本日、市長より招集告示があり、来週21日(火)に3月定例議会が開会することが正式に決まりました。
地方自治法上、定例議会を招集する権限は議長にはありませんので、市長が招集告示を行い、それを踏まえて議長が全議員に招集通知を出す、という仕組みになっています。小難しい話で恐縮ですが、これ結構大事なポイントで、この権限を議会側に持たせるように全国都道府県議長会、市議会議長会、町村議長会が国に働きかけてきた経過がありながら実現していません。ですので、実質的に議会の意思でいつでも議会を開けるように「通年議会」「通年的議会」を導入している議会が増えています。
東村山市議会でも、2014年の議会基本条例施行時やその後にも導入への検討を進め、私はその急先鋒でしたが、多数派の形成に至らずに今日まで来ています。
前置きはこれくらにして…3月定例は、4月からの市民の生活を決定づける新年度予算案の審議を行うことから「予算議会」とも呼ばれ、年4回の定例議会の中でも最も重要な議会として扱われてきました。
会期は2月21日(火)~3月27日(月)で、日程は次の通りです。
議案は市長提出議案が12件+人事案件1件、市民からの陳情が新たに9件提出されました。
今回は市長の施政方針説明に対して、3人以上の会派が代表質問を行います。
一般質問の通告書を出していない3人…自民党:小町明夫議員、公明党:渡辺英子議員、共産党:山口みよ議員が行うものと思われます。これが2月27日(月)です。
一般質問は、定数25人から土方議長と上記3人を除いた21人が通告書を提出しました。質問に立つ日、議員名、タイトルの一覧をアップします。
2月28日(火)、3月1日(水)、2日(木)の3日間に7人ずつ。3月と9月は議席番号の大きい順に行いますので、議席番号9番の私は3月1日の7人目に決まりました。
お題は「こども基本法制の施行へ準備は整ったか?」と「東村山市の障害者差別解消は進んだか?」の大きく2つです。通告書は別記事でアップします。(※以下敬称略)
1日目:(25番)さとう直子~(18番)村山じゅん子
2日目:(17番)石橋光明~(9番)佐藤まさたか
3日目(8番)横尾たかお~(2番)鈴木たつお
4つの常任委員会と特別委員会は3月6日(月)~9日(木)に開催。
新年度予算の審査を行う予算特別委員会は3月13日(月)から4日間連続で16日(木)までの予定です。
4月23日(日)には市長選挙と同時に市議会議員が行われるため、現在の25人による最後の定例議会となります。
一般質問は今回もぎりぎりまであれこれ考え、締切間際に通告書を提出しました。私にとっての一丁目一番地を選び、悔いの残らない中身としたつもりです。
尚、今議会から、コロナ禍で続けてきた傍聴への制限をほぼ解除します。万が一の際にご連絡を差し上げる可能性が残ることから、お名前とご住所の記載は引き続きお願いすることなったことはご容赦ください。
私の一般質問は3月1日(水)の16時頃からではないかと思います。ネット配信をご活用いただくことはもちろんありがたいのですが、傍聴席から見る議場は全く違うものが見えて来て結構面白いものです。私の時でなくても構いませんので、4年間に一度くらいは足を運んでいただき、ご自身の目で見て、いろいろ感じていただければな…と思っています。
行政の皆さんにも大変お世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。