全員分の通告書をアップした直後に自分の分をテキストでアップしたつもりが…落としておりました。
出番は今日(12日・水)の午後一番。
今回は市の姿勢を追及するというよりは、自身の中で長いこと考えている問題を、少し中長期で投げかけることができたら、と思っています。特に1と3はそんな思いです。
では、お読みいただけると幸いです。
1.「知」「学」を活かした政策形成、まちづくりを
2.教育・保育分野における補助・助成制度の充実について
3.中学校卒業前後~青年期を支える自治体としての取り組みを
1.「知」「学」を活かした政策形成、まちづくりを
1.質の高い政策形成のために、政策研究の仕組みを
1)渡部市政における政策形成の基本プロセスとはどのようなものか。政策の骨格を太くし、より質の高いものするために重視していることは何か。
2)政策形成部門をコンサル任せにしている面はないか。職員が主体となって、専門的な知見の活用や、高度な情報収集、解析等は行われているか。
3)不断に政策研究についての理論、手法を深化させるため、どのような手立てを講じているか。そのためのしくみやチーム等が必要ではないか。
2.政策形成のための高等教育機関との協力、連携について、
1)各種事務事業や審議会、職員研修等を通じて、当市行政機関に携わっていただいている大学・大学院をはじめとする高等教育機関の関係者はどれくらいいらっしゃるのか。少し詳しく実態を伺いたい。
2)これまでに、高等教育機関との継続的な関係づくり、包括的な連携を検討、模索したことはあるか。自治体として、政策形成における「知」の蓄積、「学」との協力・連携の必要性、有用性についてどう考えるか。
3)高等教育機関の誘致という発想を持ち、可能性を探れないか。
3.市職員が講師となる「出前講座」について
1)市民の求めに応じて、市職員が事業・事務の説明や指導に出向く事例はどれくらいあるのか。
2)市の広報広聴機能の拡充を図るため、職員による「出前講座」を実施している自治体も少なくない。管理部門の職員が市民の生の声に接し、もまれる機会にもなり得る。積極的に検討いただきたいがどうか。
2.教育・保育分野における補助・助成制度の充実について
1.教育部、子ども家庭部所管の以下の補助・助成制度について(医療費関係以外)、それぞれの制度の概略と直近の実績を伺う。
1)教育費援助(就学支援)制度
2)奨学金制度
3)外国人学校就学児保護者助成金
4)私立幼稚園就園奨励費補助金・私立幼稚園等園児保護者補助金
5)認可外保育施設保護者補助金
6)病児・病後児保育施設の利用料等補助
2.対象者にとって、わかりやすく使いやすいものとなっているのか、という視点で、以下の点について伺う。
1)教育費援助制度の申請しづらさについて、どう改善が図られたか。
2)経済的理由で高校進学に困難さを抱える家庭へ奨学金制度は周知されているか。要件の緩和について検討されたことがあるか。
3)乳幼児を持つ家庭にとって、利用可能な制度が誰にもわかりやすく情報発信されているか。また、制度間の不整合(助成額や申請手続の差異等)についての認識と、改善の必要性をどう考えているか。
3.他自治体にあって当市に無い以下の制度について、導入の可能性を問う。
1)心身に障がいのある児童生徒の就学を奨励する制度
2)私立高等学校へ入学する者への準備金貸付制度
3)返済不要の奨学金制度
3.中学校卒業前後~青年期を支える自治体としての取り組みを
1.実態について
1)高校に進学することなく中学を卒業した生徒数の推移を伺う。
2)高校に進学しなかった生徒それぞれの理由、事情を把握できているか。把握していれば、可能な範囲で実態を明らかにしていただきたい。
3)高校に進学しなかった生徒の中学卒業後の状況や、高校を中途退学した生徒一人ひとりの実態はどこかで把握できているのか。
4)学力面や経済面から、高校進学を諦めざるを得ないと悩む家庭からの相談や、中学卒業後から青年期にかけて発生する様々な問題は、どこでどう受け止めているのか。どのような情報提供がなされているのか。
2.最も身近な自治体として何ができるか、すべきか。考え得る方策はないか。
1)基礎的な学力面に課題を抱え、かつ、経済面で厳しさを抱える家庭の中学生を支援する仕組み
2)中学卒業後から青年期において、様々な問題に直面する親や子にとって、いつでも相談できる先、場づくり
3)NPO等、民間の支援団体との連携、情報提供の仕組みづくり