議会としての責任とは(その1)

昨日の一般質問3つのテーマのうちの一つ「所沢市ところバスの多摩湖町乗入れ」については、6月議会で公明党会派代表の石橋光明議員と私が、今議会では自民党会派代表の熊木敏己議員と同じく自民党の蜂屋健次議員と私の3人が取り上げ、にわかに脚光を浴びることとなっています。
私は質問項目に入るに当たり、次のように自分の考え方を述べさせてもらいました。
質問と答弁は書き起こしをしてから後日アップします。
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貴重な機会に感謝【地方自治学習会in東浦】

昨日(8月24日)は、東海地区の議員さんや市民の方、インターンシップの学生さんを前に、お話をさせていただく機会をいただきました。
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プログラム
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敦賀市議の前川和治さん、小金井市議の白井亨さんという気鋭の若き政治家に挟まれての事例報告や質疑応答は、なかなかに緊張の場でございました。
が、三者三様の話の中にも、どうやって政治を身近なことと、自分ゴトと感じてもらえるかを日々真剣に考えて、様々なアプローチにトライしていることには共通のものがあると感じました。
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9月議会が来週火曜日から始まります!

決算書類
本日、渡部市長から招集告示があり、伊藤議長名でそれを知らせる招集通知がありましたので、9月定例議会が当初の予定通り来週29日(火)から開かれることになりました。
回りくどい言い方に思えるかもしれませんが、定例議会を招集する権限は市長にしかありません。
招集告示001
招集通知002
正式には初日の本会議で会期を議決し、日程を決めるのですが、予め次のようなスケジュールが組まれているので、余程のことがない限りはその通りに進みます。
以下日程です 続きを読む

文書質問に回答が来ました【所沢市「ところバス」の多摩湖町地域への乗り入れについて】

議会基本条例12条に基づき閉会中の文書質問を行ったところ受理され、私の質問書と市長名による議長宛の回答が市議会HPにアップされました
テキストを記事後半に掲載します。

文書質問の回答
2ページ目
テーマは、【所沢市「ところバス」の多摩湖町地域への乗り入れについて】です。
議長と市当局の速やかな対応に感謝申し上げます。

回答書を読んでみると、明後日(9日)開かれる「地域公共交通会議」での議論が極めて重要な意味を持つことが確認できます。

交通不便地域に公共交通が整備されることに反対する人はいません。
しかし… 続きを読む

学び合いの場~交流会議2017

おはようございます。
29日(土)30日(日)の2日間、「市民と議員の条例づくり交流会議2017」が全国から200名を超える方のご参加を得て終わりました。

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今回のメインテーマは「議会のチェック機能を本気で考える」

初日は「全国自治体議会の運営に関する実態調査2017 調査結果報告」と「議会選出監査委員のあり方」についての基調講演、パネルディスカッション。
2日目は3つの分科会「新公会計制度と決算審査」「シチズンシップ教育と議会」「議会基本条例を改めて学ぶ」と、ふり返りとシェアのための全体セッション。 続きを読む

介護保険事業の充実へ向けて

この6月の新たなメンバーでの厚生委員会スタートにあたって調査事項としたのは、来年4月から3か年の「第7介護保険事業計画」。
現在進行形の第6期計画(平成27~29年度)の到達度と課題をしっかり理解した上で、今後とりわけ注力して進めるべき課題についてを先進事例等も学びつつ議員間で議論し、12月議会最終日を目途に委員会としての意見をまとめていきたいと思っています。

私自身、これまで子どもや障がい者の課題については自分自身のテーマとして力を入れて追ってきたつもりですが、高齢者福祉については、予算規模も既に大きく、取り上げる議員も比較的多いことから、自分の優先順位としては低めでやってきたというのが正直なところです。
しかし今回は所管の委員長。
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あれ?…ニュースレター71号を配り始めました…が

駅頭でお渡ししても邪魔にならないようにと考え、ここのところA4を二つ折りにした4ページ仕立てで作っているニュースレター。
今朝は東村山駅西口のいつもの場所に初電前の4時50分から、普段の8時半を延長して9時まで立ち、282人の方に手に取っていただくことができました。
お忙しい時間にお声掛けくださった方、どうもありがとうございました!
71号(2017年7月1日)P.1

