イトーヨーカドー東村山店に登場したリサイクルステーションです。
これまでも発泡トレイ、牛乳パック、びん、缶、ペットボトルの店頭回収は行われていましたが、21日から古紙が大々的に加わりました。
東村山市では約2年前から、びん、缶、ペットボトル、古紙、古布なども全て戸別回収に切り替えて(戸建のみですが)、ステーションへ運び出すのが大変だったお年寄りなどからは好評ですし、路上に置かれていた大きな回収カゴが姿を消すことで町の美観や交通上の安全が向上し、夜中に投げ入れる不届き者による騒音もなくなった等の成果が表れています。
ではあるのですが…
これら全てが税金で行われていることを合わせて考えないわけにはいかない、と思い、議会でも何度か取り上げてきました。
容器包装リサイクル法の趣旨からすると、店舗で購入したことに伴って発生する容器類は、自治体が税金を使って回収、中間処理するのではなく、徹底的に店舗で回収してもらうのがスジ。
確かに、家の前に何でも出せることは便利で助かるよ~!なわけですが、本当にそれでいいの?って話です。
年間約25億円もかかっているゴミ処理関係の費用を少しでも減らすことは、もっと切実なところや新たな施策へ税金を充てられることへとつながります。
店頭回収は、決して店舗が損するようなものではなく、事業者としてのインセンティブが働く仕組みになっていますので、どんどん店頭へ出していただきたいと思います。
市の資源循環部も、店頭回収やマイバッグ運動等、啓発には一生懸命取り組んでいますが、スーパーによる回収品目の違いがあったり、大型のドラッグストアなどでは手つかずだったりする現状については、さらにひと踏ん張りしてもらいたいと思っています。
役所的には今日が御用納め。
いろいろ終わらない私は、例年通りあと2日くらい議員控室に通うことになりそうです。