議会としての責任とは(その1)

昨日の一般質問3つのテーマのうちの一つ「所沢市ところバスの多摩湖町乗入れ」については、6月議会で公明党会派代表の石橋光明議員と私が、今議会では自民党会派代表の熊木敏己議員と同じく自民党の蜂屋健次議員と私の3人が取り上げ、にわかに脚光を浴びることとなっています。
私は質問項目に入るに当たり、次のように自分の考え方を述べさせてもらいました。
質問と答弁は書き起こしをしてから後日アップします。

※以下、9月1日一般質問より

私は昨日ご指摘がありましたけれど、確かにこの件については、前回6月議会から取り上げてきました。
それは、「本件は多摩湖町の問題であると同時に、多摩湖町だけの問題ではない」と考えるからであり、まさに「税の公平性」という観点からであります。
この件については、これまでオモテで聞いていたことと違うよな、どうしてそういうことになっているのかわからないな、それってどこでどこまで議論された話なの?と率直に思ったことをきっかけに、6月議会で質し、7月には文書質問を行い、8月9日に開かれた地域公共交通会議を傍聴し、その後、情報公開請求で開示された関連文書から、所管と所沢市や地域組織の皆さんとの一連の経過を自分なりに確認し、改めて今日の質問のために通告書を提出しました。
それは、議会に席を置く者の一人の責任として正確に理解し、納得しなければ、最終的に市民に代わって関連する予算を議決するにあたって極めて無責任なことになる、と考えているからです。

公共交通が不便でお困りの市民に必要な対策が打たれることに反対する議員は誰もいないと思います。高齢化が進み、また障がいのある方や小さなお子さんを連れた方からも、市全体として強い要望が寄せられてきたテーマです。

その上で、私たち議員は景気の良かった時代とは全く異なる厳しい市財政の中から、新たに税を投入する根拠を市民に説明し、ご納得いただくために努力すべき立場にいます。感情的、情緒的な話ではなく、冷静に課題について議論し、修正すべき点は修正し、より納得性の高い解を導き出さなければならないのだと思っています。
さて、前置きが長くなりました。質問に入ります。

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