本日は10時開会で、行政報告1件を聞き置き、議案2件を賛成多数で可決、所管事務調査事項はさらに継続としました。
行政報告「子宮頸がんワクチンに関する情報提供について」「積極的勧奨は行わない」としている子宮頸がんワクチンですが、対象者とその保護者に対し、子宮頸がんという病気と、ワクチンとそのリスクについても知ってもらうため、リーフレットを送付する。厚労省から届いている「詳細版」に当市の連絡先等を加えた上で、小6~高1のうち最後の年代である高1の年代へ12月中旬には送りたい、とのことでした。
「積極的勧奨はしないと言いながらリーフを配るというのはどういう方向性なのか?」という質問に対して、当市としては、正しく知ってもらうことが重要であると共に、接種に伴って重い副反応症状が出たケースもあることにも触れた市としての文書を同封するとのことで、国の方針も引き続き積極的勧奨は差し控えることに変わりはない、との答えでした。
議案73号「介護保険条例の一部改正」
地方税法の改正に伴って延滞金の名称を変更することが趣旨で、質疑と答弁から、条例改正に伴う市民への影響はない、とのことでした。反対、賛成それぞれ2名が討論を行い、横尾、下沢、木村委員が賛成、浅見、朝木委員が反対とし、賛成多数で可決しました。反対の趣旨は、市民への影響がないことはわかったが、そもそもの延滞金の率が高過ぎることが問題だ、というものでした。
議案74号「国民健康保険税条例の一部改正」
地方税法の改正に伴って、国保税の減額に関する軽減判定基準額の算出について、従前の減額割合を適用するために何点か整理する、というものでした。質疑の上、賛成討論を1名が行い、全委員の賛成で可決としました。
所管事務調査事項「実効性ある受動喫煙対策について」
今年3月議会から継続しているテーマですが、前回までの議論を踏まえて横尾副委員長が「アンケートフォーム案」を提示してくれたものを中心に協議しました。「WEBアンケートでどれだけの数が集まるのか?」「他自治体の事例を調べれば事足りる」という委員もいましたが、既に多摩市さんには調査依頼を掛けてきましたし、議会としての意見をまとめるためには、少しでも多くの市民の意見を聴いていくことが重要という意見から、年明けには実施できるように進めていきたいと考えています。
委員長を務める委員会が今日終わったので少しホッとしていますが、明日はまちづくり環境委員会、明後日は議員報酬及び政務活動費に関する調査特別委員会と続きます。