北川土手の樹木のゆくえは…

2月24日にFBとブログ(切るも切らぬも、大事なのはコミュニケーション)で報告した北山小学校の南西角の樹木伐採の件。

まちづくり部として合意形成をやり直す判断をしてくださったので、今夕16時に再び現場へ。

課題となっている樹木を、どこからどう切るかについて、市の担当(道路河川課の服部課長と維持補修係の深井さん)と現場の目の前にお住いの方たちによる話し合いが行われました。

その結果、北川の法面から生えているケヤキとクヌギについては伐採計画の目的である安全対策と落ち葉対策を確保しつつ、萌芽更新が期待される高さ(赤い線のところ)で伐採すること、土手の上に生えて高木化しているクヌギは近くの電柱のトランスの高さで剪定することで合意が図られました。

伐採を求めた住民とできるだけの保全を求めた住民が一堂に会し、率直な意見交換をすることは、互いの考え方を知ることに繋がり、決して単純な対立構図ではないことがわかってきます。

このような場合では、ともすると賛成派と反対派というレッテルを貼って話を進めがちですが、それは明らかな間違いなのだと学びました。

市では過去の反省も踏まえ、6年前に「公共の緑の植生管理のガイドライン」を策定しましたが、必ずしも全庁的な共通ルールとして徹底されていないのではないか…と思えるケースが時々見られます。来週の予算委員会では、改善に向けてそのあたりを取り上げるつもりです。

コメントは受け付けていません。