市役所5階の会派室の窓から見える欅の緑と青空のコントラストが見事です。
今年のGWは、こどもの日に2歳の誕生日を迎えた孫BOYの顔を短時間見に行き、そのついでに娘宅2軒と妹宅をほんの少しずつ回ったくらいで、あとは自宅で片付けや在宅ワーク、庭の小さな花壇に夏野菜の苗植え等をしつつ、相談の電話を受けたりニュースをチェックするといった日々でした。
緊急事態宣言の継続も決まり、市内小中学校の休校措置の来週以降の延長も発表されるであろう中ですが、市議会としては3月議会以降、寄せられた声を会派ごとに整理して市長と教育長に議長経由で定期的に提出する以外は、個人的な活動にほぼ終始しています。
目前に迫ってきた6月定例議会の開催方法と共に、こういう状況が長引いたり、再度到来した場合の会議の持ち方…WEBによる会議の開催なども含めて、それに必要なルールの見直しやツールの整備を考えないといけません。
総務省は、このコロナ禍を前提に、「委員会のWEBを活用した開催は差し支えない」旨の方針を示したことが話題になっています。
国が柔軟な姿勢を示したことは評価しつつ、元来、地方分権の時代にあって、 地方は法を逸脱しない限りは国の方針を強制される立場にはないわけで、私たち自身が憲法や地方自治法を踏まえ、議会としてやれること、やるべきことを追求しないといけないのだと改めて思っています。
今日は、「議員報酬及び政務活動費に関する調査特別委員会」の今後について、関係者で打合せをしました。
最後に、先週提出した「つなごう!立憲・ネット」としての市長・教育長宛要望(第6弾)を掲載していませんでしたので、以下アップします。
「新型コロナウイルス対策についての会派要望」 その6
【つなごう!立憲・ネット】 2020年4月27日
渡部尚市長様
村木尚生教育長様
状況が刻々と変わる中、日々のご対応ありがとうございます。市民の声等を踏まえ、会派として以下の点について改善、拡充を要望いたします。中には既に取組みを進めておられる事項も含まれていることと思いますが、現状がわかりませんのでご容赦ください。
1.小中学生の休校に関して
① 休校の長期化により不安を抱える親子が増えています。「先生から電話で状況把握をしながら適切な支援に努めている」と市長から先日ご説明がありましたが、登校日が取りやめになって以降、実際にはコンタクトをどの程度取っていただいているでしょうか。課題を持ち帰っての家庭学習は限界という声も伺うようになりました。教育長によるメッセージ発出など含め、親子が少しでも安心できる状況をつくっていただきたくお願いいたします。
② 5月7日以降も休校が継続された場合には、児童・生徒並びに保護者に対して、当面の対応と共に、できることorできないこと、できないのであれば、その理由と共に先の見通しが持てるような情報発信を増やしていただくようお願いいたします。たとえばオンライン授業の実現がすぐには難しいことは多くの保護者が理解するところかもしれませんが、市教委としてはどう取り組みを進めているのか等を伝え、できることから試験的にでも始めていただけないでしょうか。
2.情報発信の拡充について
特に漏れの許されないような制度や事業(例:特別定額給付金のDV避難者への対応、妊婦への支援策等)については、国や都のリンクのみでなく、市としての該当ページを立ち上げて速やかに発信してください。この件については、加害者の張り込みによるリスクを下げるため、2つ以上の窓口設置をし、当事者が安心できるよう十分な配慮をお願いします。
3.民生・児童委員によるドア越し訪問の実施を
独居高齢者や支援の必要なひとり親世帯等の孤立が大変心配されます。対面訪問が憚られる状況もありますので、民生・児童委員によるドア越し訪問によって、見守りの必要な世帯の状況把握と共に、求められる支援に確実に繋がるような取組みをお願いいたします。
4.医療体制の早期構築について
都内でもPCRセンター設置に動く自治体が増えています。医師会等と連携して早期の体制構築を目指してください。
5.視覚障がい者の生活支援について
生命線であるガイドヘルパーの派遣が途絶えるなどして、日常の情報取得や生活物資の購入などに著しく支障を来している方がいます。買い物や家事代行などの支援を柔軟に行って生活を支えるべく、きめの細かい対応をお願いします。
6.児童クラブ・保育園について
前回も要望しましたが、認可外保育施設や子ども園利用者への日割り措置拡大を至急図ってください。また、日々の保育で大変な状況と承知していますが、通園・登所していない世帯の子どもへのケアについても、こまめに進めていただきますようお願いいたします。 以上