自殺対策に自治体間で大きな差

一般質問が終わり、今週は今日から金曜日まで4つの常任委員会が一つずつ開かれます。
来週火曜日が議会運営委員会、木曜日から4日間は決算特別委員会です。
今議会から全ての委員会の様子をUstreamによるライブ配信でご覧いただけるようになりましたので、お時間見てぜひチェックしてみてください。

さて、話はかわります。
フォーラム資料
「NPO法人 自殺対策支援センター ライフリンク」代表の清水康之さんが「日本自殺総合対策学会設立記念フォーラム」の貴重な資料をfacebookにアップしてくださっていました。

「国が…都が…」「自殺に至る理由は実に複雑であり把握が難しく…」「保健所等、関係機関との連携を図り…」そんなことばかり未だに答弁している自治体と、足立区、日野市、荒川区等々の首長が強い意志を持って踏み出した自治体の差異が、どんどん広がっていることを痛感します。
他のどの問題よりも、自治体間格差があってはいけないことなのに…。
尚、「連携」は無論重要なのですが、自分たちが一義的な責任を持ってやっていくという当事者としての覚悟がない時、行政はしばしば「連携」を連発します。この問題は典型的な「連携」の誤用だと常々思っています。

ステージを超えた多くの方たちの意思と行動で、これだけの大きな広がりを持つ取り組みになっていることの重みを、東村山市長、副市長、部長、担当職員は正視してほしい。
他の多くの分野ではしっかり頑張っていると思う今の当市行政ですが、この問題の体温とアンテナの低さについては何年打っても本当に響きません。

ここ数年、足立区や日野市のフォーラムに出向き、荒川区の職員のお話を伺い、議会でしつこいくらいに取り上げてきましたが、私自身の本気度も足りないということなんだと、資料を読んで改めて痛感しています。

来週の決算委員会でも限られた時間ですが取り上げることにしていますが、どうしたら行政が本気になるのか、他の会派でこの問題を追いかけている議員にも声を掛け、取り組みたいと思います。

ライフリンクのHPには対策の基礎資料として、各自治体の実態が掲載されています。
東村山市は東京都のP.73&74に載っています。

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