改善。だけど、どうなんだろう?

市は、★市役所内の飲料自販機の設置場所を借り受ける事業者を公募★しています。

これは長年にわたって市内の福祉団体が無競争で借り受けて、電気使用料以外の収益を活動費の一部にしてきた慣行に対し、数年前に朝木議員が「既得権だ」と指摘したことが大きく、段階的に競争原理を導入することになったものです。

この件については朝木議員の指摘ももっともだと思いましたし、他の団体も参入できるよう改善されるといいな…と思いました。

ところが…です。

既に本庁舎地下1階やいきいきプラザ等の自販機設置場所は公募による選定に移行していますが、現実には、他の市内団体ではなく大手ベンダー(自販機業者)が受注しています。

選定にあたっては公平性・公正性が求められ、市民の財産である公共施設内に自販機を設置して利益を得るわけですから、優劣の判断は最も高い値段で借り受ける事業者を選定する、ということになります。

市の財政や公平性・公正性からすれば適正化されたと言えると思います。

一方で、障害者優先調達推進法などを考えると、本当にそういう考え方しかないのかな…という思いも湧きます。期間を決めてかわりばんこに…というのはダメなのかな?

自販機の設置も管理も自前で行うので、実際には手を挙げる団体がどれだけいるのかもわかりませんが…。

どうお考えになりますか?

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