午後一番は、1人会派4名(赤羽、大塚、三浦、佐藤)で肥沼議長に対して12月3日付で提出した「要望&提案」について、代表者会議(正副議長、自民、公明、共産、良会)のメンバーと私たちの協議の場が持たれました。
今日は改めて私たちの思いを伝え、4会派からの現段階での意見を聴きました。次回は年明け早々に行います。
「要望&提案」は以下の通りです。
東村山市議会議長 肥沼 茂男 殿
一人会派4名としての要望と提案
「議会改革を進めてきた最大の成果である信義を相互に踏まえ、
議会運営委員会は各会派から1名ずつによる構成としていただきたい。」
議会運営委員会は文字通り議会の運営について協議し、合意を図る場であり、市長との距離感(いわゆる与党・野党)とは本来関係のない話であり、ぜひ分けて考えていただきたいと思います。
議会基本条例制定を進める特別委員会では、議会改革に与野党なしという基本を互いに確認して議論を丹念に重ねてきました。そして二元代表制にもとづく議会の役割と責任を明記した条例(案)の完成に至りました。
これは、党派会派を超えて相手の考えにまず耳を傾け、自らの意見も述べ、合意できる点を粘り強く模索するという営みの連続が生んだ、東村山市議会としての最大の成果に他なりません。
約2年半にわたって委員相互の信頼感を確かなものにできた事実を、今後の議会運営の基本に据えることこそが、今の私たちだから可能となったことではないかと思っています。
各会派から1名ずつで構成による委員会に対して、議長からの諮問や提案が行われ、委員間で協議し、できれば全員一致での結論を得られるよう、私たちも努力を惜しまない所存です。
その上で、仮に一致できない案件があれば、議決が必要となるかもしれませんし、その場合は多数決での決着もあり得るとは思います。
最終的には、議会運営委員会の集約結果を報告した本会議において全議員による議決をとれば、議会としての意思を正確に示したものとなります。
議会運営委員会は法定委員会ですので、会期決定や議案付託、発言時間等々に関する協議については、原則公開で行い、相手を尊重した議論を重ねることで、より望ましい結論を得ることができるものと思います。
この提案については、現在の形態を大きく変えることになるので、異論があるかもしれません。
そこで、まずは改選までの期間に限って試行いただくことを提案いたします。
考え方に大きな差異のあった事項についても、議論を重ねて可能な合意を図ってきた特別委員会での2年半の取組みを信じ、ぜひ私たち少数会派の覚悟についても受け止めていただきたい。
平成25年12月3日
東村山市議会
赤羽洋昌(みんなの党) 大塚恵美子(東村山生活者ネットワーク)
三浦浩寿(新生保守の会) 佐藤真和(ちゃんと変えよう!東村山)