【速報】初日&2日目の様子と全議員の賛否一覧

昨日開会した3月定例議会。

開会前、午後1時半から「議場でミニミニコンサート」が3年ぶりに開かれ、「東村山昔話保存会」の3人の女性が、東村山に伝わる3つのお話…「強情島(廻田のお話)」「村の大運動会(野口のお話)」「だるま坂の観音様(久米川のお話)」を一つずつ語ってくださいました。よく響く温かな声にほっこりした気持ちになりました。どうもありがとうございました。最後に、代表を務める多摩みどり幼稚園の遠藤先生がご挨拶。語り部として小学校や地域へ出向いているそう。素敵な活動です。

その後、午後2時から市長による招集の挨拶があり、2時8分に正式に開会。

議会では、議事運営の手続きについて必要な議決を取りながら進めるのですが、今日はそこにフォーカスして結果を以下報告します。(敬称略)

それにしても、朝木議員が会期の決定に賛成しないのはいつものことであり、採決を棄権する判断もまま見てきましたが、立憲民主党を名乗る藤田雅美議員が会期の決定に反対したことに驚きました。理由はわかりませんが、通年議会にしろということかもしれません。でも、自ら提案も動きもせずにただ反対だけ唱えても何も始まりはしません。9年前の議会基本条例施行の頃、ぜひそうすべきだと考える私たち数名で動いてあと一歩のところまで行きましたが、反対意見が多くてまとまらなかったことがあります。

今日の宣言3件の採決も朝木議員と仲良く棄権。

4月の市長選挙に対抗馬を担ぎ出すそうなので、今の市長の宣言には乗れない、ということだったのでしょうか。いずれにしても、すっかり一心同体です。

では、昨日と今日の議事ダイジェストと全員の賛否をアップします。少し長いですがお読みいただけると幸いです。他の議会の方たちから見れば、どうしてこんなこと一つひとつに議決が必要なのか?と思われることでしょう。それは別の機会に書きます。理由を知っている議員も殆どいなくなりました。

○議長(土方桂議員) この際、これからの議会運営について申し上げておきます。地方自治法には、議会における「言論の品位」「議場の秩序維持」「議長の権限」がそれぞれ規定されており、議員には議長に注意を喚起するなど、議員、議長共々、権利、義務が規定されております。東村山市議会として確認しておきます。今後においては、さきの議会運営委員会で集約されましたとおり、議長権限でこうした規定を適用していくことに賛成の方の起立を求めます。
➡共産党5人、朝木、藤田以外が起立
○議長(土方桂議員) 起立多数と認めます。よって、そのように決しました。

○議長(土方桂議員) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本件は、会議規則第81条の規定により、議長において指名いたします。6番・小林美緒、17番・石橋光明議員の両名にお願いをいたします。※これは議決は不要です

○議長(土方桂議員) 日程第2、会期の決定についてお諮りいたします。本定例会の会期は、本日11月29日から12月22日までの24日間といたしたいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
➡朝木、藤田以外が起立
○議長(土方桂議員) 起立多数と認めます。よって、そのように決しました。ここで、市長より施政方針説明がございます。市長。

市長が登壇し、14時10分から令和5年度の施政方針説明を行いました。全文は市HPのコチラに既に掲載されています。冒頭、松谷いづみ副市長が3年間の任期を終えて今年度末をもって東京都へ帰任されるという報告があり、その後は新年度予算、主な事業等について、最後に「私は先頭に立って全力で頑張ってまいる決意です」と述べ、15時18分に終了。

○議長(土方桂議員) この際、効率的な議会運営を行うため、本日の議案等審議、つまり議事日程全てについて時間制限を行いたいと思います。これは、会議規則第57条「発言時間の制限」の規定によるものです。議案の審議については、本日と明日2月22日に及ぶことが予想されることから、この2日間の合計時間として、自由民主党市議団27分、公明党22分、日本共産党19分、会派に属さない議員はそれぞれ8分といたしたいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
➡朝木、藤田以外が起立
○議長(土方桂議員) 起立多数と認めます。よって、そのように決しました。

○議長(土方桂議員) 日程第3、議案第1号から日程第9、議案第10号までを一括議題といたします。提案理由の説明を求めます。市長。
○市長(渡部尚君) 上程されました議案第1号から第6号及び議案第10号の7議案につきまして、趣旨を中心に御説明申し上げます。

※提案説明

○議長(土方桂議員) 説明が終わりました。ただいま議題となっておりますそれぞれの議案については質疑通告がございませんので、お諮りいたします。会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付してあります付託表のとおり、政策総務委員会、厚生委員会、まちづくり環境委員会、生活文教委員会に付託したいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
➡朝木以外が起立
○議長(土方桂議員) 起立多数と認めます。よって、そのように決しました。

○議長(土方桂議員) 日程第8、議案第11号から日程第14、選任第1号までを一括議題といたします。議案第11号から議案第15号までについての提案理由の説明を求めます。市長。
○市長(渡部尚君) 上程されました議案第11号から第15号までの議案について、一括して提案理由の説明を行います。

※新年度予算案5件の提案説明

○議長(土方桂議員) 説明が終わりました。議案第11号から議案第15号までは質疑通告がございませんので、お諮りいたします。これら5件の議案は、委員会条例第6条の規定により、23人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託いたしたいと思いますが、賛成の方の起立を求めます。
➡全員が起立
○議長(土方桂議員) 起立全員と認めます。よって、そのように決しました。次に、選任第1号についてお諮りいたします。ただいま設置されました予算特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条の規定により、議長において正副議長を除く23人の議員を指名したいと思いますが、これに賛成の方の起立を求めます。
➡全員が起立
○議長(土方桂議員) 起立多数と認めます。よって、正副議長を除く23人の方々を予算特別委員会委員に選任することに決しました。

※正副委員長の互選 

委員長:駒崎高行16票/山口みよ7票 →駒崎が選任

副委員長:下沢ゆきお16票/朝木直子6票/藤田まさみ1票 →下沢が選任

○議長(土方桂議員) 予算特別委員会の正副委員長が互選されましたので、報告いたします。予算特別委員会委員長に駒崎高行議員、同副委員長に下沢ゆきお議員がそれぞれ互選されました。

※昨日はここまでで終了しました。そして今日。9時半に開会で議案6件の審議を18時過ぎまで行い、結論を出しました。

▶議案7号「東村山市わたしたちのSDGs推進都市宣言➡朝木、藤田が退席(棄権)し、22名の全会一致で可決

▶議案8号「東村山市男女共同参画市民宣言➡朝木、藤田が退席(棄権)し、22名の全会一致で可決

▶議案9号「東村山ゼロカーボンシティ宣言➡朝木、藤田が退席(棄権)し、22名の全会一致で可決

▶議案11号 令和4年度後期高齢者医療特別会計補正予算(2号)➡共産党5人、朝木以外の賛成多数で可決

▶議案12号 令和4年度介護保険特別会計補正予算(3号)➡共産党5人、朝木以外の賛成多数で可決

▶議案13号 令和4年度下水道会計補正予算(1号)➡朝木以外の賛成多数で可決

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