来週火曜日(29日)に始まる12月定例議会。
私の一般質問は12月1日(木)11時半頃からになると思われます。
取り上げるテーマは、「道路をどうするか?~市内道路の諸課題について」と「学校ホームページの充実と情報発信のあり方について」の2題です。
※警視庁「ゾーン30」から
以下、全文をテキストでアップします。
【1】道路をどうするか?~市内道路の諸課題について
1.生活道路の安全対策をどうするか?
1)市内の「ゾーン30」整備地区について、選定までの経過、指定後の取組み、現状について説明願いたい。25年12月議会で取り上げた富士見町地区の看板の見直しや規制等については、その後何からの前進はあるのか。
2)「ゾーン30」の目的が達せられるためには、強い交通規制と取り締まりが不可欠のはずだが、どう進められているのか。整備前と整備後の効果測定は行われているのか。
3)警視庁は6か年で239地区の整備を掲げているが、当市において新たな整備計画はあるのか。ないとすれば、なぜか。
2.東村山駅東口ロータリーと周辺の安全対策をどうするか?
1)駅前ロータリーや桜通り(3・4・27号線)を発着場所とする観光バスの実態をどう把握しているのか伺う。
2)歩行者や自転車、一般車両等への事故の危険性、交通渋滞の発生について、市としてはどう対処してきているのか伺う。
3)長い停車時間、不適切な停車場所、自転車専用レーンへの駐停車が日常的に見られるが、違法性は無いのか。警察と連携して厳しく対応すべきではないのか。
3.都市計画道路をどうするか?
1)「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)」が本年3月に公表され、市内では6路線が優先整備路線とされた。同時に同計画では、「将来都市計画道路ネットワークの検証」が盛り込まれた。その考え方と多摩地区の状況を伺う。
2)埼玉県で16年度から進められた「長期未整備都市計画道路の見直し」等、全国的には見直しが始まっており、東京都の都市計画道路についても「選択と集中」を考えざるを得ない時代を迎えているのではないか。高度成長期を目前にした54年前(昭和37年)に線引きされた28路線であり、今回の6路線以降の優先順位について、現時点での考え方を伺いたい。
3)真に必要な道路は次期事業化計画への確実な反映を図り、実現可能性の低い道路は見直しへの歩みを始めるべきではないか。研究、検討の着手を提案し、市長に見解を伺いたい。
【2】学校ホームページの充実と情報発信のあり方について
「地域とともにある学校づくり」が進められる中、学校による情報発信の質が問われてきている。当市においても、学校だよりや学級だより等の紙媒体に加え、市内全小中学校のホームページが開設されて久しいが、有効に活用し、成果をあげている面がある一方、中には大変見づらい体裁であったり、正確性を欠く情報の掲載、古い情報がいつまでも上がっている、一部の教員に負担が偏る等々、様々な課題があるように思う。学校HPの適切な運用をはじめとする広報広聴機能の充実が図られ、十分に機能を発揮するものとなることを願い、以下伺う。
1)学校HPは、誰に、何を伝えるためのものか。閲覧者は誰か。
2)市内各校のHPは、どのような手順で作成、更新されているのか。作成担当者はどなたで、スキルの継承はどのように行われているのか。
3)学校HPの運用上の課題を伺う。自校HPの現状把握と改善を図るサイクル、担当教員の負担を軽減するための取組み等はあるか。スマートフォン対応となっている学校はどこか。
4)学校任せ、担当任せではなく、教育委員会が責任を持って見直し、改善に取り組み、必要な情報が見やすく配置された上、適時適切に発信、更新されている自治体が増えている(※一例として船橋市のHP)。これらでは、CMSの導入や、スキルアップのための研修が行われている。当市においても、紙媒体を含む学校発の情報の改善、充実に早期に取り組むことを提案すると共に、教育委員会としてのサポートが不可欠と考え、教育長の見解を伺う。
5)コミュニティスクール(学校運営協議会制度)の進展等も考えれば、学校の広報広聴機能の向上は教育委員会だけの課題ではないと考える。最後に市長としての見解を伺いたい。