東村山市の25年度決算を審査する特別委員会が18(木)19(金)22(月)24(水)の4日間の予定で開かれます。
決算の内容については既に市HPに掲載されていますので、ご覧ください。
委員会の審査は通常、一般会計について初日から4日目の午後まで行い、採決後に4つの特別会計(国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療、下水道)について数時間で審査する、という流れです。
質疑と討論を合わせた持ち時間が会派の人数ごとに決められるので、私(ちゃんと変えよう!東村山)を含む1人会派(みんなの党、新生保守の会、東村山生活者ネット)は31分、4人会派(共産、良くする会)は67分、6人会派(自民、公明)は91分となります。もちろん答弁時間とは別です。
3日半ほどかかる一般会計は、まず「歳入の部」を自民、公明、共産、東村山を良くする会、みんなの党、新生保守の会、東村山生活者ネットワーク、ちゃんと変えよう!東村山の順で質疑に立ちます。
ここまでで初日まるまる掛かると思います。
続いて「歳出の部」の「議会費・総務費」を同じ会派順番で質疑し、終わり次第「民生費」を同じ順で質疑し、その後も「衛生費」「労働費・農林業費・商工費」「土木費・消防費」「教育費」「公債費・諸支出金・予備費」を同じ手順で進めていきます。
他の議会では、いわゆる市長与党の会派は殆ど質疑に立たない、という話もよく聞きますが、東村山市議会ではほぼ全ての会派が持ち時間を使い切って終わります。これは正しい姿だと思っています。
一方で、決算も予算も、事前に質疑通告書を出すのですが、これはかなりレアなはず。
部長以上しかいない本会議と違って、係長クラスまで答弁席にいるので、どんな質疑が飛んできても答えられるはずであり、緊張関係という点では事前通告なしが正しい姿だと思っています。
持ち時間制限も事前通告制も本来は無しで、質の高い質疑と誠実で的確な答弁が交わされる議会になりたい、とずっと思っています。
しかし現実は、議題に関係のない質疑を延々と繰り返したり、時間制限に抗議しながら10分も20分も持論を開陳したりする議員や、窓口で確認できるようなことをわざわざ質疑する議員も残っています。
長く時間をとれば良くなるというだけではないですし、一問目の答えが正確に用意されているので再質疑で深く突っ込みやすいという利点もあると感じています。
大事なのは、市民向けのパフォーマンスや答弁の揚げ足取りではなく、自分自身の視点を明らかにした上で疑義を質していくことであり、事実と数字を踏まえた先へ向けた提案だと思います。
全ての審査をUstreamでライブ配信しますので、ぜひご覧ください。
ということで、私自身が通告した内容を以下掲載します。
私はいつもラストバッターなので、他の会派が取り上げそうな点はできるだけ避けて通告しています。