11日(月)10時過ぎに一般質問に立ちます

9月議会の一般質問、2日間が終わり、残すは月曜日(11日)のみ。

9時半開会で私は白石議員に続いて2人目なので、10時20分前後からの出番となりそうです。今回は大きく3題。

1.進むDXで市役所はどう変わる?どう変える?
2.どう取り組む?こども政策のパラダイムシフト
3.「予約型乗合交通」導入について問う

通告してある内容を以下にアップします。

1.進むDXで市役所はどう変わる?どう変える?

本年度は第5次行財政改革大綱 前期基本方針 第1次実行プログラム(3か年)の最終年度であり、この3か年の総括と次年度以降の検討が進められていることと思うが、大綱の策定時には想定しきれなかったスピードで進むAIの利活用等、DX(デジタルトランスフォーメーション)の取組みについては、次期プログラムへの的確な反映が求められると考える。

大綱の「序」の中でも、「東村山市でも、市民の手続きや、事業の立案及び効果検証に、ネットワーク、データ、AI等の技術の活用による生産性の向上が期待される。技術を駆使した利便性の高い社会の実現に向けて、デジタルトランスフォーメーション※6 を推進するとともに、それにより職員の作業時間の短縮と負担軽減を図ることで、困難を抱える市民に寄り添い、現在及び将来の社会の変化に柔軟に対応できるよう市役所も変化し続けていくことが必要である。」と述べられている。

そこで今回は、前期基本方針4-(1)「情報を収集、共有する」、4-(2)「市民の利便性、職員の生産性を ICT により高める」にスポットを当て、デジタルの活用を中心に状況を確認し、今後の取り組みが加速することを願い、以下質問したい。

1)前期第1次実行プログラムについて

① 「5つの基本方針」の進捗状況を概括的にご説明願いたい。

② 基本方針4の各項目(No.30 ~37)について、到達点と次期への課題を伺う。

2)実行プログラムでは触れられていない点について

① 電子契約の導入と拡大をどう進めるか。

② ChatGPT等の生成AIの利活用をどう進めるのか。

③ No.34 「情報インフラの機能向上、庁内のICT化推進」に関係すると思うが、庁内同士の電話対応の削減を図る必要があるのではないか。IP電話化されているので、実態把握は可能と考えるがいかがか。

3)DXの加速に向けて

① 「D(デジタル化)はX(トランスフォーメーション=変化・変革)のため必須の手段であり、Xを望まない現状維持派がDの最大の障壁です」とは、ある自治体の担当者から伺った言葉である。当市においてデジタル活用へ後ろ向きな所管は無いか。ChatGPT等の生成AI、音声認識による文字化技術等の積極的な活用をはじめ、全庁的にスピードアップした取り組みが進められるためには、どのようなことが大切になるのか。 

② デジタルのチカラで業務効率化を強力に進め、その分を人間の方が優れている、人間にしかできない業務にシフトさせることが今後不可欠になると考える。見解伺う。

2.どう取り組む?こども政策のパラダイムシフト

本年3月議会において、「こども基本法」に伴う当市の政策に関する議論をさせていただいた。当市のこども・若者政策が同法の趣旨に適い、真に時代に相応しいものとなることを切に願い、その際の答弁の「その先」を伺っていきたい。

① こども基本法第10条「市町村こども計画」について、新たな「子ども・子育て会議」の委員構成を確認すると共に、今後の進め方とスケジュールを伺う。

② 法第11条「こども施策に対するこども等の意見の反映」についてはその後どう議論されているか。

③ 教育委員会が所掌する市内小中学校、市の附属機関、社会教育関係団体等への周知や共有はその後どう進捗しているか伺う。

④ 教育委員会の【次代を担う子供たちに「いのちの大切さ」や「人を思いやるこころ」を培うために】リーフレットや、「親と子のこころの対話ー家庭教育の手引き」の見直し作業は進められるのか。

⑤ 以前から提起してきた「子どもの権利擁護にあたる公的第三者機関」の設置をぜひ検討、実現すべきと考える。見解を伺う。

3.「予約型乗合交通」導入について問う

「新たな移動手段確保の方向性に関する提言(令和4年3月)」を受け、従来の公共交通でカバーできない地域への対策として、新しい仕組みの導入に向けた準備が進められているが、現時点で疑問や不安を感じる点について頭出しをして、見解を伺っておきたい。

① 地域ごとの説明会参加者や関係者からはどのような意見が寄せられているのか。

② 今後の予定と、現時点で想定している課題はどのようなことか伺う。

③ 視覚障害者をはじめ、自力での移動が困難でタクシー利用が絶対的に不可欠な人たちの声はどう聴いてきたのか。どう反映させていくのか、伺う。

④ このプランは「やや困っている人」のためにはなっても、「真に困っている人」には寄与しないばかりかタクシー利用を一層難しくするリスクが懸念される。丁寧かつ慎重に進めることを求め見解を伺う。

コメントは受け付けていません。