平成24年度の決算概要・決算カードが本日、平岡財政課長名で各議員に配布されました。市HPでの公開も間もなくでしょう。

5月31日の出納閉鎖から2か月半での公表は以前なら考えられないこと。他市と比べても相当早いのではないでしょうか。関係される方々に感謝です。

速やかに公表いただいた決算カードをスキャンアップします。

まず左面。

決算値で一般会計総額が500億円を超えたのは初めてです。
実質収支は9億5,605万2千円の黒字ですが、単年度収支は5億9,756万9千円、実質単年度収支は18億2,946万9千円の赤字。積立金取崩額19億3,100万円が主要因のようです。詳しくは改めて。
財政力指数は3か年平均で0.803、単年度では0.796。「財政力指数1を超える」が前市長の口癖でしたが、下落を続け、10年間で初めて0.8を切りました。
財政の硬直度を示すと言われる経常収支比率は90.8％と一見問題がなさそうですが、臨時財政対策債を算定に加えないと100.4％。かなり厳しい値です。
財政健全化法に基づく４つの指標「実質赤字比率」「連結実質赤字比率」「実質公債費比率」「将来負担比率」については、引き続きいずれも「問題なし」の水準となっています。

右面はスキャンアップだけしておいて、概略は改めて。