今春も、私の市議選をしっかり支えてくれた恩人でもあります。

長島さんは私が中学生の頃の2つ先輩で、高校1年生の時に生涯忘れぬほど助けられたことがあり(長島さんは覚えていなかったですが)、いつかお礼の気持ちを伝えたいと思ったまま30代後半を迎えた頃、何のご縁か私のホームグラウンドだった日野で再会。民主党の衆議院候補として初当選を決めた選挙以来、ご恩返しのつもりで選対の一員として応援を続けてきました。

都議会議員から今回の選挙で立川市長となられた立憲民主党の酒井大史さんが長島選対の本部長を務め、現在は共に都民ファーストの会の都議会議員として今回の大輔選挙の支柱でもあった菅原直志さん(日野市)と内山真吾さん(昭島市)も、共に汗した仲間です。

その後、民主党の分裂、都民ファーストの会の誕生、希望の党の誕生と解散、長島さんの自民党入り等々(順番合ってるのかな?)と、まあいろんな変遷があり、今日に至ります。

その間、私だけは何一つ変わらぬまま、どこの政党にも所属しない東村山市議会議員としてやってきたわけですが、組織に属さない最大のメリットは、応援したい人だけをとことん応援できることにあります。世の中には、応援したくもない人を組織の事情で応援することや、心にもないことを言わなくてはならない選挙が山ほどありますが、私はこれからもノーストレスの自分のスタンスを貫こうと思っています。

今回の市長選挙では、かつて同じテーブルを囲んでいた酒井さんを向こうに回し、菅原さんと内山さんと共に大輔さんの勝利のために1か月間がんばったものの、9月3日には予想以上の大差での敗戦。自民党の市長候補の応援に長島さんが駆けつけたと聞いて、今の立場を考えれば当然のことだと理解しながらも、複雑な思いもよぎりました。

選挙の様子はこんな感じでした。

最初から都議選狙いだったのではないか?という声も耳にしましたが、近くで見ていた者として、それは違います、と言い切れます。彼は市長選挙に本気で勝つつもりで挑み、破れました。それだけにダメージも大きく、どん底の敗戦から気持ちを奮い立たせて1か月後の都議補選に再び挑戦することはハードルが高すぎると私は思いました。選挙の構図としても厳しいと正直思っていました。

しかし、再び決意した彼を、立川青年会議所で共に汗した仲間の皆さんを中心に、携わった方たちが我がこととして徹底的に支え続け、前進を試み続けました。

むろん、都民ファーストの会公認として挑んだことの意味は極めて大きく、小池都知事の影響力が依然として衰えていないことも、選挙カーを連日走らせていて肌で感じる選挙でもありました。

とにもかくにも、大事な仲間が新たなステージで活躍するチャンスを得られたことは、我がこと以上に嬉しさが込み上げて来ます。

最後に投票率です。市長選挙は37%、都議補選は27%台でした。残念ながら、ほぼ自分の予想通りでした。その予想を覆したいという一心で今回も徹底的に頑張ったつもりですが、4人に3人は投票しない選挙という極めて厳しい現実を突きつけられました。

やはり「最大の敵は無関心」であり、学生時代に心に決めた私自身の生涯テーマとして少しでも前へ進めなければと改めて思っています。

一般会計補正予算に反対しました

8月30日から続いていた9月定例議会が先ほど18時過ぎにすべての議事を終えて閉会となりました。

市長提出議案12件、議員提出議案(意見書)1件、陳情3件に結論を出しましたので、恒例により速やかに全案件に対する全議員の賛否一覧を作成しました。コチラです。

私は今日の本会議で審議した「一般会計補正予算(第4号)」と、厚生委員長から報告のあった「加齢性難聴者への補聴器購入の公的助成制度創設を求める陳情」の2件に対して、討論(意見表明)の上で反対をしました。

