新年度予算案に対する賛否&会派討論

Facebookやツイッターばかり書いていて、ブログは丸々1か月ぶりになってしまいました。新年度予算案を審査する予算特別委員会の4日間が先ほど終わりましたので、その結果を報告し、一般会計に対して行った討論(意見表明)全文を掲載します。

まず、賛否の結果です。(熊木議長と石橋副議長は委員会委員ではなく、小町委員長は賛否に加わっていません)

【一般会計】 賛成…自民党(6名:土方・小林・下沢・清水・志村・木村)、公明党(5名:伊藤・駒崎・村山・渡辺英・横尾)、つなごう!立憲・ネット(4名:白石・かみまち・藤田・佐藤ま)、国民民主党(1名:鈴木) / 反対…共産党(5名:渡辺み・山口・さとう直・浅見・山田)、草の根(1名:朝木)

【国民健康保険特別会計】 賛成…自民党(6名)、公明党(5名)、つなごう!立憲・ネット(白石、かみまち、佐藤ま)、国民民主党(1名) / 反対…共産党(5名)、草の根(1名)、つなごう!立憲・ネット(藤田)

【後期高齢者医療特別会計】  賛成…自民党(6名)、公明党(5名)、つなごう!立憲・ネット(4名)、国民民主党(1名) / 反対…共産党(5名)、草の根(1名)

【介護保険事業特別会計】  賛成…自民党(6名)、公明党(5名)、つなごう!立憲・ネット(4名)、国民民主党(1名) / 反対…共産党(5名)、草の根(1名)

【下水道事業会計】  賛成…自民党(6名)、公明党(5名)、 共産党(5名)、 つなごう!立憲・ネット(4名)、国民民主党(1名) / 反対…草の根(1名)

続いて、つなごう!立憲・ネットを代表して私が行った一般会計予算案に対する賛成討論全文です。持ち時間が残り少なくなったため、ちょうど2分間にまとめました。

つなごう!立憲・ネットを代表して、賛成の討論を行います。

本予算案編成後の社会状況の急激な変化が、2年度の市民生活に深刻な影響を及ぼすことが懸念されます。着手済の都市基盤大型プロジェクトは遅滞なく、費用が膨れ上がることなく進捗するよう注視しつつ、一方で、市民の命、特に声を挙げたくても挙げられない子どもたち、ひとり親、障がい者、高齢者、個人零細事業者など、目の前の現実に十分目配りをしてほしいと思います。「誰一人取り残さない」と誓うSDGsを次期の総合計画に掲げる以上、自治体としての覚悟が問われます。子ども、若者も主体者となれる政策展開を期待します。

民間提案制度を軸に展開する公民連携も、そのゴールは住民福祉の向上でなければなりません。民間事業者とも対等な関係を築き、新たな公共の創出が15万市民の幸福度を高めるよう、果断に挑戦を続けていただきたい。

会計年度任用職員制度がスタートします。民間からの派遣や連携がますます増える中、市役所で働くすべての人たちが意欲を持ち、人が育つ職場を。そしてこの時期、このタイミングで副市長2人体制にするだけの意義を実感できる体制、ワークライフバランスの取れた誰もが活躍できる働きやすい職場をしっかり作っていただきたい。

拡充を続ける生活困窮者支援の各事業、新たな社会福祉センター、障がい者就労支援、ふるさとハローワーク、そしてジョブシェアセンターによって、網の目の細かいセーフティーネットを張り巡らせていただきたい。

憲法13条「すべて国民は、個人として尊重される。」の意味を噛み締め、「対話を積み重ねていく」ことで「よりよい民主主義」に近づく努力を行政と共に重ねながら進む一年にしたいと思います。

最後に、児童クラブ行政が新たなステージを迎えます。想定外の事態の中、懸命にご対応いただいていることに感謝いたします。その上で、「東村山市児童クラブの設置運営に関するガイドライン」が全てのクラブで遵守されなければなりません。特に児童クラブの質の確保には「保護者会・父母会の設置」は生命線でありますので、心して臨んでいただくよう求め、討論とします。

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