SL解体撤去の予算が計上された経緯

6月26日付で行った公文書公開請求によって、先ほど以下の書類が開示されました。

1.運動公園設備等劣化度調査委託

2.運動公園待機中アスベスト濃度調査

3.運動公園内D51蒸気機関車の状態調査

4.運動公園内D51蒸気機関車の方針決定

5.補正予算第1号歳出予算要求書

このうち、劣化度調査のSLに関する部分と、JR東日本テクノロジー(株)によって5月30日に実施されて6月11日に市に対して提出された【東村山市運動公園展示D51 684号 蒸気機関車状態調査報告書】をアップします。

これを受けて担当課としては6月12日にこの「概要説明資料」を添えて、補正予算を要求しています。

6月7日の市長施政方針でも10日の代表質問への答弁でも「撤去も視野に入れ」だったものが、同じ議会の会期末には予算計上されたことから、「解体撤去はいつ決まっていたのか?」と7月2日の審議の際に問いましたが、その際の答弁の通り、急転直下決定されたことがわかります。

「なぜ解体撤去か?」については、「そんなにひどい状態ではない」「傷んだ土台の補修は、(5,000万円かけて車体を)移設しなくてもその場で可能」といった声もありますが、市としては、調査結果を受けて「市民の安全を最優先に考え、万やむを得ず解体撤去しか方法がないという結論に至」った、ということになります。

現在は、議会での補正予算の可決を受けて、JRとの車両賃貸借契約(無償)をまず解除し、その後、JRから無償譲渡を受ける手続きを取ってから解体工事に着手する、という流れにあるとのこと。

開示された書類は全部で188枚。もしもご覧になりたい、という方があればご一報ください。

コメントは受け付けていません。