【6月議会閉会!全議員の賛否一覧と公園条例】

昨日(6月17日)午後5時少し前に、6月定例議会が閉会となりました。

今議会で審議し、結論を出した議案や陳情は全部で19件。

その結果を速やかに一覧表にしましたので、アップします。あくまで初日と最終日の議決に際して私が目視してメモした結果なので、もしかすると誤りがあるかもしれません。その場合はその旨を書いて訂正します。尚、議会として公式の一覧表は、市議会だより8月15日号の最終面に掲載します。

3月議会までとの違いは…①議長が熊木敏己議員から土方桂議員に代わり、議長は採決に加わらないので、変更してあります。②今年度から会派は複数議員で…とルールが変わったので、従来の一人会派は「会派に属さない議員」となってます。③私も所属していた会派「つなごう!立憲・ネット」は4月末で解散したので、白石、かみまち両議員と私は、それぞれ「無」扱いになっています。

これら19件の中で最も時間が割かれたのは「公園条例の一部改正」でした。

改正の目的は、1.これまで市直営で管理運営してきた市内の公園に指定管理者制度を導入できるようにする 2.ParkPFI制度(民間事業者のノウハウを活かした新しい公園づくり)を可能とするの大きく2つでした。

今回の対象となる168か所のうち、「都市公園」は北山、天王森、萩山、熊野、稲荷、せせらぎの郷など18か所、「児童遊園」が19か所、宅地造成に伴って事業者から提供を受けて市が管理運営している「仲よし広場」120か所弱、緑道・緑地等が約10か所。昨日の本会議で賛成多数で議案を可決したことによって、これらの管理運営を来年4月から民間事業者に託すことが可能となりましたので、市は事業者公募、選定に向けた動きを本格化し、秋には決定し、12月議会には指定管理者をここにしたいという指定議案が提出されてくるはずです。

この件は、3月の代表質問でも時間を割いて市長の見解を重ねて問いましたが、今回の条例改正議案は当該の委員会委員ではなかったので、昨日の本会議で委員長報告に対して質疑をした上で、改めて見解を述べ(討論)、賛成としました。

持ち時間に限りがあっために要点のみの討論となりましたが、以下が発言した全文です。

《本議案に賛成をいたします。ParkPFIの当初の対象に、地域住民が主体的に行政とつくってきた公園や、里山の自然環境を大事にしてきた公園を含めなかったことも、それぞれの歴史や経過、市民との関係性等を考え、諸計画における位置づけを踏まえたものとして大いに評価したいと思います。

3月議会の私の代表質問に対して、「指定管理者に任せっきりにしない」と市長が答弁され、本議会の委員会における審査でも「そんなことは決してしない」という所管の強い決意を感じました。

長年にわたって公園管理に携わり、自然、人、地域協働、居場所づくり、造園、土木等々、高い専門性をもった民間事業者が複数でパートナー関係を結んで進める西東京市や狭山公園等の東京都の取組は多くの成果を上げています。

市民から寄せられる苦情も含め、公園に関する多くの課題に対応することが一義的になっていた状態から、そこへ踏み出すことに対して、これまで公園づくりに携わって来られた市民の方たちはおおむね賛意を示しておられると受け止めており、私自身も同感であります。

公園を核とした地域づくりが進むよう、自然と人のつながりを大切にした施策展開に、大いに期待しています。

それでもなお、恩多稲荷公園や北山公園や熊野公園に携わって来た方たちから聞こえてくる不安は、最初に申し上げた「指定管理者に任せっきりにしないですよね?」ということだと受け止めています。

市としての明確な方針を、と3月議会でも申し上げましたが、何かたいそうなものをイチから作らなければならないということではなく、議会において説明してきたことを整理し、明文化することで、「東村山市は指定管理者にどの事業者がなっても、このことはずっと大事にしていきますよ」というメッセージになると思います。ぜひ取り組んでいただきたい。

本条例改正後も、緑と公園課として顔の見えている方たちとの丁寧な対話を決して欠かすことなく、信頼と安心の中で事業者選定と来春の事業スタートを迎えられるよう、引き続き力を尽くしていただくことを強く求めて、討論とします。》

3月議会代表質問の動画はコチラからご覧いただけます。https://smart.discussvision.net/…/Web…/rd/speech.html…

1時間15分のうち、冒頭から18分30秒あたりまでがこの件についての私の質疑と市長の答弁です。

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