市長提出議案に対してもろ手を挙げて賛成できない場合でも、注文を付けた上で賛成するという選択肢もあるのですが、今回はあえて反対としました。

【反対討論 全文】

本補正予算案に対して反対の討論をいたします。

理由は、帯状疱疹ワクチン接種事業をこのタイミングで、この内容で事業化すること一点です。減額修正案も考えましたが、多くの賛同が得られるとは考えづらいため、今回は反対という意思表示をいたします。 

同時に、それ以外の殆どについては適切なものであり、スムーズな事務執行を願いますし、効果も認められている接種への助成を否定する意図はありません。 

大々的なキャンペーンの影響もあって所管には要望が寄せられ、他の自治体が追従している状況もあり、遅れを取らないようにという点も理解します。私自身も明らかに予備軍であり、助成制度があったらありがたい、とは思います。 

しかし、です。長年切実な要望が数多く寄せられきた義務教育就学児医療費助成の所得制限撤廃は、まさに本日午前中の議決をもってようやく決まったわけであり、制度創設以来16年もかかりました。高校生等医療費ではまだ撤廃されません。他にも所管からの切実な予算要望に長く応えられていないことが多数あるでしょう。 

それらは当市の厳しい財政状況が理由と繰り返されてきましたし、私もそう思いますが、市民にも、庁内にも理解を求めるのであれば、一つひとつの事業の根拠、他との整合性等を含め、仮に批判があっても単なる右へ倣えではない制度設計が求められると考えます。 

予防接種法に基づかない任意接種で市が助成しているものは他にあるか?と先ほど尋ねたら、おたふくかぜが示されましたが、全額自費ではありませんか?風疹も現在は麻疹と共に法定接種ですよね。 

法定接種ではなく、一人当たりの補助額も小さくありません。自己負担が可能な方も多い50歳以上を対象とした加齢に伴う不具合への支援策は、当市の身の丈に合った内容で始めることも含めてもっと慎重に検討すべきだったのではないか、と申し上げ、私の討論といたします。 【以上】 

帯状疱疹ワクチン接種に対する助成制度創設について昨日書いた疑義のうち、「恒常的な制度創設なのだから補正予算ではなく年度当初予算に盛り込むべきではないか?なぜ今なのか?」という点については、「今年度当初で予算化したかったが、都から通知があった今年1月には予算編成事務が終了しており、他市の調査や医師会との協議等にも時間を要したので今になった」という答弁があったので、納得しました。

しかし、子どもの医療費助成や様々なものには課してきた所得制限を今回は設けないという中身に着地したことには納得がいきませんでした。どれほどの厳しい議論をしたのでしょうか?確かに殆どの自治体は設けていないので不満が出るでしょうけれど、他の施策では「うちは財政が厳しいので…」と言い続けてきたわけで…。

自己負担ができる方も相当数いるであろう50歳以上がワクチン接種を希望すれば、所得制限なく誰でもに、生ワクチンなら約5,500円のうち4、000円を1回、不活化ワクチンなら2回で44,000円程度かかるうち20,000円を助成するという内容は、ずっと改善されない様々な他の課題を知っているだけに、制度設計に甘さ?緩さ?を感じ、苦言を呈することに決めました。

また再質疑で「予防接種法に基づかない任意接種で市が助成しているものは他にあるか?」と問うたところ、その場でわからずに10分少し待たされ、帰って来た答えが「おたふくかぜや、特定の年代に対する風疹ワクチンが…」というものでしたが、おたふくかぜワクチンは任意接種ですが全額自費のはずであり、風疹は空白の時代の私たち世代に追加接種が勧奨されたりしていますが、1976年に定期接種になってからは麻疹(はしか)と共に幼い頃に打つものとなっています。ですから、「予防接種法に基づかない任意接種で市が助成しているものは他にはない」が答えのはずだと思っています。間違いがあったらご指摘ください。

明日で9月議会閉会。補正予算審議のポイントは?

