現在のメンバーによる最後の議会報告会を、明後日・18日(土)午後2時から市民センターで開催します。
今回は、12月議会や委員会ごとの視察報告を行ったあと、「議会のこと伝わってますか?もっと知ってもらうには?」と題して、議会の広報広聴機能を充実させるためのご意見やアイディアを出していただく場としたい、というのが企画趣旨です。
金曜夜ではなく、以前から比較的参加しやすいというお声をいただいている土曜日午後の開催としましたので、ぜひぜひご参加いただけたらと思います。
事前申込制は取っていません。会場の方は14時までに直接お越しください。オンラインの方は★ポスター画像にあるQRコードは以前のものですので、当日はコチラ↓↓↓からZoomにお入りください。★https://zoom.us/j/94655412515…
2014年4月に施行した議会基本条例で、議会として説明責任を果たすと共に、様々なテーマで市民の皆さんの声を聴くための場として開催を決め、9年間継続してくることができました。
コロナ前は金曜夜と土曜午後という形で2日間開くことが多かったのですが、コロナ禍では3か月ごとに1日開催としており、私のカウントでは今回で29回目です。
コロナ感染拡大で、2020年5月に初めて中止せざるえを得なくなりました。会場に集まっていただけなくなりましたが、その年の8月には「今できることをやろう!」という横尾広報広聴委員長の呼び掛けでyoutubeによる動画配信にトライ。予算ゼロなので手持ちの機器を持ち寄ってスタートし、11月、翌年の2月、5月と継続しました。
しかし、一方通行の動画配信では、広報はできても広聴はできません。双方向のやり取りを実現したいと、2021年8月の回からZoomを活用。この時と11月は、Zoomをうまく回せる自信がなかったので、ご意見やご質問はチャットで送っていただいて司会が紹介する方法を取りました。
そして2022年2月、私たちとして最も重視したい意見交換会を行うためには「ブレイクアウトルーム機能」を使ってグループトークを行うしかない、ということで初挑戦。各常任委員会に分かれて、恐る恐るのトライでしたが、結構やれることがわかりました。
子育てや介護などのために、関心はあっても会場開催は難しかった方たちや、会場に足を運ぶほどではないけれどオンラインならちょっと覗いてみようか、という方たちがご参加くださり、年齢層が広がりました。九州や関西や東海等の市議会議員さんたちや、他の自治体の市民の方もオンラインだからこそ参加くださり、情報の幅が広がっていろんな話ができたことに好評をいただきました。
参加いただく方があって初めて成り立つ会であり、トライ&エラーで少しずつ修正を重ねて前へ進んできた感じです。
全国には、市民の声をもっと様々な方法でキャッチしたり、議会へ物申すモニター制度を取ったり、幅広い世代が読みたくなる議会だよりにチェンジしたり、デジタルのチカラをフル活用したり…と、さらに先を行く広報広聴活動を展開している議会が続々と出てきます。
4月の選挙後にどのような議会構成となるかはわかりませんが、市議会として広報広聴機能の向上を目指すことは、市議会自らが定めて議会基本条例に明記してあります。
市議会は絶えず15万市民の中にある「開かれた場」ですので、ぜひぜひ遠慮なくどんどんご意見をお寄せいただき、共につくっていただければと思っています。