しばらくぶりのブログ記事のアップとなりました。SNSばかりやっていては届かない方たちがいることがわかっていながら、またもや。反省です。
さて、「全国地方議会サミット2022」が5月12日・13日に早稲田大学大隈講堂で開催されました。
会場に約300人、オンラインで約200人が参加された今年のサミット。その運営には、マニフェスト研究所のスタッフと共に、白井亨小金井市議会議員のディレクトのもと、今年も多くの地方議員たちが様々な係を務め、あたりました。私も昨年に続いて舞台転換係の一員として袖に待機し、演台や机を出したり引っ込めたり、登壇者の褌を取り替えたり、をミスなく迅速に行うことに集中しておりました。
そう言えば、ローカル・マニフェスト推進連盟の一員としてみんなで活動している時、自民党も民主党も公明党も無所属も、意識したことが全くない…というか、その必要がありません。所属する政党や団体とその人の価値とは何ら関係ないことが理屈でなく実感できる場だな、と思います。
三重県知事や衆議院議員を務められた北川正恭早稲田大学名誉教授が、「お願いから約束へ」とマニフェストを提唱されて来年で20年。
「地方議会が地方を変え.、地方から日本を変える」に確信を持ち、先進的な取組みに学び合い、TTP(徹底的にパクって)して頑張ろうという同志が全国の議会にいる。
立場は異なっても同じ志で駆けつけてくださる議会局職員の方たちや報道関係の方たちがいる。
自分の議会だけ見ていると日々いろんなことがあって落ち込んだり怒ったり泣きたくなったりしますが、このようなフラットでオープンで前向きな人たちの中に身を置けていることが、私の原動力であり、諦めずに次の展開を考えようと思えるモチベーションになっています。
今回のサミットで心に特に残った登壇された方たちの言葉を残しておこうと思います。
☆廣瀬克哉 法政大学総長『2年もの期間があったのに危機管理策が前進していないとすれば、もうその組織は将来においても危機管理ができるはずはない』
☆清水克士 大津市議会局長『地方におけるオンライン議会の実現には法改正を行うべき!』
☆岩崎弘宜 取手市議会事務局次長『議論は場所じゃない!』
☆中野智基 知立市議会議長『コロナ禍が転機となり、危機管理としてのICT化、オンライン対応の有用性が認知され、導入が一気に進んだ』
☆土山希美江法政大学教授『自治体の〈政策・制度〉の制御に責任ある政策主体としてかかわる「政策議会」に』
☆北川正恭 早稲田大学名誉教授『地方議会が地方を変え.、地方から日本を変える』『怒られるくらいのことをやらなきゃ変わらないよ』