「女性議員が多いですね」

「東村山市議会は女性議員が多いですね」

視察にお越しくださった殆どの議会の方たちからそう驚かれます。

「どうしたら女性議員が増えますか?」と尋ねらることも多いのですが、国政政党が以前から一定の割合で女性候補を立てているのと、基本的に女性候補のみの生活者ネットワークの存在や、無所属でも絶えず女性が当選してきたことなどが要因であり、「議会として何か取り組んでいるというわけでなく、私が入った頃から結構多かったですよ」とお答えしています。

そこに自民党から2015年に初めて1人、2019年には2人目の女性議員が生まれたことが加わって、定数25のうち男性13人、女性12人となり、現在の48%になったと言えると思います。

これは、北海道江別市議会と並んで、全国に792ある「市」のうちでは最も高い割合です。
「内閣府見える化マップ」
https://wwwa.cao.go.jp/shichoson_map/?data=7&year=2021

町村や特別区を加えた「市区町村」1,741自治体で見ると、神奈川県大磯町議会が定数14人のうち男女7人ずつの50%なのでトップです、と申し上げてきましたが、念のために確認してみたところ…11月に行われた町長選挙に女性議員が出馬され、同時に行われた補欠選挙で男性議員が当選したため、男性8人、女性6人で42.86%に変わったようです。

これは数字で示せた方がいいな、と思ったので、過去の選挙結果を調べてこんな表を作ってみました。 

私が最初に入った時が既に3割を超えていたからかもしれませんが、この20年間で、男性だから、女性だからということを気にした記憶がありません。委員会の構成も、特に男女のバランスを…ということはないので、蓋を開けてみたら6人のうち男性が1人だけとか、その逆もあったりします。

世の中ほぼ半数…正確に言えば全国の総人口も東村山市の人口も、男性より女性の方がやや多いわけなので、国会も地方議会も社会を映す鏡として半々に近づくことが当たり前、なのですよね。

女性議員の割合が…なんて話をしなくなる日が早く来ることを願うばかりです。

さて、来春の選挙に向けて日夜動いている人も増えてきましたので私も頑張らねばなりませんが、同時にこれからも東村山市議会を知っていただくための基礎情報をできるだけお伝えしていこうと思います。

#データで見る東村山市議会
#佐藤まさたか

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