昨年5月から通算4回目となる東村山市議会としての議会報告会。
昨夜は35名、今日午後は30名の方がお越しくださいました。

昨夜の会では、各委員会の報告に対しても、後半の意見交換会でも、議会での審査過程や議会が抱える現在の課題についてのご質問やご意見が多かったのですが、今日はかねてよりのご自身のご意見・ご主張を申し述べたいという人生の先輩方が比較的多く、両日でかなり異なった展開、雰囲気となりました。
お忙しい中お越しくださった皆さま、ありがとうございました。

年4回の定例議会が終わって各家庭に議会だよりが配布されたタイミングで、平日の夜と休日の昼間という2回をセットに1年間継続してきた議会報告会。
3月議会と4月の選挙を前に、ひとまず本日で一区切りとなります。

今回の2日間についても、記録を担当した議員は一両日中の取りまとめが任務となっていて、それを踏まえて振り返りの会議を行い、その結果については市議会 ホームページで公開をしてまいります。

昨年4月に施行した議会基本条例にもとづいて、とにかく1年間は市民の前へみんなで出て、同じ形で継続しながら考えていこう、いただいた声をもとに2年目以降の改善・改良につなげよう、という議員間の合意のもとで進めてきました。
これまで質疑・質問を通して問うたり攻めたりすることが仕事だと思ってきた私たち議員が、攻守ところを変えて受けに回った場合にどれだけ弱いか、説明責任を果たすことがいかに大変か、ということをまざまざと感じさせられた思いがしています。

一方で、議会は一人ひとりの議員が各々バラバラに動くものだという「当たり前」が、この取り組みを通じて少しずつではありますが変化してきて、議会という一つの機関としての意識が高まってきた日々だったように思います。

走りながら議論し、議論しては走り、という1年間でした。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

反省材料をしっかりと活かし、次の展開をつくっていく一員となれるよう、まずは目の前の3月議会の充実と、4月の決戦を勝ち抜くために全力を挙げたいと思っています。