子どもを真ん中にした社会へ変えていくために 研修会参加記①

一昨日(2月11日)&昨日(12日)と、「地方自治と子ども施策」全国自治体シンポジウム2022明石に参加してきました。

いろいろ立て込んでくる時期で少し迷いましたが…

長年追いかけてきた私にとっての最重要テーマであること。今年19回目を迎えるこのシンポジウムには出来る限り参加して自分自身の情報を更新して来たこと。そして何より、全国のどの自治体よりも本気の子ども施策を展開し続けている明石市で、命がけで牽引されてきた泉房穂さんが地元で市長として登壇される最後の機会になるであろうこと等々。これはどうしても外せない場だと判断しました。

2日間、講師陣や実践報告をされる方たちはすごい顔ぶれで、子どもをど真ん中にした社会へ変えて行こうという主催者側の意気込みが伝わって来ました。

初日はまず、「こども基本法・こども家庭庁と今後の自治体の子ども施策について考える」をテーマに、野村武司東経大教授の基調講演。

続いて、平野裕二さん(子どもの権利条約総合研究所運営委員)による「子どもの意見の反映」についての国際的動向。

泉房穂明石市長による熱き報告「こどもを本気で応援すれば、まちのみんなが幸せになれる」。

そして森田明美東洋大学名誉教授による「子ども施策における子どもの権利の具体化とまちづくり」と、泉さんと森田さんによる対談と続きました。

子ども基本法の施行を目前に控えたこの時期の開催。会場は全国からの参加者でいっぱいで、オンライン参加者を含めると900名と言っていたと思います。

散会後にはオプションで、明石駅前の再開発ビルの4~6階の公共施設見学へ。ここを初めて訪ねたのは2018年8月のこと。

前年に開館した施設を泉市長ご自身が熱い説明を加えながら案内くださいましたが、駅前の活気も含めてまだこれから…という感じもしていました。厚生委員長だった翌年には、障害者差別解消の取組みを学びに委員会の視察でも訪れた場所。

ところが今回3年半ぶりに歩いてみると、どの階も利用者がたくさんいて、中高生の居場所として開設された5階のユーススペースも子どもたちが自由に過ごしていました。駅ビルにも、スタバはもちろんのこと、有名高級チョコレート屋さんや人気の服屋さん、雑貨屋さんなどが入っていて人でいっぱい。活気あふれる駅周辺になっていました。

泉市長、今回も直々のご案内、どうもありがとうございました!

終了後、一人で魚の棚商店街へ向かい、たこ磯さんで明石焼きを食べて、腹ごなしに路地裏を歩いていたら明石港に着きました。淡路島への船が出ているのですね。

2日目は次の記事にします。

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