71号(2017年7月1日)2面

71号(2017年7月1日)3面

71号(2017年7月1日)4面
ゲラは自分で目いっぱい4ページを使って作って、WEB入稿し、印刷上がりを待って…もちろん何度も見直したはずでしたが。
昨日3,000枚届いた現物を見てから、はたと気が付きました。

自分の顔写真がどこにもありませぬ(>_<)
あまりトップ面に顔が目立つのは好まないので最終面に入れることが常でしたが……ゲラをいじっていて一旦外したつもりが……あぁ、どこにもない。

手渡しの場合は問題なしですし、名前も連絡先も入ってますが、時間を見てポスティングしようと思っているので、殆どの方には誰のニュースなのピンとこないでしょうね…。
ま、仕方ない。次から気をつけることにして…明日はどこの駅頭へ出向きましょうか?

いじめ防止条例制定を目標に

3年前に施行した議会基本条例の第14条2で、議会による政策提案を進める機関として「政策研究会を設けることができる」と定め、昨年10月全7会派から有志の議員11名が参加して「いじめで泣く子を出さないために」をテーマに設置。
以後ほぼ毎月1回のペースで、以下のように学習会や意見交換を重ねてきました。

①10月…「いじめの構造を改めて知る・考える」 講師:石橋議員(研究会座長・元公立小学校長)
②11月…「当市のいじめ防止対策の取り組みと現状について」 講師:青木当市教育部次長
③12月…委員間で意見交換
④ 2月…「いじめ問題についての一考察」 講師:美谷島正義氏(東京女子体育大学教授)
⑤ 3月…委員間で意見交換
⑥ 4月…先進自治体に学ぶ「立川市いじめ防止条例」 立川市教育委員会へ出向く
⑦ 6月…周辺自治体でいじめ対策の附属機関の委員等を務める若手弁護士2人を招いての公開学習会
※その他自主研修…公益社団法人子どもの発達科学研究所「学校安全調査」/文科省国立教育政策研究所「いじめ問題国際シンポジウム」/磐田市教育委員会へ視察「学校安全調査の実際」等

当初は今年6月でひと区切りをつける予定でしたが、4日(火)にメンバーで集まりを持って意見交換した結果、立川市への視察や弁護士さんを招いての学習会等を通じ、「いじめ防止条例」を制定することが望ましいという合意ができましたので、来年3月まで活動の終期を延長して「(仮)東村山市いじめ防止条例」の研究・検討に入ることにしました。
公開学習会1
公開学習会2
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速報!6月議会の賛否一覧

6月議会が終わりました。
先週木曜日の政策研究会も、一昨日の子どもの貧困対策センター「あすのば」2周年も、早くアップせねば…なのですが、取り急ぎ本業の方から記事にします。

議案は少ない議会でしたが、正副議長以下の人事が入れ替わり、久しぶりに常任委員長を務めることになったり、議会報告会と議会だよりを掌る広報広聴委員会、いじめ問題を追う超党派の政策研究会もなんかかんか準備と調整が必要で…慌ただしくも新鮮な毎日でした。
今日は登壇して厚生委員会の委員長報告も端的に行いました。

ということで、閉会後恒例、今議会で議決した全議案に対する全議員の賛否一覧を今しがた作成し、画像としてアップします。
賛否一覧
で、一番上の議案の私の欄が「退」となっているワケをご説明します。
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「いじめで泣く子を出さないために」 議会発の公開学習会を開きます

いじめ防止対策推進法の施行から4年。自治体毎に対策が進められ、東村山市でも平成26年に策定された「いじめ防止等のための基本的方針」に基づいた様々な取組みが進められています。
一方、大変残念なことですが、悲しいニュースは全国的に後を絶たず、子ども一人ひとりの人権が真に尊重されるための体制整備や取り組みが急務な状況です。
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東村山市議会の政策研究会「いじめで泣く子を出さないために」は、議会からの政策提案を進める仕組みとして「議会基本条例(26年4月施行)」第13条に基づいて設置したもので、全ての会派(7会派)から11名の議員が集まって、昨年10月から毎月1回のペースで学習、視察、意見交換等を重ねています。

