4つの常任委員会(政策総務/厚生/都市整備/生活文教)と議会運営委員会の新たな正副委員長が集められ、委員会運営の要諦についての確認を行いました。
私自身は議員として2期目の後半(2009年~2010年)の環境建設委員会(現在の都市整備)以来の委員長職であり、厚生委員会は初となります。
議事次第、請願・陳情の扱い、所管事務調査、資料請求、視察等々、委員長として把握しておくべき事項は確実に押さえた上で、6人の委員会委員で少しでも深い審査、熟議を行うためにはどうしたらよいのかを常に考えながら進めていきたいと思っています。
議員になる前に携わっていた保育・子育て支援分野だけでも、法や制度は年々歳々変遷を重ね、庁内の所管も統合や分化を繰り返し、どの課がどこまでを守備範囲としているのかを正確に理解することはなかなか難しいと感じます。
そのため手始めに、私たちが委員として把握すべき全体像を明らかにして共有すべきと考え、そのあたりのことと、この先2年間に予定されている法や制度改正についての説明を、所管(私たちの場合は健康福祉部と子ども家庭部)から早い段階でしてもらえるように提案をしました。
それともう一つ。
委員会開催時の委員長の手元には事務局が作成してくれる「次第書」があるわけですが、その中にある言葉「さよう決しました」が、口にしていても聴いていてもどうにもしっくり来ないというかムズムズするというか…。
8年前の委員長の時も、途中からは努めて「そのように決定いたしました」「そのように決めさせていただきます」という風に自分なりに言い換えるようにしていました。
今日の会議では、「今では国会や都議会も平易な言葉で進めていることが多いので、今回もそのようにしたいと思っている」と発言しました。
事務局として判断できる細かい言い回しなどはわかりやすいものに少しずつ置き換えてきているので、全体的にどうするかは今後改めて協議できれば…と局長。
議会が少しでも身近なものに感じていただけるよう、小さなところにも気を配って、少しずつの改善を重ねていきたいと思います。