東村山市議会として3か月に一度、2日間ずつ開催して3年目に入る「議会報告会」。
いよいよ今週末に迫ってきました。
1)5月13日(金)午後7時~9時 東村山駅西口サンパルネホール
2)5月14日(土)午後2時~4時 秋津公民館
2日間とも基本的には同じ内容で行いますので、ご都合のつく方へぜひぜひいらしてください。
前半は3月議会で審議された議案や陳情についての報告を、後半はグループに分かれた形で意見交換会を行います。
報告部分が長くて固い、というご指摘を多く受けてきたので改善を図り、後半は「住みたくなる、住み続けたくなるまちにするにはどうしたらいいでしょう?」というテーマについて、ざっくばらんに話し合っていただける場にしてまいります。
決して怖くもないですし、多分思ってらっしゃる以上に楽しい雰囲気ですよ…と本当に感じていただけるよう、議員と事務局で日々準備を重ねています。
あれを造ります、これを建てます、などという利益の分配を気前よくやっていた時代はもう来ないだけでなく、これまで続いた事業を縮小したり廃止したりしなくてはならないことも出てきています。
超少子高齢、人口減少社会を迎える中で、「うまくいったことは自分たちの手柄にし、そうでないことは市長や国や他の会派や議員の責任にする」なんてことを無責任に続けている議会だったら、おまえらみんな要らん!と言われても仕方ありません。
優先順位を厳しく精査しなくてはならない時代を迎えた今、議会が幅広い皆さんの声を反映して、少しでも納得度の高い答えを出していくことが強く求められていると私は考えています。
「会派を超えて議会として市民に対して説明責任を果たし、議会として皆さんのご意見を伺う」という場は、私が議会に入った頃には考えもつかなかったですし、全国ほとんどどこにもありませんでした。
今では過半数の地方議会で行われるようになりましたが、それでも3か月に一度、2日間ずつ継続している議会はほとんど見当たりません。
開けばいいというもんではない、というご意見もなくはないですし、3か月ごとにサイクルを回すのは簡単なことではありません。
が、小まめに開催することで、うまくいかなかったことは3か月後にすぐに修正することもできますし、対話を継続することも可能なのだと思っています。トライ&エラーを重ねながら、市民の皆さんと議会の距離を縮めたいですし、一人でも多くの方に「自分ゴト」だと感じていただきたいと思っています。
皆さんにご参加いただき、率直な声を寄せていただくことこそが、次へつながる意味ある場をつくっていくチカラになります。
今回もこれまでの成果、課題を踏まえた改良を施しての開催です。
お忙しいとは思いますが、ぜひ会場へ足をお運びください。