東村山市議会は、明日(10月5日)が9月定例市議会の最終日です。

9時半開会で、まず常任委員会に付託され結論を出した議案と陳情について委員長からそれぞれ報告があり、それに対して必要に応じて質疑が行われ、全員での採決を図ります。

昨日のブログに書いたように、私は厚生委員会で5人の委員全員の賛成によって採決された「加齢性難聴者への補聴器購入の公的助成制度創設を求める陳情」の委員長報告に対して質疑した後、採択に反対の立場で討論(意見表明)をする予定なので、文案を詰めているところです。

各委員長報告と議決が終わると、恐らく10時半頃から追加議案の審議に入ることになります。まず一般会計補正予算案(第4号)を扱います。概要はコチラです。

そして、実際の補正予算案に対して私が提出した質疑通告がコチラです。

明日の私の最大の論点は、帯状疱疹ワクチン接種への補助制度創設です。昨年12月議会の一般質問で石橋光明議員が初めて取り上げ、その時はまだ東京都内自治体では文京区と桧原村だけが制度を持っている、という答弁でした。

その後、東京都が費用の1/2を負担する制度を今年度から設けたことから、多くの自治体が追従しており、東村山市でも…という流れであろうと思います。今回示されている予算額は3,796万円ですので、市の負担はその半額ということになります。

希望する50歳以上の人は、生ワクチン(8,000円程度×1回)か不活化ワクチン(22,000円程度×2回)かを選んで接種し、生ワクチンには4,000円を、不活化ワクチンには10,000円を2回補助する、という設計です。より長期の有効性が認められるのは不活化ワクチンと聞きますので、そちらの希望が多くなるのかもしれません。

そこで、以下が今のところの私の疑問です。

①これは補聴器補助と同様に、加齢に伴う不具合の一つであるか否か?もしそうであれば、対象者は減ることがありませんし、都が半分負担するとはいえ、他の施策に優先して東村山市として今行うべき施策なのか?

②所得制限を設けないのか?50歳以上ですので、負担ができる人にはしてもらうべきではないのか。

③どうして補正対応なのか?補正予算とは本来、年度当初予算の編成時には想定できなかったことに対応するためのものであり、この時期の補正予算は、決算の確定に伴う余剰財源をどう活かすか、ということで、傷んだ道路の補修箇所を増やしたり、なかなか手を付けられなかった臨時的な支出に充てる、というのが一般的です。と考えると、永続的な補助制度の創設にあたるものは、当初予算編成の中で他の事業とのバランスなども考えながら組み込めるのであれば組み込んでいく、というのが「スジ」ではないのか?と思っているわけです。

補助制度自体にどうしても反対ということではなく、財政が許す範囲を見極めながら対応していくのであればよいのではないか、と考えています。このタイミングで補正予算を組んで永続的な制度創設に踏み切る理由を中心に、市長の考え方をしっかり確認した上で判断したい、と考えています。

一般会計のあと、3つの特別会計の補正予算を審議しますが、こちらは「整理補正」と呼ばれるもので、決算剰余金の繰入や。過年度の補助金の精算等が殆どなので、そんなに多くの質疑があるとは思えません。

トラブルなく進めば、17時半か18時には閉会になるのではないか、と思いますが、さて。

加齢性難聴者への補聴器補助制度創設に反対するつもりです

9月議会の閉会が近づいて来ました。

明後日…10月5日の最終日の本会議では、常任委員会に付託されていた議案と陳情について委員長が審査報告を行い、その委員会に所属する委員がいない会派の議員(いわゆる一人会派も含む)が必要に応じて報告に対する質疑、討論を行い、全議員での議決をはかります。その後、追加議案として提出された補正予算案について各会派が質疑、必要ならば討論をして、採決という流れです。

私は自分が所属する政策総務委員会以外の案件には発言することができます。なので、厚生委員会で全会一致で採択された「加齢性難聴者への補聴器購入の公的助成制度創設を求める陳情」の委員長報告に対して以下のような質疑通告をしました。