今回は、東京近郊の自治体において「いじめ対策」に関する審議会や委員会の委員を務め、子どもたちの問題に精通しておられる若手弁護士お二人を招き、法律の専門家から見た「いじめ問題」の実態や「対策」のあるべき姿についてお話いただき、互いに学びを深める場にできたらと考えています。

政策研究会の活動の一環として開催しますが、せっかくの機会ですので公開学習会とし、他の議員や市執行部、関心をお持ちの市民の方にもご参加いただける場といたしました。ご参加お待ちしています。
※今後の対策のあり方を学び合う場ですので、個別のご相談をお受けすることはできません。ご理解ください。

【日時】平成29年6月15日(木) 午後7時~9時
【会場】東村山市民センター2階第1会議室
【講師】木村真実弁護士(立川市いじめ防止対策審議会委員・青梅市第三者委員 他)
/橋詰 譲弁護士(志木市いじめ防止対策委員会委員・国分寺市調査委員 他)
【費用】無料 ※事前申し込み不要

【主催】政策研究会「いじめで泣く子を出さないために」
代表)石橋 博
※お問合せは議会事務局(042-393-5111・松﨑)までお願いします。

最前線を学べる場に感謝!~全国学童保育指導員学校

今日(6月4日・日)は午前中に社会福祉協議会で開催された福祉バザーに少しお邪魔した後、大東文化大学板橋キャンパスへ向かいました。
全国学童保育指導員学校に参加するためです。
本当は最初から行って基調講演も聴きたかったのですが、学童保育をめぐる最新の情報が得られる第20分科会「学童保育と指導員をめぐる情勢と課題」だけでも…との思いで東武練馬駅からの道を急ぎました。
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3時間の前半は、全国学童保育連絡協議会会長の木田保男さんによる厚労省の動きや全国のデータ等、最新事情のお話。
そして後半は、分科会に集まった30名ほどの方たちから、それぞれの自治体での実情が語られました。

現場からSNSにアップした投稿を整理して以下記します。
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明日から一般質問~私は31(水)の3番目

東村山市議会は、明日(5月30日)から3日間は一般質問です。
議員24名中、通告締切(5月16日)の段階で議長だった肥沼茂男議員と、怪我のため通告しなかった矢野穂積議員と、今議会初日に議長に就任した伊藤真一議員以外の21名が行います。
今回は議席番号の若い順からで1日7人ずつ進みますので、12番の私は2日目(5月31日・水)の3人目。同日の11時半くらいからになるのでは…と思われます。

今回のテーマは大きく次の3つです。
1.「生きることの包括的支援」としての自殺対策
2.希少動植物が息づく北山公園と周辺の整備について
3.コミュニティバスの路線拡充は公平性と十分な裏付けを持って

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もしお時間がありましたら傍聴にいらしてください。
傍聴手続の際にお名前やご住所の記載は不要になっています。
インターネット中継ももちろん行っています。

質問通告書は市議会HPからご覧いただけますがPDFファイルなので、こちらにテキストとして全文アップします。

【1】「生きることの包括的支援」としての自殺対策
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さよう決しました。

4つの常任委員会(政策総務/厚生/都市整備/生活文教)と議会運営委員会の新たな正副委員長が集められ、委員会運営の要諦についての確認を行いました。
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私自身は議員として2期目の後半(2009年~2010年)の環境建設委員会(現在の都市整備)以来の委員長職であり、厚生委員会は初となります。

議事次第、請願・陳情の扱い、所管事務調査、資料請求、視察等々、委員長として把握しておくべき事項は確実に押さえた上で、6人の委員会委員で少しでも深い審査、熟議を行うためにはどうしたらよいのかを常に考えながら進めていきたいと思っています。

議員になる前に携わっていた保育・子育て支援分野だけでも、法や制度は年々歳々変遷を重ね、庁内の所管も統合や分化を繰り返し、どの課がどこまでを守備範囲としているのかを正確に理解することはなかなか難しいと感じます。
そのため手始めに、私たちが委員として把握すべき全体像を明らかにして共有すべきと考え、そのあたりのことと、この先2年間に予定されている法や制度改正についての説明を、所管(私たちの場合は健康福祉部と子ども家庭部)から早い段階でしてもらえるように提案をしました。

それともう一つ。
委員会開催時の委員長の手元には事務局が作成してくれる「次第書」があるわけですが、その中にある言葉「さよう決しました」が、口にしていても聴いていてもどうにもしっくり来ないというかムズムズするというか…。
8年前の委員長の時も、途中からは努めて「そのように決定いたしました」「そのように決めさせていただきます」という風に自分なりに言い換えるようにしていました。
今日の会議では、「今では国会や都議会も平易な言葉で進めていることが多いので、今回もそのようにしたいと思っている」と発言しました。
事務局として判断できる細かい言い回しなどはわかりやすいものに少しずつ置き換えてきているので、全体的にどうするかは今後改めて協議できれば…と局長。

議会が少しでも身近なものに感じていただけるよう、小さなところにも気を配って、少しずつの改善を重ねていきたいと思います。

【速報!】新たな議会人事が決定!厚生委員長として2年間頑張ります!

昨日開会した6月定例議会。
議員任期4年間の折り返しにあたり、正副議長や委員会の委員長等が新たに決まりました。

そもそも議会人事の任期は法律上は議員の任期と同じ4年です。
しかし実際には4年間変わらない議会は殆どないと思われ、1年ごとに交代する議会もあれば、折り返しの2年でという議会もあります。
東村山市議会は昔から2年です。

以下、結果です。

◎が当選者(いずれも敬称略)

投票の秘密はもちろん守られますので、誰が誰に入れたのかはわかりません。
が、ところどころ興味深い結果だなぁ~と思いつつの一日でした。

◆議長選挙…◎伊藤真一17票/矢野穂積7票
◆副議長選挙…◎小町明夫16票/おくたに浩一8票
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明日から6月議会です!

一気に夏の暑さが到来。でも明日から6月定例議会。
バテているわけには行かないので、気合い入れて頑張ります。

ということで、明日は9時から議会運営委員による協議会を開いて議事日程を確認。9時40分からは初日恒例の議場でミニミニコンサート。

そして今議会は4年任期の折り返し期にあたるので、議会内人事を一新するための手続きに入ります。
10時開会後のおおまかな流れを、これまで3回の経験から思い出してみると…

議長が開会を宣して会期等を諮って決めると、一旦休憩
⇒副議長が登壇。現議長から辞職の申し出があった旨が報告され、認めるかどうかの議決
⇒議長選挙、新議長選出
⇒新たな議長が決定して登壇
⇒現副議長からの辞職申し出が報告されて、認めるかどうかの議決
⇒副議長選挙、新副議長選出
⇒議長が4つの常任委員会の委員と議会運営委員会委員を指名
⇒休憩とし、委員会室へ移動して委員会毎に正副委員長選挙
⇒本会議場に戻って、各正副委員長を議長が報告
⇒一部事務組合(昭和病院、多摩六都科学館、4市競艇、11市競輪)の議員選挙を順次
⇒その他、各種審議会等の委員を議長が指名

と、ここまで進んでから、初めて市長による所信表明、議案審議へと入っていきます。

今日の午前中、7つの会派代表が議長のもとに集められ、議長として調整をしてきた各委員会委員の案が示され、多少の修正がありましたが、各会派ともおおむね受け入れました。
正副議長選挙については、過去2回行なってきた議長選挙前の予定候補による所信表明会をやらないことにしてしまいましたが、今日の集まりで、議長候補には伊藤真一議員と矢野穂積議員、副議長候補には小町明夫議員と奥谷浩一議員の名前がそれぞれを推す陣営から出されました。
誰が議長、副議長になっても、決まったからにはそのもとで、市民のために真面目に汗する議会を全議員の力でつくっていく2年間にしたいと思っています。

6月議会に提案されている議案、市民からの陳情などは、市議会HPをご覧ください。
★東村山市議会HP★