1.陳情審査において以下の点につき、どのような質疑・答弁、意見等があったのか伺う。

①制度創設の必要性、必然性について。

②どのような制度(助成対象や助成金額、創設の時期)にすべきかについて。

③財源の確保について。

④加齢に伴う身体症状(不具合)への助成制度を設ける根拠について。

2.本陳情審査において、障害福祉施策では対応できない理由や、実際にできていない現状があること、つまりは真に困っている人がどの程度いるのかということを確認したのか。

3.本陳情は委員会で全会一致での採択となったが、討論における主要な論点を伺う。

通告内容は自分自身の問題意識によるものですが、実は、この陳情とほぼ同じ内容の陳情が昨年9月議会で不採択になっています。この時は自民党(7)、公明党(6)、鈴木たつお議員の計14人が反対し、共産党(5)、朝木、白石、かみまち、藤田各議員と私の計10人が賛成し、賛成少数で不採択、ということでした。あれから1年。先日の厚生委員会では自民党も公明党も賛成に回ったので、今回は圧倒的多数で採択になることと思います。

ですので、それならばよかったじゃないか…ということになるところなのですが、私は昨年の議決にあたって十分に内容を吟味したと言えるのか?という反省の念を抱いているので、最終日までさらに考えを巡らしたいと思っています。

もう少しちゃんと書きます。

まず結論的に言えば、「これを求めている人は実際は殆どいないのではないか」という実感があるのと、「仮にいたとしても、障害ではなくて加齢に伴う身体的な不具合に対して助成制度を設けるのであれば、その目的、対象者の特定、財源確保も含めて、議会としては真に困っている人のための制度となるよう厳密に設計を示す責任があるのではないか、と考えている」ということです。

昨年、今回同様の陳情の採決を図った時も、今春の選挙でメンバーが入れ替わった現在も、私は陳情審査を担当する厚生委員会の委員ではないので、審査の中で直接いろいろなことを確認する機会がありません。

が、昨年9月議会では「切実な人がいるのであれば認めた方がいいのではないか」程度の認識で、私は陳情採択に賛成しました。振り返ってみると、自分として裏取りを厳密にはしておらず、これは選挙前の候補者心理として判断が緩くなっていた面が否めません。「反省」と書いたのは、この点です。

今回、厚生委員会での審査をネット傍聴していて改めていろいろ疑問が湧いてきて、前回反対した会派が軒並み賛成に回ったことも含めて、違和感が入道雲のようにムクムクと湧き上がってきました。それらは最終日の質疑通告書に反映させたつもりです。

先日、長くお付き合いしてきた70代の男性に、「あなたは子ども政策ばかりで、高齢者に冷たい」「自分が還暦にもなったのだから高齢者政策に力を入れるべきだ」とお叱りを受けました。しかし…です。私自身が高齢者に片足突っ込むようになったから、なのかもしれませんが…ある意味余計に思うことは…。

増え続ける高齢者へのサービス合戦をしている余裕は、日本社会にはありません。金銭的に負担できる人にはこれまで以上に負担をしていただく仕組みに変えていかなければなりませんし、支援の必要な高齢者を支えるのは元気な高齢者…つまり元気なうちは働き続けて社会の役に立つことが社会的な価値となるような世の中に変えていかないといけない、と思っています。

加齢に伴う不具合を言い出せば、キリがありません。

もう少し踏み込めば、人は歳を重ねて、いずれ死にます。どこまで税金でカバーすべきなのかは、逃げずに議論しなければならないテーマなのではないか、と私は考えている、ということです。

東村山市が自主財源を投じて優先的に踏み込むべきことは、子ども、障害、難病等の分野で他にたくさんあり、加齢性難聴による圃場機購入助成を優先すべしとは私は考えない。という意見を述べた上で、たった一人でもこの陳情には異を唱えるつもりです。